【渡邉廉さん＆鶴嶋乃愛さん＆小田惟真さんインタビュー】“事故物件”にひそむ恐怖とは⁈縦型ショートドラマで描く本格ホラー

宿泊先に“怪しい気配”が…撮影期間中の恐怖エピソードにも注目！

ーー出演が決まったときのお気持ちはいかがでしたか？

渡邉廉（以下、渡邉）：以前からいつか本格的に演技のお仕事をしてみたいという気持ちがあったので、お話をいただいたときはすごくうれしかったです。僕が演じる主人公・翔太をどう自分らしく表現するか、台本を読みながらたくさん考えて、「早く演じたい！」とずっとクランクインを楽しみにしていました。

鶴嶋乃愛（以下、鶴嶋）：今回のような心霊系のホラー作品に出演するのは初めてだったのですが、台本を読んだ時点で“事故物件”というのは多くの人の興味を惹きそうだと感じました。また、私が演じる主人公の元カノ役は、どんどん心霊現象に巻き込まれていく登場人物たちを見守るような立場のキャラクターです。だからこそ、視聴者の目線に一番近い存在になれるんじゃないかなと感じました。

小田惟真（以下、小田）：出演が決まったときは、まず「僕がホラーやるの！？」という驚きの気持ちが大きかったです。ホラー作品を見るのは好きなんですが、いざ自分が演じるとなると少し不安もあったんです。でも、台本をいただいてからは一つひとつの台詞をどう解釈して、どんなふうに表現するか考えるのが楽しくて、結果的にすごく熱の入った作品になりました。

ーー渡邉さんは本作がドラマ初主演とのことですが、撮影に参加するにあたっての意気込みはいかがでしたか？

渡邉：本格的な演技に挑戦するのは本当に初めてだったので、自分がどういう演技をして、どんなふうに台詞を言えば良いのかっていうのがわからなくて…正直、プレッシャーや不安はたくさんありました。でも撮影中は共演者やスタッフの皆さんに優しくサポートしていただいて、たくさんのことを学ぶことができました。

ーーホラー作品ならではの撮影エピソードがあれば教えてください！

渡邉：ちょうど昨日ドラマのラストシーンを撮影したんですが、その現場がかなり怖かったです。じめじめした雰囲気の暗い和室で、いわゆる“怖い部屋”の条件が全部そろっていて。ガチで怖くて役に入りこんでいたので、監督に「カット！」と言われたときに「あれ？そっか、撮影じゃん」とやっと我に返ったくらいです。

鶴嶋：それに、人づてに聞いたんですが、どうも監督が「ホラー作品なら祟られてナンボだよ」みたいな感じのことをおっしゃっていたそうで。それを聞いて、そのホラーに対する監督の情熱が一番怖いなって思いました(笑)。作中でも翔太が「売れるためだったら呪われたって良い」という内容の台詞を言うシーンがあるので、監督って翔太と同じスタンスなんだ！って。

小田：実は、僕は霊感のあるタイプなんですが…撮影現場というよりも、撮影期間中にみんなで泊まったホテルがなんだか怪しい気配があるというか、そういう雰囲気のあるところだったんですよ。しかも僕が泊まったのは部屋番号に「4」が付いているうえ、霊が集まりやすいっていう角部屋だったので、これはまずいかもって思いました。

鶴嶋：私も、今回の撮影は何かありそうって思ってました！ホラー作品を見たり撮ったりすると良くないものが集まってくるっていうし、寄せつけちゃったんでしょうね、きっと。

ーー今後の目標や、やってみたいことについて教えてください。

渡邉：僕はステージの上でライブパフォーマンスとして歌ったり踊ったりするのが本業なんですが、今回の撮影を通して、それとは違った表現の仕方を学ぶことができました。6月から始まっているツアーでも新しい自分を見せられているような気がして、すごく楽しみです。これからはさらにパワーアップした“渡邉廉”を皆さんにお届けしたいですし、ドラマや映画にももっと挑戦してみたいと思っています。

