トイレタンク、掃除してる？黒ずみやにおいの予防に半年に1度は洗おう

トイレタンクを掃除することでトイレをきれいに保つことができ、トイレ独特のにおいを消せるんですよ。では見ていきましょう。

■トイレタンクの掃除って必要なの？

まずは、トイレタンクの掃除についてお話します。

・トイレタンクってどの部分？

トイレタンクとは座ったときに背面にある部品のことを示します。トイレを済ませたときに流れる水が溜まっているんですよ。掃除場所として見落としがちなトイレタンクですが、フタを開ければビックリ！汚れがびっしりついているかもしれません。

・掃除は必要？汚れの原因と頻度は？

トイレタンクの掃除は必要なの？と思ったあなた。必要なんです。その理由は水で満たされたトイレタンク内は湿気が充満していて、雑菌やカビが発生しやすくなるため。その汚い水で毎回トイレを流すとなると、便器に黒ずみが発生したり、トイレのにおいが取れにくくなったりするんですよ。掃除は1～3カ月に一度がベスト。最低で半年に一度は必ず掃除をするようにしましょう。一人暮らし用の間取りに多いユニットバスタイプは、お風呂といっしょになっているため、より湿気が発生しやすい環境になっています。ユニットバスであれば、より定期的なトイレタンク掃除を心がけましょう。

・どうやって掃除したらいいの？

トイレタンクの掃除方法は大きく分けて2パターンあります。フタを外して掃除する丁寧タイプと、フタを外さず掃除する簡単タイプです。それぞれの掃除方法をご紹介していきます。

■フタを外して掃除する丁寧タイプとは？

まずは。フタを外して行う掃除方法をご紹介します。

・準備するもの

中性洗剤お掃除シート歯ブラシ、大き目ブラシゴム手袋マイナスドライバー重曹、クエン酸（必要であれば）

・手順

1．まずマイナスドライバーを使って止水栓を止めます。2．トイレタンクのフタを外します。中フタがついている場合は中フタも外しておきましょう。3．タンク内の汚れをチェックしながら中性洗剤をかけてブラシでこすっていきます。細かい部分は歯ブラシを使うと良いですよ。4．タンク内の掃除が終わったら中フタ、フタも同様に掃除していきます。お風呂などに持って行って掃除するとやりやすいですよ。フタが黒ずんでいたら重曹を、水垢が気になるようならクエン酸を使うと◎5．きれいになったらフタをしっかり乾かし、元のようにセットすれば終了です。

・トイレタンク内を掃除するうえでの注意点

いくらカビが発生しているからといってカビキラーやハイターなどの塩素系漂白剤は使ってはいけません。タンク内の樹脂やゴムの劣化を早めてしまう可能性があります。酸素系漂白剤であれば中性に近い洗剤なので、タンク内の傷みを最小限に抑えて掃除できますよ。大手トイレメーカーでおなじみの『TOTO（トートー）』や『LIXIL（リクシル）』の公式サイトには、とても詳しいトイレの掃除方法が記載されています。トイレタンクだけでなく、日々のトイレ掃除の参考にしてみてくださいね。