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【ジェルネイルするとき必要なもの】初心者でも簡単!基本のアイテムと手順

出典:PIXTA

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【ジェルネイルするとき必要なもの】初心者でも簡単!基本のアイテムと手順

ジェルネイルに必要な道具一式が100均やネット通販で手軽に手に入るようになり、セルフ派が急上昇しています。とは言え、初めての方は「必要なものが多いし、自分でやるのは難しそう」と感じますよね。しかし、ジェルネイルは意外と道具も少なく手軽に始められるんです。今回はセルフジェルネイルに必要なものや手順、オフの方法までを詳しく説明します。

■ジェルネイルとは?マニキュアと何が違うの?

ジェルネイルとは、合成樹脂である「ジェル」をUVまたはLEDライトで硬化させて仕上げたもの。塗って乾かすマニキュアとは違い、ライトを使って硬化させるのです。ツヤ感があり、ぷっくりとした仕上がりになるので爪先をより華やかに魅せられます。

硬化させているためモチが良く、状態が良ければ3~4週間程度そのままの状態で持続します。逆にオフするときは、表面を削ったり溶剤を使って溶かしたりと手間がかかることも覚えておきましょう。

■【下準備】ジェルネイルに必要なものは?

ジェルネイルをする前に自爪を整えるとモチが良くなります。これがなければジェルネイルができない、というわけではありませんが、下準備の際にあると便利なものをいくつか紹介します。

<ジェルネイルの下準備に必要なもの>

  • ・【甘皮を柔らかくする】キューティクルリムーバー
  • ・【甘皮を押し上げて除去する】キューティクルプッシャー
  • ・【甘皮を切って除去する】キューティクルニッパー
  • ・【爪の油分や水分を除去する】プレプライマー
  • ・【細かいゴミを除去】ダストブラシ

詳しく見ていきましょう。

・【甘皮を柔らかくする】キューティクルリムーバー

出典:筆者撮影

甘皮を処理するときは、キューティクルリムーバーがあると便利です。甘皮を柔らかくしてくれる液剤なので、お湯につけたりお風呂上りに甘皮処理をしたりする予定の方は、用意しなくても良いかもしれません。

・【甘皮を押し上げて除去する】キューティクルプッシャー

出典:筆者撮影

キューティクルプッシャーは甘皮を押し上げるときに使用します。あると便利ですが、このあと紹介する「ウッドスティック」にコットンを巻きつけたもので代用もできるので、あってもなくてもOK!

・【甘皮を切って除去する】キューティクルニッパー

ネイルサロンではプロがニッパーを使ってキレイに甘皮を処理してくれます。ただし初心者が使うのはちょっと危険。必要以上に切りすぎてケガをする可能性もあるため、気をつけて使用しましょう。

・【爪の油分や水分を除去する】プレプライマー

プレプライマーがあればネイルを塗る前に自爪を清潔にできます。油分や水分をとる液体なので、ネイルのモチの良さにも繋がります。エタノールでも代用可能です。
また、爪とネイルの密着度を高めてくれる「プライマー」というものもありますが、使いすぎると爪や周りの皮膚を傷めてしまう可能性があるので注意が必要です。

・【細かいゴミを除去】ダストブラシ

出典:筆者撮影

ホコリや削った爪やネイルの粉(ダスト)を除去するのに使います。丁寧に取り除くことで、モチが良くなります。濡らしたコットンで除去したり、ネイルを塗る直前に手を洗ったりすればホコリは除去できるため、なくても困ることはありません。

■【塗るとき】・ジェルネイルを塗るのに必要なものは?

