「子どもがワクワクしちゃう」磯遊びができる大分県の離島・黒島って？！【九州ママ通信vol.14】

大分県の離島・黒島目指して出発！

ご紹介するのは、大分駅から車で50分ほどの臼杵湾（うすきわん）に浮かぶ黒島。港から乗船して5分で到着するというプチ船旅体験にはピッタリの場所です。透明度が高く、大分県が行う水質調査でも最高ランクAAが出るほど綺麗な海が広がる黒島。環境省による「快水浴場百選」にも選ばれているのだとか。
島の売店ではアクティビティもたくさん用意されているので、家族みんなで楽しめること間違いなしです！

ところが、「さぁ、黒島へ出発！」と思って調べてみても、なかなか黒島への行き方が載っているサイトが出てきません。いろいろチェックしてみた結果、Google Mapで「黒島行渡船場」と検索すると、船乗り場に着くことがわかりました。さっそくナビをセットして出発！
料金は駐車場代500円、乗船料大人1人往復500円、2歳児は無料でした（2024年8月時点）。船の時刻表はなく、お客さんがいる間は随時ピストン運航しているので、ほとんど待たずに乗ることができます。乗船時間も5分程度とプチ船旅体験にはもってこいです♡

個室の着替えスペースを完備

島にはこんな感じの着替えスペースも完備。子どもと２人で入っても無理なく着替えることができました。ちなみにトイレやシャワー室もあります。

島唯一の売店ではSUP（サップ）注 やカヌー、浮き輪のレンタル、かき氷やカップ麺の販売をしています。夏季営業（不定休）なので、行く際はご注意くださいね！
日よけのテントのような物もあり、1人100円で利用できます。自前でテントを持ち込んでもいいし、荷物が多くなって大変な方は有料の貸しテントを利用するのもありかなと思います。
注）スタンドアップパドルボードの略称

波の音を聞きながら、黒島で生きものと遊ぶ

私が育児で大切にしていることのひとつが「体験×絵本」。絵本で学んだ知識が実体験に結びついたときの「あぁー！これがあの絵本で見てたやつだ！」と好奇心いっぱいのキラキラ輝く瞳が大好きなんです♡
絵本を読んで興味や関心を引き出し、五感を使って体験し、好奇心を刺激する。
「なんでだろう？」「どうしてだろう？」と深堀りしながら、一緒に考え、わからないことを一緒に調べる。体験と知識が繋がると、もっと興味が出てきて、「まだまだ知りたい！」「これが気になる！」と、学びの原動力となる好奇心が育っていく。
今回もそんな体験をしてほしいなと、事前に磯にいる生きものが載っている『いそあそび しようよ！（著:はた こうしろう・奥山英治）』や『海べの一日（著:夏目義一）』などの絵本を読んでから向かいました。

「あっ！この辺、生きものがいるんじゃない？」「絵本でみたヤドカリさんだー！動いてる～♡」
絵本を読んで体験に行き、絵本で見たことのあるものが実際に目の前の世界に現れると、子どもの瞳がどんどんキラキラしてきます。今回もそんな瞬間をたくさん見ることができました。
海で遊んで、海から学んで、夏の季節を五感で感じることができる魅力的な黒島。ぜひ一度、遊びに来てくださいね♪