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「やっと行けました!」【キッザニア東京】親子体験ルポ

撮影/mamagirl編集部

Entertainment

「やっと行けました!」【キッザニア東京】親子体験ルポ

mamagirl読者の皆さんは「キッザニア」には何回くらい行かれたことがありますか?実は編集A野、お恥ずかしいのですが一度も訪れたことがなく、当然、我が娘っ子も未経験。本人が「キッザニア」に行きたくなった頃には、コロナ禍でお出かけは自粛。すっかり機を逸し、完全に時流に乗り遅れていた親子です。が、なんと先日「キッザニア東京」にご招待頂き、念願叶って行ってきました!

入場した先に広がる「こどもが主役の街」にワクワク♪

もしかしたらA野親子同様、まだ行ったことがないというママさんもいらっしゃるかもしれませんので、ほんの一部ですが、その時の様子をちょこっとご報告。

キッザニアには「キッザニア東京」「キッザニア甲子園」「キッザニア福岡」の3施設があります。そして子どもたちがさまざまな職業体験を楽しみながら社会の仕組みを学んでいけることから「こどもが主役の街」とも呼ばれています。
3~15歳の子どもが多種多様なアクティビティを体験できる構成になっており、その数は全部で約100種類だとか!消防署やゲーム会社、ラジオ局に鉛筆工場など、様々なアクティビティが集結しているんです。

さて、入場した先に広がるこの街並み!初見の私は娘よりも先に、思わず「わ~!」と声をあげていました(笑)。子どものワクワクする気持ちが一気に高まるリアルなつくりは、信号機や車、横断歩道など、実社会の約2/3サイズの街並みになっているからなんですね。これは小さいお子さんなら、なおさらたまらない空間。没入感にテンションもあがり、いよいよ体験スタートです。

初訪問なら、銀行で口座開設をしよう!

娘は初キッザニアということで、まずは施設内で流通している専用通貨「キッゾ」(入場時に50キッゾのトラベラーズチェックがもらえます)を預け、自分の口座開設をするために銀行へ。リアルな銀行窓口が再現されていて、ここでも思わず母は「おお!」と感嘆の声を漏らしてしまいましたが、娘はいたって冷静。窓口でしっかり必要なキッゾを預けておりました。開設した銀行口座は、仕事体験後にもらうお給料の「キッゾ」を預金していくことができ、利息も付くのだとか!これは楽しみも増えるばかり♪

キッゾ専用のATMも発見!引き出し専用なので、預ける時は銀行窓口に行く必要があるそう。このようにお金の動きについても楽しみながら学べるって、本当に貴重です。お給料をコツコツ貯めて増やす楽しみを覚えたり、貯まったキッゾを今度何に使おうか計画をたてたり…そういう経験や思考が、“経済観念を身につける”きっかけになってくれるといいな。
銀行手続きと同時にお財布をもらえるので、キッゾを入れて持ち歩くことも可能。支払いが必要な”お客さん”としての体験に参加したり、デパートパビリオンで買い物をしたりできるので、目的に応じて子ども自身が自分のキッゾを管理します。自己責任で行動させるのは実社会では難しい面もありますが、ここでは親が口出しをせず見守ること。これがとても大切なのだなと実感しました。

こちらは電子マネーセンター前にあるキッザニア専用の電子マネーカード「e-kidZo(イーキッゾ)」の残高チェッカー。残高照会やクーポンの抽選ができます。それにしても、今どきの子どもはタッチパネル操作もお手の物。慣れた手つきで残高を確認中!

目的のパビリオンは!?