出典:photoAC

ここで紹介するのは、ジェルネイルをするときに最低限必要なものです。セットで販売されていることもあるので、一式そろえておきましょうね。

<ジェルネイルを塗るとき必要なもの>

  • ・【ジェルを硬化する】LED(UV)ライト
  • ・【ジェルを塗る】ブラシ
  • ・【最初と最後に塗る】クリアジェル
  • ・【デザインの要】カラージェル
  • ・【爪の形を整える】エメリーボード

詳しく見ていきましょう。

・【ジェルを硬化する】LED(UV)ライト

出典:筆者撮影

ジェルを硬化させるためのLEDライト、またはUVライトが必要です。現在はジェルネイル用のライトと言えば、LEDが主流になっています。UVに比べて硬化時間が短く、ライト自体の寿命が長いのが特徴です。
UVライトはレジンの硬化にも使えるので、レジンアクセサリー作りも同じライトで楽しみたいという方におすすめ!ただ、UVライトに対応しているジェルネイルが少なくなりつつあるため、これから購入を検討しているならLEDライトが良いかもしれません。
LED・UVの切り替えが可能なハイブリッドタイプもあり、そちらもおすすめです。

・【ジェルを塗る】ブラシ

出典:photoAC

ジェルを塗るためのブラシも必要になります。筆にも種類があり、爪の大きさやデザインによって使い分けるのがおすすめなので、数種類持っておくと良いでしょう。

<ブラシの種類と特徴>
〇フラット:四角くて角のある平筆
広範囲に濡れるのでクリアやベースを塗るときに重宝します。

〇オーバル:毛先の両端が丸みを帯びた平筆
爪の生え際が丸い人や爪が小さい人におすすめです。

〇フレンチ:毛先が斜めにカットされた筆
フレンチやグラデーションなどのデザインネイルを楽しみたい方はこれを使います。

〇ライナー:毛先が針のような細い筆
アートネイルにぴったりです。細いのでペンのように模様やイラストを描けるブラシです。

・【最初と最後に塗る】クリアジェル

出典:筆者撮影

クリアジェルとは、透明のジェルのことで「ベースジェル」と「トップジェル」も含みます。ベースジェルは最初に下地として塗るもので、トップはカラージェルやアートのあとにコーティングするジェルです。
トップジェルが未硬化タイプの場合は、拭き取り用のエタノールも用意します。

ベースとしてもトップとしても使えるクリアジェルもあるのでお好みで選びましょう。ベース、トップとは別に、粘度の低いクリアジェルを、パーツをつけるためのアート用に用意しておくのもおすすめです。

・【デザインの要】カラージェル

出典:筆者撮影

カラージェルはその名の通り色のついたジェルのこと。色の種類が豊富で、同じピンクでも何百種類と販売されていますので、お好みのものを見つけてみてくださいね♡
カラージェル、クリアジェルともに、最近ではポリッシュタイプのものも多く販売されています。特に『DAISO(ダイソー)』や『Seria(セリア)』などの100均のポリッシュタイプジェルがおすすめ!ブラシを別で用意する必要がなく、マニキュア感覚で塗れるので手軽です。あわせてチェックしてみましょう。

・【爪の形を整える】エメリーボード

出典:photoAC

エメリーボードとは、爪やすりのことで、爪の形を整えるときに使用します。「ネイルファイル」と呼ばれることもあります。ジェルネイルをオフするときにも使うので準備しておきましょう。

■ジェルネイルを塗るときにあると便利な道具

絶対必要なわけではないけど、ジェルネイルを塗るときに「これがあれば便利!」というものも紹介します。

<ジェルネイルを塗るときにあると便利な道具>

  • ・【ホコリや油分を除去しやすい】ワイプスポンジ
  • ・【いろいろ使える万能品】ウッドスティック
  • ・【日頃のケアに】キューティクルオイル

詳しく見ていきましょう。

・【ホコリや油分を除去しやすい】ワイプスポンジ

未硬化ジェルの拭き取りや、ネイル前の爪のホコリ・油分取りに使えるワイプスポンジ。しっかりホコリを除去した状態でジェルネイルをする方が、モチが良くなるので、初心者の方は用意しておくと良いかもしれません。
少し毛羽立ちはありますが、キッチンペーパーで代用もできます。

