コンサバとはカジュアルすぎない上品さのあること♡特徴とコーデ例を調査

コンサバは男性ウケするファッション、というイメージを持っている人も多いかもしれませんね。実際はどんなファッションなのか、コンサバファッションの世界を紹介していきます。

■まずは解説！“コンサバ”ってどんな意味？

コンサバ、という言葉は実はさまざまな場面で使用されています。コンサバの語源と使用シーンを紹介していきます。

・コンサバという言葉の由来

コンサバは、英語の「conservative（コンサバティブ）」という言葉が由来となっています。この単語は直訳すると保守的な思想、保守的なスタイル、といった意味があり、無難な様子を表します。
コンサバティブの対義語としては、革新的なという意味の英語「progressive（プログレッシブ）」や、ファッションにおいては、前衛的なという意味のフランス語「avant-garde（アバンギャルド）」という単語が挙げられます。

・＜ビジネスシーン＞での“コンサバ”の使い方

仕事の場面でコンサバという言葉を使うときは、
＊○○さんはコンサバな人ですね
＊次の企画はコンサバでいきましょう
など、「あたりさわりのないことを言う人」や「無難な提案」を表します。
悪く言えば、革新的な発想があるわけではない、良く言えば、現状維持、協調性のある人、ともとれますが、ビジネスの現場においてはあまりプラスのイメージは無いようです。
 

・＜医療シーン＞での“コンサバ”の使い方

医療の場面ではコンサバという言葉は「保守的（非手術的）療法」を表すそうです。
保守的（非手術的）療法とは、手術をして治療するのが主流な医学分野において、手術をしないで内服薬などで治療するような考え方のことのようです。
 

・＜政治シーン＞での“コンサバ”の使い方

政治の場面では、保守主義的な思想をコンサバと表します。これは、伝統や制度などを重んじ、急激な改革は望まない考えのことです。

多くの場面でコンサバという言葉が使用されているのですね。コンサバという言葉は、シーンによって意味合いやニュアンスが異なるのが興味深いポイントです。

さぁいよいよファッションにおいてのコンサバの話に入ります！

■ファッションにおける“コンサバ”とは

ファッション場面においては、コンサバという言葉はマイナスな印象はありませんよね。おしゃれなイメージが先行します。

・ファッションシーンでの“コンサバ”はいつから使われるようになったの？

コンサバファッションの起源は1980年代のよう。ブラウスとスカートにジャケットやスーツの組み合わせといったお嬢様系、清楚系のファッションのことを表していました。モード系のファッションやカジュアル系のファッションと区別するためにできた言葉のようですよ。
コンサバというワードは死語、とまで言われていた時代もありますがそんなことはなく、変わらず注目を集めています♡
 

・コンサバファッションはどんなコーデ？

コンサバファッションは、エレガントかつ控えめなファッションを表しますが、分かりやすく言うと、「女性らしさがあるオフィスでもOKな万人ウケするファッション」です。コンサバ本来の意味にとらわれず、プラスなイメージのファッションですね。
近年ではトレンドを上手に取り入れて、清楚系ですがイマドキ感があるコンサバコーデを楽しんでいる女性が多くいます。メンズファッションにおいてのコンサバファッションは「知性、品格のある装い」を表します。
コンサバ系のファッション雑誌としては「Ray（レイ）」「Oggi（オッジ）」や「GINGER（ジンジャー）」などが代表的。

・コンサバファッションの代表的なアイテムは？

コンサバコーデのアイテムとしては、王道のブラウスやカーディガン、女性らしいシルエットのスカートやパンプスなどがアイテムとして挙げられます。

＊ジャケットはハードルが高い！そんな場合はきれい目カーディガンがおすすめ

腰ひもがあるシルエットは大人の女性らしい落ち着いた雰囲気を演出してくれます。ハイゲージのきれい目カーディガンはジャケットが苦手なママにもおすすめです。

＊ネイビートップスは万能アイテム

食事会や学校行事など、きちんとしたシーンで活躍するネイビーのカットソーやブラウスは、コンサバファッションアイテムとしてとってもおすすめ。トレンドのベージュと合わせたり、王道ホワイト系のボトムスと合わせたりして爽やかなコーデに仕上げると素敵。

＊レースアイテムで女性らしさ全開！

レースアイテムがコーデに加わると一気に女性らしさが増します♡カジュアルアイテムと合わせて抜け感を作ってあげるのがおすすめ。レーススカートに動きやすいカットソーなどを取り入れて上手にコーデしているママが多数です。