「走ることの楽しさを親子で実感！」そんな体験ができる新スポットをご紹介【3児のママ・ファンラン通信⑰】

キッズが楽しめるかけっこ教室とは？

参加したのはキッズ向けかけっこ教室 。講師はKIZUNA TOKYO代表で、プロのランニングコーチである三田翔平コーチ。この教室は大人気で、ものの数分で満員に。キャンセル待ちがでるほど応募が多かったと、スタッフの方が教えて下さいました。 ただ速く走るテクニックを教えるだけではなく、「走ることってこんなに楽しいんだ！」という体験を、子どもたちの心に届けてくれる内容でした。

うちの娘は普段から運動が苦手、というわけではないのですが「リレーの選手に選ばれない」「走ると疲れるから嫌」など、いつの間にか“かけっこ＝辛い”というイメージを持っていたようでした。そんな彼女に、少しでも前向きな気持ちになってほしくて、今回の参加を決めました。逆に、今まさに走るのが大好きな末っ子と、対照的な2人。 
三田コーチの教え方は、ただ走らせるのではなく、遊びの要素がたっぷり。特に印象的だったのは「後出しじゃんけん」のドリル。これは、相手の手を見てとっさに逆の手を出すという神経伝達トレーニングの一環で、遊びながら脳と身体を同時に活性化させるメニューです。
大人の私でも「おっと、遅れた！」と感じる瞬間があるほど、シンプルなのに奥が深い。子どもたちはキャッキャと笑いながら取り組んでいましたが、子どもの神経系を刺激する集中力と反応の練習になっていたのだと後で気付きました。 娘は小学校高学年特有の恥ずかしさと、苦手意識が相まって始めは緊張していましたが、身体を動かしていく中で徐々に緊張がほぐれていくのが分かりました。「さっきよりバランスが取れたね‼」「上手上手‼」と、子ども達のやる気を高めながら指導してくれていたので、凄いなぁ～と思っていたら、コーチ自身も2児のパパなのだそうで納得‼

学校では走り方をじっくりと教えてもらえないのに、授業で評価されたり、タイム競争をする中で知らないうちに自信を失っていた娘。走る事そのものを純粋に楽しむ。“かけっこ教室”を超えた価値を感じる時間でした。 

オープニングイベントには豪華ゲストも登場！

私達が参加した初日のイベント会場には、去年ホノルルマラソンを完走したお笑いタレントの狩野英孝さんの姿も！一緒にファンランが出来るこのイベントで、ランナーとしての一面を見せてくれた狩野さん。「ファンの方とのこういう機会がもっと増えるといいですね！」と語っていたのが印象的でした。走る事をもっと自由に、もっと楽しく、そんなメッセージがこのイベント全体から伝わってきました。 

子育て中こそ“楽しく走る”という選択肢を今回のイベントに参加して改めて実感。 走る事は特別なことではなく、誰もが気軽に楽しめるものだということ。 そして、子どもと一緒に身体を動かす時間は、ただの運動以上に、親子の心を近づけてくれる宝物だということを体感出来ました。

夏休みに親子で一緒に行ってみて！

『Runner’s Park Tokyo』では、今後も親子向けのイベントやランニングだけでなくヨガなどのレッスンが予定されているそうなのでお子さんと一緒に、あるいはママ自身のリフレッシュとして身体を動かす楽しさに出会える場所へぜひ行ってみて下さいね‼