出典:@ yagigigi1234さん
Lifestyle
手縫いの縫い方10種類!初心者でも簡単にマスターできるお裁縫ワザを解説
■【まつり縫い】手縫いで作れるものの幅が広がる!
次にご紹介するのは、まつり縫いです。表面から縫い目があまり見えないので、スカートやズボンの裾上げ、またワッペンやゼッケンつけなどに活用します。
・【流しまつり】スカートやズボンなどに!
流しまつりとは、後ほどご紹介するたてまつりよりも広い間隔で針をさしていく縫い方です。スカートやズボンの裾を始末するときに使います。
布の裏から針を刺したら、5~7 mm程度横にずらして、布奥の織糸を1~2本くらいすくいましょう。同間隔で折り目手前をすくって等間隔で繰り返したら完成。最後に玉結びをして隠しましょう。
・【たてまつり】ワッペンやゼッケンつけに!
たてまつりは、普通まつりとも呼ばれている縫い方。まつり縫いの基本形と言って良いでしょう。手作りワッペンや子どもの体操服のゼッケンつけに…などといった場面に使えます。
手前の布裏から針を刺して、奥側の布の織糸が垂直となるように1~2本すくいます。折り山の裏から針を刺したら、糸を引いてくださいね。5mm間隔目安で繰り返したら完成です。
強度があるので、破れにくいのがメリットです。流しまつりよりも間隔を狭く、針を刺していきましょう。
■上級者向け!まだあるまつり縫いの種類
まつり縫いには、まだまだ種類があります。先ほどご紹介した流しまつり、たてまつりと比べると少し難易度が上がるので、基本的なまつり縫いの縫い方に慣れてから取り組んでみてください。
・【奥まつり】縫い目が見えずに仕上がりきれい!
奥まつりは、生地同士の内側1cmほどのところを縫い合わせる縫い方です。縫い目が表側に出ないので引っ掛かりにくく、糸の摩擦が少ないのがメリット。ズボンやスカートの裾上げなどに使われます。指で布を割り、それぞれの布の折り山より内側の部分を先ほど紹介した流しまつりで縫いましょう。
・【コの字まつり】返し口を閉じるときに便利!
コの字まつりは、渡しまつりとも呼ばれる縫い方です。返し口を閉じるときによく使われます。少しコツが必要ですが、覚えておくといざというときに便利ですよ。布の裏から針を刺し糸を通したら、もう一方の布の折り山に針を入れ3ミリほどすくい針を出します。今度はまたもう一方の布(最初にはりをさした布)の折山を同等の幅ですくいましょう。これを繰り返して縫ていきます。カタカナの“コ”の字のように針を刺していくといいですよ。あまり引っ張りすぎず、針を進めていくのがコツです。
・【千鳥かけ】伸縮性がある素材にも!
千鳥かけは、少し縫う手間が多くなりますが、仕上がりはとても美しい縫い目になります。伸縮性があるので、ジャージなどの素材の裾上げによく使われます。右利きの方の場合は、左から右に縫い進めるのが特徴です。
生地の裏から針を刺し、3mmほど右にずれた奥の生地の織糸をすくいましょう。三角をイメージして、下の生地の織糸を1~2本程度すくってください。これを繰り返してくださいね。
■【かがり縫い】縫い目がかわいい☆
かがり縫いは、破れた生地の修復やフェルト小物を作るときなどに使う縫い方です。縫い目がしっかり見えるので、あえてポイントになる色の糸を選ぶのもおしゃれ。糸が縫い口をしっかり閉じるので強度もあります。
2枚の布の間部分で玉結びをして裏から針を刺し、重ねた布の裏に針を回します。ななめに刺したら、そのまま表に抜きましょう。布端を巻くような感じで、等間隔で針を刺すのを繰り返したら完成です。縫い終わったら布の間で玉止めしましょう。
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