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〇〇トレで大失敗!?やらなきゃよかった育児のアレコレ!

もし、あのときああしていれば…と思うことって、ありますか? 私自身は、日常的にはあんまり後悔するタイプじゃないのですが、子どものこととなると話は別で、あれやこれやと考えてくよくよしたり、うじうじしたり。今回は、3歳8カ月になった息子の子育てにおいて、「失敗した~!」と思っていることを書きたいと思います。あくまで我が家の失敗談なので、そんなケースもあるのね、と流し読みしてくださいね。

うちの子には向いていなかったネントレ

息子は、赤ちゃんの頃とにかくショートスリーパーでした。育児書に「まとまって寝るようになります」と書かれている月齢になっても、1~2時間おきに泣いて、朝も5時すぎに起床。とにかく睡眠力が弱い息子の夜通しのお世話は出口が見えずつらくてつらくて…。息子に少しでも長く寝てもらうために、何百回と検索をして、手あたり次第情報を仕入れてありとあらゆることを試しました。ある日、「りんごの香りで夜泣きが軽減!?」みたいな記事を見つけて、枕元にカットしたりんごをタッパーに入れておいてみましたが、なんの手応えもなく寝不足な朝を迎えて、茶色くなったりんごを見たときに、「なにやってんだろ」と虚しくなったあの気持ちは一生忘れられません。

生後7カ月ごろ、いわゆる「ネントレ」も試しました。一人で寝る力をつけるために、泣いても部屋に入らずに我慢すると、やがて泣きつかれて寝る、それを毎日繰り返すことで一人で寝ることができるようになる、というものでした。初日、もちろん息子は大号泣。苦しくて悲しくて、部屋の外で自分も大号泣。

でも、ネントレの本には、一度始めたら覚悟をもってやり通さないといけないと書いてあったので、やめることもできず、苦しいまま続けること一週間。途中、こちらの苦悩をよく知りもしない夫が「かわいそうだからやめなよ」と言ってきて、とんでもない夫婦喧嘩にもなりましたが、確かに息子は、一人で入眠できるようになりました。が、しかし!暗闇の中で泣きながら一人で寝ていくことがトラウマになったのか、夜中に半分眠ったまま「ママァ!!!」と泣き叫んで起きるようになりました。その様子があまりにも胸が痛むので、志半ばで一人入眠は断念し、3歳8カ月になった今でも、毎晩寝かしつけが必須になっています。

結果的に言えば、うちの息子にはネントレは合っていなかったと思います。いまでも息子は、私が寝室からちょっとでも出て行こうとすると敏感に察知して、「どこいくの?」「いかないで」と悲壮感たっぷりに訴えてきます。それを見るにつけ、暗闇で一人ぼっちだったあの時間が、赤ちゃんだった息子の小さな心に大きな傷を作ってしまったんだなぁと、後悔しきりです。

楽しい!が一転、救急車ざたに…

息子はこれまで2回も救急車に乗っています。1回目は1歳になったばかりの頃、夜中に熱性痙攣をおこしてぐったりした状態で病院へ。そして2回目に救急車に乗ったのは、3歳になる少し前のことです。この頃、我が家は寝る前に家族3人でダンスを踊るという日課があり、その日も寝室でプラレールの歌をかけながらはしゃぎまわっていました。飛び跳ねたり走り回ったり、本当に幸せな時間だったのですが、息子が布団の端っこに足を滑らせて真横に転倒、耳から着地したときにちょうど窓際の角にぶつかり、耳が切れて血が大量に…。

まさに天国から地獄、という感じでした。本人もパニック、私は私であまりの出血量にどうしてよいかわからず救急車を呼ぶことに。幸い、出血量の割には傷口が大きくなく、その日は縫わずに傷口をふさぐテープで応急処置になったのですが、すべての処置が終わっても息子はまだ泣いていました。よっぽど痛いんだな、かわいそうに…と思っていると、帰りのタクシーで「ママ、帰ったらまたダンスの続きやろうね」と。息子は、怪我をしたことよりも、家族3人の楽しかったあの時間が途切れてしまったことを悲しんでいたのです。

そのときに改めて、この子の「楽しい」を守ってあげるのも親の務めだ、と思いました。日常生活の中のありとあらゆる危険を予測するのは難しいかもしれないけれど、でも落ち着いて考えれば、足を滑らせそうなものがある寝室で走り回るのはどう考えても危険。防いであげられた事故でした。いまでも息子の左耳たぶには小さな傷跡が残っていて、それを見るたびに、気が引き締まります。

育児って本当に難しいですよね。育児書通りにはなかなかいかないし、こちらも初心者なのにどんどん応用を求められますし。それに、あ!しまった!と思っても、巻き戻ししてやり直すこともできません。でもだからこそ、育児は楽しくてクリエイティブで、そして家族全員で戦って絆を強くする、とても大切な時期なんだと思います。小さな失敗は、次に生かしていけばいい。人生という長いスパンで見れば、きっと意味のある失敗になるはずです。初心者だろうがなんだろうが、世の中のパパママはみんなクリエイター!胸を張ってこどもたちの人生の最初のレールをデザインしていきましょうね。

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テレビ東京「シナぷしゅ」プロデューサー。湘南在住33歳、同じくテレビ局勤務の夫と3歳の息子の3人家族。好きな食べ物はエビ、たらこ、たけのこ。同じくエビ好きの息子にエビを全部食べられるのが悩み。
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