・【いろいろ使える万能品】ウッドスティック

出典:筆者撮影

甘皮の押し上げやパーツ乗せ、はみ出したジェルの拭き取りなど、なんでもできちゃうウッドスティックはあると便利な道具です。少し太めで先がヘラのように平らになっているものや、写真のように細くて先にコットンがついているタイプもありますよ。使い道によっては、つまようじでも代用できそうですね。

・【日頃のケアに】キューティクルオイル

キューティクルオイルは爪先の乾燥を予防するためのアイテム。ジェルネイルをする人は特に、日頃からオイルを塗って爪先をしっかりケアしてあげるようにしましょう。

■セルフジェルネイルのやり方・塗り方【下処理】

ここからは、ジェルネイルの塗るための手順を紹介します。下準備を丁寧にすることで、モチが良くキレイな指先を作れますよ。所要時間はおよそ30分です。

<セルフジェルネイルのやり方・塗り方【下処理】>

  1. 手指の消毒(1分)
  2. 爪を整形する(5~10分)
  3. 甘皮処理(10~15分)
  4. サンディング(3分)
  5. ダスト除去&油分除去(1分)

甘皮処理は、慣れていても少し時間がかかります。焦って下準備が適当になってしまうと、せっかくジェルネイルをしてもすぐに剥がれてしまう可能性もあるので、丁寧に時間をかけて行いましょう。

出典:筆者撮影

ちなみにサンディングとは、写真のように爪の表面を削りツヤをなくしてジェルの密着度を高くする作業なのですが、自爪を傷めかねません。最近ではサンディングが不要なベースジェルも多いので、自爪のためにもそちらを選ぶのが良いかもしれません。サンディングが不要なベースジェルを使用する時、手順4は飛ばしてくださいね。

■セルフジェルネイルのやり方・塗り方の流れ

ではベースジェルからトップジェルで仕上げをするまで、ジェルネイルの基本的な流れを見ていきましょう。

<セルフジェルネイルのやり方・塗り方の流れ>

  1. ベースジェルを塗る
  2. ライトで硬化
  3. 1と2を繰り返してすべての指にベースジェルを塗る
  4. カラージェルを塗る
  5. ライトで硬化
  6. 4と5を繰り返してすべての指にカラージェルを塗る
  7. トップジェルを塗る
  8. 硬化する
  9. 7と8を繰り返してすべての指にトップジェルを塗る
  10. 未硬化ジェルは拭き取り

詳しく見ていきましょう。

・1.ベースジェルを塗る

出典:筆者撮影

爪の生え際から約1mmのところは避けて、爪の先にもしっかり塗りましょう。

・2.ライトで硬化

LEDライトなら約1分、UVライトは約2~3分当てて硬化させます。

・3.1と2を繰り返してすべての指にベースジェルを塗る

ここまでの所要時間は、ライトの種類やジェルの種類で硬化時間が異なりますが約10分です。 

・4.カラージェルを塗る

出典:筆者撮影

次にお好みのカラージェルを塗っていきます。

・5.ライトで硬化

カラージェルもベースと同じように硬化させます。

・6.4と5を繰り返してすべての指にカラージェルを塗る

全部の指を一通り塗ったら、カラージェルはさらにもうひと往復して二度塗りするのがおすすめです。カラーによっては一度塗りで良い場合もありますし、三度塗りした方が発色がキレイな場合もあります。
この手順の所要時間は、デザインによって異なりますが約15~30分です。

・7.トップジェルを塗る

出典:筆者撮影

カラーが好みの濃さになったらトップジェルを塗ります。ちなみにパーツやラメなどデコレーションをする場合はこの手順の前に行ってください。

・8.硬化する

ここが最後の硬化(完全硬化)になりますので、塗り忘れやアートのし忘れに注意しましょう。

・9.7と8を繰り返してすべての指にトップジェルを塗る

すべてトップを塗って硬化し終えたらほぼ完成です。所要時間は約10分です。

・10.未硬化ジェルは拭き取り

未硬化タイプのトップジェルを使用した場合は最後の拭き取りを忘れずに!これでジェルネイルの完成です。全体の所要時間は、約60~90分程度でしょう。

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