柔軟剤を入れるタイミングは？正しい方法に全自動や手洗いの違いも伝授

■柔軟剤を入れるときの注意点は？

このポイントをおさえることで、柔軟剤の効果を最大限に発揮することができるはず！柔軟剤の正しい使い方を改めてチェックしてみましょう。

・すすぎは2回するのがおすすめ

エコの意識や節水の目的から、すすぎを1回にしている方も多いのではないでしょうか。洗剤のボトルなどではすすぎ1回でOKなんて表示を目にすることも多くなってきました。
ですが、柔軟剤を使用するのであればすすぎの回数にも注意が必要。すすぎは2回が理想的です。
すすぎが十分に行われていないと、水に洗剤が残ってしまい、洗剤といっしょに柔軟剤を入れてしまったことと変わり無くなってしまいます。十分なすすぎでないと柔軟剤だけでなく、洗剤の効果も薄れてしまうので注意が必要です。
どうしてもすすぎ1回でということであれば、注水すすぎの機能を使うと柔軟剤の効果が高まりますよ。

・洗濯物の量は適正かそれ以下が◎

洗濯機に入れる洗濯物の量は、多くても7割程度の量が良いと言われているのはご存知でしょうか。
ついつい洗濯機に入れられるだけ詰めこんでしまいがちですが、入れすぎてしまうことで汚れを落とすのに必要な水流がうまく生まれません。汚れはこの水流を利用して落としているので、柔軟剤はおろか、洗剤の効果も半減してしまいます。

・使用量を守ることで柔軟剤の効果も最大限に

柔軟剤の香りを強く出したい、ふわふわに仕上げたいなどと言う理由で、柔軟剤を多く入れたり、量を測らずに適当に入れたりしていることはありませんか？柔軟剤には洗濯物の量に適した使用量が決められています。
柔軟剤を入れすぎてしまうと、洗濯物の吸水性が悪くなったり、香りが強く出すぎてしまったりしてしまいます。また、少なすぎても効果がしっかりと発揮されません。多すぎても少なすぎても柔軟剤の効果を発揮することができないので、使用量を守って使うようにしましょう。

■柔軟剤を入れ忘れたときの対処法は？

もしも柔軟剤を入れ忘れたら、すすぎの給水前までならまだ間に合います！
洗濯機の種類によっても異なりますが、投入口がある洗濯機であれば、最終のすすぎの給水が始まる前までに、一時停止をして投入口に入れることが可能です。洗濯槽の上部に投入口がある洗濯機の場合には、最後のすすぎの給水が始まる際に、洗濯槽に直接柔軟剤を入れると良いでしょう。
ただし、ドラム式全自動洗濯機の場合、途中で開けると水がこぼれてしまう可能性があるので、洗濯途中に柔軟剤を入れるのは避けるのが無難です。
洗濯機の説明書に、柔軟剤を入れ忘れた際の対処法が記載されている場合もあるので、チェックしてみてください。

■柔軟剤は投入のタイミングと使用量が重要

柔軟剤は何分後というわけではなく洗濯洗剤を十分にすすいでから、最後のすすぎの際に入れるということがお分かりいただけたかと思います。詳しい使用方法や使用量を、柔軟剤の本体や、各メーカーのHPなどでチェックしてみましょう。
お気に入りの服やタオルを心地良く使えるよう、毎日の洗濯で、正しい柔軟剤の使用を実践してみてくださいね。