マスクがニキビの原因に？正しいケアで予防しよう！できたときの対処法も

■長時間のマスク着用が肌トラブルを引き起こす原因に！

withコロナでマスクでの生活を余儀なくされていますが、長時間つけていることによって肌にはかなり負担がかかっています。考えられる大きな原因はふたつあります。

・マスクと肌が擦れることによる摩擦ダメージ

マスクをつけると鼻の上から顎の下まで覆われますが、このときマスクの繊維が直接肌にふれているため擦れてしまいます。マスクをつけたり外したりすることで摩擦が生じ、肌に小さな傷がついて雑菌が入り込んでしまうことが、ニキビや肌荒れに繋がる原因のひとつと考えられます。

・乾燥肌が進む？温度や湿度の変化で水分が蒸発

マスクの内側は呼吸によって温度も湿度も高くなっています。常に蒸れた状態となっていますが、マスクを外すと肌についていた水分が一気に蒸発してしまいます。
マスクのつけ外しを繰り返すことにより温度差や湿度差を受けた肌はどんどん乾燥が進み、次第に肌荒れを引き起こしてしまうようです。

■すぐにできる！マスクによる肌荒れ予防法

マスクを快適につけるためには、肌荒れを起こさないようにしっかり予防することが大切です。

・丁寧なスキンケアが大切！保湿は普段よりたっぷりと

マスクによる摩擦や乾燥を防ぐために大切なのは、なにより保湿をしっかりと行うこと。なるべく肌への負担が少ない低刺激性の化粧水や乳液、さらに保湿クリームなどを使って丁寧に保湿しましょう。
また、マスクをつける前や、化粧直しなどでマスクを外したときにも保湿してあげると、さらに保湿効果が上がりますよ。

・刺激が強い不織布マスクはなるべく避けて

不織布マスクは、布マスクなどに比べて固めの素材を使っているため、刺激を受けて弱くなっている肌がさらに傷ついてしまいます。
肌のためには、なるべく不織布マスクを使わないことがベストです。使い捨てマスクなら、保湿効果のあるものを選ぶと肌にも優しく衛生的です。
もし不織布マスクしかない場合は、ニキビや肌荒れ対策として間にガーゼを1枚挟んであげましょう。そうすることで、ガーゼが肌とマスクの摩擦を防いでくれますよ。

・肌にも優しい！通気性が良い綿素材のマスク

直接肌にふれるマスクは、長時間つけることで肌への負担がどんどん大きくなります。
毎日のようにつけるものだからこそ、なるべく肌に優しい素材で作られたマスクを使いたいですよね。
@peechan_0601さんは、綿素材で大人用と子ども用のマスクを手作りしています。不織布マスクより通気性が良いため肌への刺激も少なくなり、自分の顔に合ったサイズのマスクをつけることで肌への摩擦も軽減できます！

■ニキビができてしまったら？適切な方法で治そう

ニキビができると、つい気になって触ってしまいがちですが、手や指についた雑菌がニキビを悪化させてしまう原因にもなります。ここからはニキビケアのポイントを見ていきましょう。

・つぶすのは絶対NG！ニキビ用のスキンケアや、塗り薬などを使う

ニキビを潰してしまうとニキビ跡になりやすいので、適切な方法でケアすることが大切です。
まずはドラックストアで購入できるニキビ専用の塗り薬や貼るタイプのニキビパッチなどを試してみるのも手です。ただし、市販薬で改善しない場合は皮膚科に相談しましょう。ニキビ用のスキンケアには、ニキビができにくいことをテストで確認済みの「ノンコメドジェニック表示」がある製品がおすすめです。その中でも低刺激の製品を選ぶと良いでしょう。

・おうちで過ごそう♡できるだけマスクをつけないのが1番！

1番の対策は、マスクをつけないことです。ニキビができている部分にマスクをつけていると蒸れた状態から細菌が繁殖しやすくなり、ニキビを悪化させる場合があります。
肌への負担や、新型コロナウイルス感染のリスクを考えて、可能ならば、休日などおうちにいられる日は、できるだけステイホームでゆっくり過ごしましょう。

・洗顔はたっぷりの泡で、優しく丁寧に洗おう

ニキビが気なるときの洗顔は肌に刺激を与えないよう、こすらずたっぷりの泡で肌を撫でるように洗いましょう。洗い流すときも熱いお湯ではなく、ぬるま湯で丁寧に洗い流すことがポイントです。肌を清潔にすることでニキビの予防にもなりますよ！
また、洗浄力が強すぎる洗顔料は肌に必要な油分を落として肌を乾燥させてしまうので、なるべく刺激が少ない洗顔料を選ぶようにしましょう。洗顔後の保湿も忘れずに！