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ロバート山本が、“神の左”山中慎介さんとタイマン勝負!?その結果は…

撮影:モリサキエイキ

Entertainment

ロバート山本が、“神の左”山中慎介さんとタイマン勝負!?その結果は…

ロバートの山本博さんが芸人として、パパとして、日常の気づきを綴る本連載。
第143回目は山本さんが“神の左”を持つ山中慎介さんとタイマン勝負!? その競技とは?

■「神の左」山中慎介さんとタイマン勝負!

先日、ボクシング元世界チャンピオンの山中慎介さんと対決してきました! そう、あの「神の左」と一対一のタイマン勝負……といっても、競技は「スマートフェンシング」。でも、これがすごく面白いんです。

きっかけは、吉本興業が始めた「クリスタルジム」の企画です。このジム、マヂカルラブリー・野田クリスタル君がプロデュースする、吉本芸人がトレーナーを務めるパーソナルトレーニングジムなんですけども、ボクシングやってる僕にもなにかお願いします、ということでリモートレッスンを担当することに。

そこで、ゲストとしてお招きしたのがプライベートでも仲良しだと、勝手に僕が思っている山中さん。現役当時、どんなトレーニングをしていたのか。さらにはチャンピオン時代のエピソードやプライベートなお話など、いろいろとお聞きしました。

すると山中さんから、「僕もYouTubeを始めたので、山本さん、そちらにも是非!」とオファーを受け、僭越ながら山中さんのユーチューブ「GOD'S LEFT TV」に出演させていただいたんです。今や芸人だけではなく、格闘業界にもYouTubeの波が押し寄せています。

そんな山中さんチャンネルでの企画が、「スマートフェンシング対決」。スマートフェンシングは、柔軟性のある剣と専用ジャケットを使ってフェンシングの疑似体験ができる、というもの。剣にはセンサーが内蔵されていて、専用ジャケットに剣の先端が当たるとセンサーが反応して、得点が入る仕組みです。
 

撮影:モリサキエイキ

■フェンシングを制する者はボクシングも制す!?

山中さんはこの「スマートフェンシング」の普及活動をされているんだそうです。はじめは、「なぜ、ボクシングの山中さんがフェンシング?」と疑問に思ったのですが、やってみて納得。実はステップワークを中心に、ボクシングと似ている部分がとても多い。

フェンシング特有の「突く」動作、そして、相手の突きを避ける動作は、腕を動かしているようで、実際に重要なのは足さばき。この「足の動き(ステップ)の重要性」がボクシングと一緒なんです。

ボクシングもよく、「一番大事なのは腕力でしょ」と誤解されがちですが、実は足さばきが重要。一瞬で間合いを詰めたり、離れたり、パンチを最大パワーでヒットさせたり、フットワークを制する者がボクシングを制するほどです。

思い出したのは以前、ロケでフェンシング体験をしたとき、「ものすごく筋がいい」と言われたこと。筋がいいのは、単純にボクシングの動きを応用できたからだと思います。山中さんがこのスマートフェンシングに目をつけたのも、この類似性の部分にあったようです。

というのも、ボクシングのスパーリングは、ヘッドギアをつけたりしても、場合によっては危険が伴うもの。なかなか初心者や現役退いたボクサーがすぐにできるものではありません。

でも、このスマートフェンシングを体験すれば、ボクシングにも重要な足さばき、そして相手との駆け引きを疑似体験できる。とくに、若年層に向けてボクシング的な動きを教える上で有効活用できるのでは、と感じました。

■「究極のワン・ツー」のプレッシャーを垣間見た!

さて、肝心の山中さんとのスマートフェンシング対決の結末について。僕も「フェンシングの筋がある」と言われた経験があるだけに、「これならもしかして、世界チャンピオンの山中さんに勝てるかも」という淡い期待とともに対決を開始しました。もちろん、無残にも破れました。

でも、考えてみれば当たり前。僕なんかのボクシング経験で「筋がいい」と言われたのなら、元世界チャンプなんて一体どれだけ筋がいいのか、という話です。

山中さんて、遠い距離からでも一瞬のステップで相手の懐に入って、右のジャブ、そして「神の左」のストレート、という究極のワン・ツーがストロングポイント。柔らかい剣とはいえ、その前に出てくるスピードとプレッシャーの片鱗を垣間見た気がしました。

実は僕の娘と山中さんのお子さんが同い年で、対決後にはパパトークでも盛り上がりました。そのなかで話題になったのは、このスマートフェンシングを子どもがやったら絶対に夢中になるよね、ということ。

ボクシング的な動きを遊び感覚で身につけることができ、その上、自然と足腰も鍛えられる。点数がセンサーで判定・加算されるのもゲーム感覚で楽しいんです。

フェンシングもボクシングも、競技人口をいかに増やすかが課題。その意味でも、幼少期からこのスマートフェンシングで鍛えておいて、将来的に興味のあるところに進めばいいよ、という選択肢を提示できれば、どちらの競技にもメリットが生まれるんじゃないでしょうか。息子にやらせてみたいなぁ。


撮影/モリサキエイキ 構成/オグマナオト 企画/mamagirlWEB編集部

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ロバート 山本博

ライター
2018年で結成20年を迎える、お笑いトリオ・ロバートのメンバー。テレビ番組や劇場でのコントではツッコミとして活躍する一方、ボクシングのトレーナーとしてレッスンを開講したり、相方の秋山竜次から「むちゃぶり」で描かされた「むちゃぶりかみしばい」(文芸社)が出版されるなど、多方面に渡って活動している。趣味:ボクシング(フェザー級、戦績:1戦1勝1KO、トレーナーライセンス取得)、ポケモン、お城巡り、蕎麦屋巡り、体を動かすこと特技:ルービックキューブ、ロボットダンス、オカリナ、運動保育【育児絵日記Instagram】yamamotohiroshipapa
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