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愛が温泉のように湧き出る家を目指す!

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愛が温泉のように湧き出る家を目指す!

もうすぐバレンタインですね!ここだけの話、我が家的には結婚記念日でもあるんですよ…。それもあって2月14日は素通りのできない日です。私が子どもの頃は「好きな男の子にチョコ渡す日」という、結構窮屈な定義の日だった気がするんですが、年々「友チョコ」とか「自分へのご褒美チョコ」とかなんでもアリになってきて楽しいですよね。「愛」を配る日、という感じで。というわけで、今回は「愛」をテーマに書いてみたいと思います。

溺愛とは違う、息子への唯一無二の気持ち

もともと子どもは好きで、今でも自分の子に限らず、全ての子どもたちがいとおしいと思うタイプの私。出産前は、もし自分の子となったら、もうどうしたって溺愛してしまうよな、と思っていました。ところがどっこい、実際のいまの私から息子への愛情は、溺愛とはかけ離れたものな気がします。

そもそもうちの息子は、34週の早産で小さめに生まれてきました。突然の破水だったので、正直心の準備ができていなくて、「やっと会える」みたいな気持ちよりも、「無事か!?」という不安の中で出産しました。出産後も、低出生体重児としてNICUでたくさん管に繋がれている息子を見て、「可愛い」という気持ちよりも「なんとかしてこの子を生かさなければ」という使命感の方が大きかったです。

その気持ちを未だに引きずっていて、「この子を守り生かす」というのが常に頭の中にあります。なので、生きるための力を本人も身につけていけるようにと、時に厳しく、現実的な目線を持って息子に接しています。そもそも「溺愛」って字が物騒で、「溺れる」なんてとんでもない!息子を守るためには、どんなに無様でも、母親ならばもがいて息継ぎして、絶対に溺れられないのが現実です。

夫への気持ちは人生のステージと一緒に変化

恋愛、新婚、妊娠、出産、育児と人生のステージが変わっていくなかで、夫への気持ちもどんどん変わっていきました。「恋愛」のステージでは夫はきらびやかなスポットライトを浴びて、キラキラ輝いて、ネガティブな部分は光に飛ばされて見えなくなっていました。まさに盲愛。「新婚」のステージでは、夫と私が横並びになって、二人そろって輝いていたように思います。横並びになると初めて気づく色んなこともありましたが、ステージの上では笑顔でいるのがお約束。見て見ぬふりをしていました。

「妊娠」のステージで、はじめてスポットライトが私のお腹にあたりました。私の目線は必然的に、夫から、お腹の子にうつり、夫を照らす明かりは少し暗くなりました。「出産」「育児」でついに、ほぼすべてのライトを息子が独占するようになりました。夫はもはや、ちょっとこれ持ってて、と照明を持たされる側に。でも、嫌いになったわけではないんです。もちろん意見がぶつかり合うときもありながら、お互いの足りない部分を補完しあったり、阿吽の呼吸で支えあったりしながら、こんなにたくさんのステージを二人で切り盛りしてきました。

バディ、という言葉が一番しっくりくるなと最近思います。いつか、子どもが大きくなって、また夫と私が2人横並びになるステージがやってくるんでしょうか。そうなったら、シミもシワも全部飛ばしてしまうほどの明るい照明をたいて、仲良く手を繋ぎたいですね。

愛が重すぎるという嬉しい悲鳴

長ったらしく色々と書いてきましたが、我が家で最もシンプルな愛は、息子から私への愛です。溺愛というか寵愛というか偏愛というか…とにかく、ただひたすらにまっすぐ私に愛のベクトルが向いています。「ママ可愛いね」というストレートな誉め言葉や、「新しいお洋服だね!いいね!」とちょっとした変化にも気づいてくれて、甘やかされるって幸せ~と思いつつも、時折その執念深さに震えるほどの愛で、嬉しい悲鳴をあげています。

寝ているときも、寝がえりを反対側に打つと、すぐさま「こっち向いて寝て」と首を無理やりグリンっと回されるのですが、何か特別なセンサーでもついているのかな?というほど、どんな時でも私を独り占め。

炊飯器がピーっと鳴って、私がご飯を混ぜようとすると、「ごはんじゃなくてこっちに来て!」と炊飯器にまで嫉妬する始末で、ほんと、愛されるっていうのも楽じゃないですね。これがあと何年続くかな…マザコンにはなってほしくないですが、心地よい時間は長く続いて欲しいです。

大切にしたいホーム愛

息子とか夫とか、いわゆる「人」への愛とはちょっと形が違うのですが、「家=ホーム」という存在への愛を大切にしたいなと常々思っています。旅行から家に帰ってきたときの、あのホッとする感じ。もちろん家の中には現実があり、いい事ばっかりじゃないのですが、それでも「なんだかんだやっぱり我が家が一番落ち着くな」と思える存在にしたいです。

息子がこれから先大きくなり反抗期がやってきて、夫や私とぶつかることがあったとしても、ここがホームだ、という場所さえしっかりしていれば、きっと大きく道を踏み外すことはないんじゃないかと思います。「帰るべき場所がある」ってすごく大切で、心強いことだと思うんです。そんな風に我が家が、家族にとって一番居心地がよく、守られた場所であるように、日々の掃除やメンテナンスもコツコツやっていきたいですね。

さて、言ってるそばから掃除機でもかけますか! それではみなさまハッピーバレンタイン!愛に溢れる素敵な日になりますように。

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飯田 佳奈子

ライター
テレビ東京「シナぷしゅ」プロデューサー。湘南在住34歳、同じくテレビ局勤務の夫と3歳の息子の3人家族。好きな食べ物はエビ、たらこ、たけのこ。同じくエビ好きの息子にエビを全部食べられるのが悩み。
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