病院からスタート!体験するのは救急救命士

最初に病院パビリオンへ。娘が予約していたのは救急救命士のお仕事。ここでは「AEDを用いた心肺蘇生を行う」というアクティビティを体験。なぜこれを選んだのか気になり娘に聞いてみたところ「知っていれば日常的に使えることだから」と。なるほど、おっしゃる通り!
そういえば、知人の救命士が「一次救命処置がされているか否かで次の行動が変わってくるし、そこにかかる時間も変わる。処置の有無が命に影響する可能性は高い」と教えてくれたことを思い出しました。

病院内でスーパーバイザー(子どもの体験をサポートするキッザニアのスタッフ)のお姉さんからアドバイスを受けながらチームで心肺蘇生の手順をレクチャーしてもらい、各々の役割を確認。その練習後に、救助要請のあった街の広場に救急車で出動。そして全員で力を合わせて応急処置をするのですが、よそ見をすることもなく真剣に取り組んでいました。こういう緊張感のある体験は、小学生にもなるとその意味を理解できるのと、「いざ!」という時に、慌てず行動にうつせる自信にもつながるのかもしれませんね。

気分転換で「ソフトクリームショップ」にGO!

こちらでは、キッゾを支払ってお客さんとして大好きなソフトクリーム作りの体験ができるんです。シーズンフレーバーか定番のバニラか、味を選べるようになっていましたが、参加した子どもたちは全員バニラをチョイス。未就学児の小さな女の子も参加していましたが、スタッフのサポートでコーンの上に上手にソフトクリームを盛りつけることができていました。年齢に関係なく楽しめるアクティビティの充実も、子どもたちに愛される秘訣なのでしょうね。

最後は「コールセンター」に挑戦!

ここではテレコミュニケーターになりきって、お客さまからの様々な問い合わせにこたえる業務を体験!とはいえ、表情の見えない人を相手に会話をするのって、大人でも大変なことですよね。友だちと話すのとは違い、困っているお客さまの要望にこたえるには、適切な言葉づかいや相手の心情や状況を考えた丁寧な対応が必要になります。コミュニケーションの基礎を学べるコールセンターでの体験はいかに!

子どもだけじゃない、大人も勉強に!

事前の研修タイムではお客さま対応の仕方などをスーパーバイザーから教えてもらいます。その後に実際に担当業務を振り分けられるのですが、娘はキャッシュカードの紛失受付を任されたそう。
体験後、子どもたち全員が個別に評価レポートをもらっていました。「声量」「正しい聴き取り」「寄り添いの気持ち」「抑揚」「話すスピード」という5つの項目が記されたチャート評価に加え、「状況を理解し、お客様にあったトーンで対応ができていた。話しやすい雰囲気で、お客様は安心できていた」など、うれしい総評も!

この評価シートの裏面にはコミュニケーションで大切な3つのポイントが書かれているのですが、これは我々大人にとっても大事なこと。いい勉強になりました。かなり人見知りなところがある娘ですが、コールセンターでの体験を通じ、「コミュニケーションを上手にとるコツ」を多少なりとも感じ取ってくれていたらいいなと思います。

楽しみながら学ぶこと、気づくこと

後日談ですが、娘は学校で「救急救命士」「コールセンター」体験についてスピーチをしたそうです。スピーチメモには「救急救命士として学んだ心臓マッサージやAEDの使い方は、日常的に使えることなので習ったことを覚えておきたい」「コールセンターでは、話し方を注意し、正しい聴き取りを相手の気持ちに寄り添いながらしなければいけなかったので、とても難しかった」などと書かれていました。日頃は生意気盛りのJS(女子小学生)ですが、こんな感想をもってくれたのであれば、ひと安心!行けてよかった!これに尽きます(笑)。

短時間の滞在ではありましたが、キッザニア体験は私たち初心者親子にとって大変刺激的でした。アクティビティを楽しみながら、学びと気づきの連続を満喫する子どもたちの様子を見ていたら、リピーターが増え続けるのにも納得。
キッザニア未体験ママさん、ぜひお子さんと一緒に「キッザニア」にお出かけしてみてください。1度より2度…子どもの「やってみたいこと」をどんどん増やしてくれる、そんな素敵な場所です!

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編集長・A野

ライター

ママが楽しめるサイトを目指してスタッフと日々奮闘中。家に帰ればキックボクシングが得意な小学生女子とやんちゃ猫の母です。ファッション誌の編集者から2020年WEB編集に転身。アナログ気質が拭えず今でも新聞を愛読。欠かせないのは花と緑と美酒美食。

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