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テレ東「シナぷしゅ」レギュラー放送スタート!松丸友紀アナを直撃【後編】

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テレ東「シナぷしゅ」レギュラー放送スタート!松丸友紀アナを直撃【後編】

 民放初の赤ちゃん向け番組、として話題のテレビ東京系新番組『シナぷしゅ』(4月6日〜)。プロデューサーにも名前を連ねるテレビ東京の松丸友紀アナウンサーに、番組の見どころ、自身の子育て観などをたっぷりお聞きしました。

前編はこちら⇒レギュラー放送スタート!テレ東「シナぷしゅ」松丸友紀アナにインタビュー

 

■息子との東京駅通いから生まれた「がっしゃん」

――赤ちゃんが楽しめるのはもちろん、子育てで大変な親世代も「ぷしゅ〜」とリラックスできるように、という思いも込められているというこの番組。松丸さん自身、働くママでもありますが、育児と仕事の両立という部分で意識していることは?

松丸:自分に子どもが生まれるまでは、育児も仕事もしなやかにこなし、キラキラして働いてる……そんな女性をイメージしていたんですけど、実際は思うようにいかないことばっかり。キラキラどころか、文字通り土遊びで「ドロドロ」ですし(笑)。家事も思うようにいかず、仕事も働ける時間に制限がある。いろんな課題を抱えながら、毎日をどうにか過ごしている感じです。

――そういった大変な経験があるからこそ、番組への思いもより強くなるのでは?

松丸:本当にそうです。私の息子は今2歳なので、私は“母親2歳”。自分も子どもに戻ったように、いろんなことを吸収していきたいと考えるようになりました。実際、子どもが生まれてから、今までだったら絶対に見なかった世界を知ることができて、毎日が新鮮です。『シナぷしゅ』という番組と出会って、むしろもっと子どもの成長を一瞬たりとも見逃したくない、と思うようになりました。

――たとえば?

松丸:新幹線にしても、以前は「ただの交通手段でしかない」と思っていましたが、息子目線で見ると、このフォルムがカッコイイ! 連結スゴイ!となるわけです。今まで生きてきたこととは全く違う世界を知ることができたので、それを仕事でも活かしていきたいし、もっともっと子育てと向き合っていきたいという気持ちに変わりました。

実際、コーナーづくりにも生きているんです。「がっしゃん」という、身の回りのいろんな「連結する場面」を紹介するコーナーは、私と息子がほぼ毎週のように東京駅で新幹線はやぶさとこまちの連結を一緒に見ていた経験から生まれたもの。「がっしゃん」という口癖もかわいいし、息子は手を繋ぐときにも「がっしゃん」って言うんです。身の回りにも意外と連結といいますか、“つながってるもの”ってたくさんあるので、そういう部分を表現しつつ、心のつながりみたいなところも裏メッセージでお届けできたらいいですね。

■『シナぷしゅ』を通して、世のパパやママと繋がっていきたい

――普段、お子さんと向き合う上で大切にしてることや「松丸家ルール」みたいなものはありますか?

松丸:私の息子はもうすぐ3歳で、イヤイヤ期最終章。本当に毎日大変で雷を落としたくなることもあるんですけど、そんな中でも「常に笑いは絶やさず」を家庭のモットーにしています。男の子なので、下半身を丸出しにするのが楽しくて仕方がないみたいなんですけど、最近は怒るのも馬鹿馬鹿しくなってきて、一緒にお尻を突き出したりして、子どもと同じ目線でいろんなことをやってみようかなって思えるようになってきました。

仕事がお休みの時も、本当は綺麗なママでいたいんですけども、公園に行くときはスカートなんて履いてられない。ジャージのような汚れてもいい格好で、カバンも以前は持っていなかったリュックや斜めがけのバッグなど、とにかく両手が空くものにして、携帯も持たず、とことん一緒になって遊んでいます。

――そんなお子さんとの日々が新たな企画にもつながる『シナぷしゅ』。今後はどんなことを目指していきますか?

松丸:もちろん番組として長く放送を続けていきたい、というのがひとつ。それとは別に、「シナぷしゅプロジェクト」として、さまざまな形で世のママやパパとつながっていきたいと思って、イベント展開やビジネス展開も計画しています。こんなご時世なので、リアルイベントは当面難しいかもしれませんが、何か接点を生み出していきたいと考えています。

たとえば、私事で恐縮なんですけど、食育インストラクターに合格したんです。資格を取ってみて気がついたのは、意外と親子で体験できる料理教室って少ないんですよね。『シナぷしゅ』でも料理しているシーンをお届けする「マンマタイム」というコーナーがあるんですけども、その延長線上で何かできれば嬉しいですね。そのほかにも、ひとりの子を持つ母親として、色々と育児関連の取材を自らして、それをコラムに連載する、といったこともしていきたいと思います。

――最後に、ママガール読者に向けてのメッセージをお願いします。

松丸:私も理想を言えば、子育てと育児とをしなやかに両立したいんですけど、実際はなかなかうまくいかない毎日です。そんなときにホッとできるのって、やっぱり横のつながりなんですよね。できなくて当たり前。一人で抱え込まず、「ま、いっか」といった気持ちを共有できる、そんな場をSNSなども活用して生み出していければと思っています。

そして、この『シナぷしゅ』を通して、私もこんなにできないママだけど、きっとそんなママは世の中にいっぱいいるよ。「ここに私がいます」という部分を共有できるようになれば……。とにかく肩の力を抜いて、子育てをもっと楽しんで、子どもと向き合ってもらえるきっかけになる、そんな番組にしていきたいと思っています。
 

【プロフィール】
松丸友紀(まつまる ゆうき)
テレビ東京アナウンサー。2004年入社。大学在学中は、さくらの親善大使として活動。これまでに「ゴッドタン」や「木曜8時のコンサート~名曲!にっぽんの歌~」「よじごじDays」などを担当。趣味は食器集め、骨董品探し。

「シナぷしゅ」番組情報

「シナぷしゅ」
毎週月~金 あさ 7:35~8:00(テレビ東京系列6局ネット)、 夕方 5:30~5:55(テレビ東京ローカル)
 



撮影/齊藤僚子 取材・文/オグマナオト 企画・構成/mamagirlWEB編集部

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