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ドライフラワーの簡単な作り方と花の種類を知ってお花を長く楽しもう!

出典:@aflora_dayさん

Lifestyle

ドライフラワーの簡単な作り方と花の種類を知ってお花を長く楽しもう!

■グリセリンを使った作り方

次は、グリセリンを使った作り方です。
作り方は、ドライフラワーにしたい花をグリセリンと熱湯を1:3で混ぜた溶液に1週間から10日間ほど浸し、冷暗所で保存すれば完成です。グリセリンを使った方法は花の色がきれいな状態でドライフラワーにすることができます。
ポイントは開花しきった花ではなく、咲きはじめの花を使うこと。グリセリンが花全体に行きわたるまで時間がかかるため、開花しきった花を使うと完成する前に花が萎んでしまうことがあるので注意が必要です。

■独自製法!乾燥剤と埋設材を使った作り方

シリカゲルで作るドライフラワーの進化系として新たに考案された作り方で、花びらにシワやへこみができない、美しい仕上がりが特徴です。
作り方は、タッパーなどの容器にまず乾燥剤、次に埋設材を入れ、その上にドライフラワーにしたい花をのせます。さらに埋設材を花が隠れるまで入れて、その上からもう一度乾燥剤を入れます。
埋設材はとても細かい粒なので、花びらにへこみをつけることがなく、均一に花びらに重みが加わるためシワにもなりにくいそう。強力な乾燥剤を使用することで、じかに花に接していなくても水分を吸わせることができるんだとか。
あとはシリカゲルで作るものと同様に、1~2週間置いて乾燥させます。乾燥剤と埋設材から花を取り出して、埋設材をやさしく取り除いたら完成です。


いろんな作り方がありましたが、吊るすだけの方法やドライヤーや電子レンジを使った方法は、新たに道具を用意することなくできそうなので、挑戦しやすいですよね♡
生花は最後いつも捨てていた…という人は、ぜひ一度試してみてください!

■ドライフラワーにするのにおすすめの花は?

早速ドライフラワーを作ってみたいけど、どんな花で作ったらいいかわからない…。そんな人に、ここではおすすめの花の種類を紹介します!

・香りも見た目も楽しめる!ドライフラワー定番のお花 バラ

出典:photo AC

花束やブーケに使われる代表的な花であるバラは、ドライフラワー初心者さんにおすすめ。ドライフラワーにするとアンティークな雰囲気になり、上品なインテリアにぴったりです。
ドライフラワーにするときは、中輪~小輪サイズのものやスプレーバラを使用するときれいに仕上げることができます。花びらが多い大輪のバラの場合、花びらの間に湿気がこもり、乾燥途中に花が腐ってしまうことがあるので注意しましょう。

・カラフルで小さめなかわいいお花 ビオラ

出典:photo AC

レンジや自然乾燥で簡単にドライフラワーにできるビオラやパンジーも、初心者さんにおすすめです。
秋冬から春にかけて開花し、長く楽しめるお花として有名ですが、ドライフラワーにすることにより、さらに長期間楽しめます♡乾燥させても、パープルやイエローなどの色味が比較的鮮やかなまま残るので、リースなどにアクセントカラーとしてそえてもかわいいですね。

・母の日の感動をいつまでも カーネーション

出典:photo AC

母の日に送る花としてなじみのあるカーネーションも、ドライフラワーにすれば長く楽しむことができます。花の色を落とさずにカーネーションのドライフラワーを作るには、シリカゲルを使った方法がおすすめ♡
カーネーションの花びらは水分が多く、乾燥させるとボリュームが落ちてしまう場合があります。ドライフラワーを作る際には、それぞれの花の特徴を知ることも大切です。

・そのままでもリースでもかわいい ミモザ

出典:photo AC

ミモザはドライフラワー初心者さんにもおすすめの花のひとつです。ドライフラワーにすることで、鮮やかな黄色い花が味のあるくすんだ色味に変化します。
また、ミモザは「銀葉」と呼ばれる特徴的な葉も魅力。生花のうちに、花も葉もたっぷり使ってリースを作り、そのままインテリアとして飾って乾燥させてもかわいいですよ。

・乾いても繊細さを楽しめる 桜

出典:photo AC

小さな花がかわいい桜も、ドライフラワーにして楽しむことができます。桜は花びらが柔らかいため、シリカゲルを使う方法だとシリカゲルの重みで花びらにシワやへこみができてしまうことも。
ドライヤーや電子レンジなどで急速に水分を飛ばす方法で作ると成功しやすいでしょう。

・ナチュラルインテリアにぴったり! かすみ草

出典:photo AC

花束やブーケに必ずと言ってもいいほど含まれているかすみ草は、ドライフラワーにするとよりナチュラルな雰囲気になります。
ドライフラワーにしたあと、万年筆用のカラーインクを使えば着色することもできますよ☆色とりどりのかすみ草はおしゃれなインテリアにも、レジン用の花材にもぴったりです。

・生花とは違った印象が楽しめる ガーベラ

出典:photo AC

かわいらしい雰囲気が魅力のガーベラは水分が多いため、自然乾燥でのドライフラワー作りには向いていない花のひとつです。ガーベラをドライフラワーにする際には、シリカゲルを使った方法がおすすめ。
花びら多く抜けやすいので、丁寧にシリカゲルを埋めていくことがきれいに作るポイントです。

・ボリューム感が楽しめる 紫陽花

出典:photo AC

紫陽花は、簡単にボリューム感あるドライフラワーを楽しめますよ。ドライフラワーにするなら、秋に出回る種類で作るのがよいそうです。6月頃の紫陽花はみずみずしさが魅力ですが、その水分が多いことが理由で乾燥までの間にカビが生えてしまったり、できあがりがヨレっとなり残念な感じになることが多いみたい。
紫陽花をドライフラワーにするなら、9月以降に出回る紫陽花を選んで挑戦してみてくださいね!

・リラックスできる香りも楽しめるラベンダー

出典:photo AC

リラックスする香りときれいな薄紫色が魅力のラベンダーは、生花の時点で水分が少ないことから、ドライフラワーにしやすい花と言われています。そのため、初心者さんにもおすすめです!
ラベンダーをドライフラワーにするなら、4~5月頃の花が咲き始めた段階で切り取って作るのがよいでしょう。そうすることで、豊かな香りを楽しめるドライフラワーにすることができますよ♡

他にも、夏に咲くひまわりやデンファレと呼ばれる蘭の一種も素敵なドライフラワーになるのでおすすめ。また、ユーカリの葉やオレンジドライフラワーのようにフルーツをドライフラワーにするという楽しみ方もありますよ。
知れば知るほど奥深いドライフラワーの世界。まずは簡単にできる方法とおすすめの花で挑戦してみては?

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