鶴嶋：私はお芝居をはじめいろいろなお仕事をさせていただく中で、“やりたいことリスト”を作っているんです。今は確か30個くらい書いてあると思うんですけど…そういう自分のウィッシュリストをひとつずつしっかり叶えていける表現者でありたいなと思っています。お芝居もモデル業も、自己表現することには変わりないですし、一貫して伝えられることがあると思うので。私だけが表現できるいろんなものを日々届けていけたらうれしいですね。

小田：僕の本業はアイドルなので、そのグループとしての目標を達成するために、個人でもいろんな活動の幅をこれからも広げていきたいと思っています。たくさんの人に自分を知ってもらうための活動にどんどん挑戦したいです。

ーー最後に、作品をご覧になる方に向けてメッセージをお願いします。

渡邉：『事故物件住んでみた〜二番煎じですみません〜』は、終始緊張感のあるホラー作品となっています。皆さんもリアルに怖がって、楽しんでいただけると思いますし、僕が初めて挑戦した主演としての演技にも注目して見ていただけたらうれしいです！

鶴嶋：ドキドキハラハラするシーンが目白押しで、思わず息をのむような緊張感が詰まった本当に怖い作品です。「何かいいホラーはないかな」と見るものを探しているホラー好きの方はもちろん、苦手な方もぜひこの機会に挑戦してみていただきたいです。

小田：このドラマは1話あたり1〜2分ほどで気軽に楽しめる作品になっています。移動中などのちょっとした空き時間に軽く見られるのに、見どころが盛りだくさんで、きっとすぐにハマってしまうと思います。ぜひたくさんの方に楽しんでいただけたらうれしいです！

■プロフィール

渡邉廉（PSYCHIC FEVER）（わたなべ・れん）

2000年2月8日生まれ、神奈川県出身。
LDH JAPANから2022年7月にデビューした7人組ボーイズグループ・PSYCHIC FEVER（サイキックフィーバー）のメンバーとして活動中。ラップからビートボックスまで何でもこなすオールラウンダーでパフォーマンスを牽引している。

鶴嶋乃愛（つるしまのあ）

2001年5月24日生まれ、高知県出身。
2013年〜2015年に『ピチレモン』、2016年〜2020年に『Popteen』の専属モデルをそれぞれ務め、現在は各種ファッションショーにてモデルとして活躍中。また、2019年には『仮面ライダーゼロワン』（テレビ朝日系列）でヒロインのイズ役として俳優デビューを果たし、話題作に立て続けに出演している。

小田惟真（THE SUPER FRUIT）（おだいしん）

2007年1月10日生まれ、埼玉県出身。
2022年8月31日に『チグハグ』でCDデビューし、同年に「TikTok流行語大賞2022」受賞、2025年夏にメジャーデビューを控える男性版清純派7人組ボーイズグループ「THE SUPER FRUIT」のメンバーとして活動中。

売れないコンビ芸人「ストローズ」の翔太と直人。
どうにかして注目を浴びたいと思っている2人だが、家賃の滞納で今住んでいる部屋を追い出されることになった。
次に住む物件をネットで探す中、「告知事項あり」と書かれた間取りを見つけ、事故物件住みます芸人がバズって映画化されるまでになったことを思い出す。
二番煎じでもいいから事故物件に住んで、心霊現象を撮影したらバズるんじゃ？
その事故物件に住むことにした2人。しかし、数日経っても何も起こらない。そしてあるときを境に、本当に心霊現象が起こり始める。
周囲で起こる謎の失踪…気が狂いだす友人…ついには直人まで…。
「本当に呪われてしまったようです」
自分以外がどんどん呪われていく事態に翔太はどうする！？

『事故物件住んでみた〜二番煎じですみません〜』の他にも、「タテドラ」ではバラエティ豊かな作品を多数配信中！

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