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洋画の吹き替え初挑戦!安倍なつみさんを直撃 育児に夫婦円満の秘訣も!

撮影:モリサキエイキ

Entertainment

洋画の吹き替え初挑戦!安倍なつみさんを直撃 育児に夫婦円満の秘訣も!

大人気テレビシリーズの劇場版『パウ・パトロール ザ・ムービー』が、8月20日(金)に日米同時公開! 新キャラクターのダックスフンド・リバティ役の吹き替えを安倍なつみさんが担当しています。

安倍さんは、今作が洋画の吹き替え初挑戦!「リバティは想像よりはるかにパワフルな女のコ。終盤の注目シーンでは、エネルギーを要して倒れそうになりました(笑)」というアフレコ収録の裏側や、元気いっぱいな4才と2才の男の子との生活、夫婦円満の秘訣などについてたっぷりお話していただきました。

■アニメよりパウジョンアップ! 家族で楽しめる映画


ーー今作が洋画の吹き替え初挑戦ですね。お話をいただいたときのお気持ちをお聞かせください。

安倍:子どもたちと作品を見ていたので、驚きましたし素直にうれしかったです。でも、すぐには決められなくて。詳しくお話をお聞きして、子育てや家事をやりながらできるのかなとか考えました。その結果、できるかもしれないと思ったし、自分の中で楽しみのほうが勝っていたし、もしも演じたら子どもたちが喜ぶんじゃないかっていうことが頭に浮かんで、やらせていただくことになりました。

ーーアフレコはいかがでしたか?

安倍:実は、リバティの英語のセリフを耳で聞きながらの吹き替えでした。それは初めての体験で、おおもとと日本版はまたちょっと違うキャラクターなので、難しかったですね。それに、リバティは自分の想像よりはるかにパワフルで、テンションが高くて。〝これでもか!〟って声を出しても、〝まだ(テンションが)足りない! 足りない!〟というような感じでした。

ーーそんなリバティは、「ありよりのあり」とか「なしよりのなし」などセリフがおもしろくて印象的ですね。

安倍:ちょっとクセのあるセリフが、リバティの個性のひとつ。最初はそのセリフがなかったんですけど、追加されて、よりキャラクターが立った印象があります。「花マル満点!」とか、子どもたちがマネしてくれそう。ただ早口なところもあって、アフレコでは口の中が忙しかったです(笑)。
 

撮影:モリサキエイキ

ーーリバティとご自身で似ている部分はありますか?

安倍:はりきってしまうところ。決めたことに対してとことんやりたい性格で、今は子どもたちのことで一生懸命になる瞬間がいっぱいあります。

たとえば、先日ホタルを見に行ったんですけど、楽しむためには準備が必要じゃないですか。天気や気温などが気になってかなり荷物が多くなってしまって、〝これ、何泊分!?〟みたいな。ホタルは見られたんですけど、子どもは捕まえられるって思っていたみたい。光ってるのに、「えっ、どこ?」って探すんです。「見えてるよ」って教えたけど、あんまり反応は…(笑)。でも感動してましたね。次の日に、「ホタル見たねぇ、ママ」って言ってました。

ーー『パウ・パトロール』は、アドベンチャー・ベイで起こったさまざまなトラブルを、主人公・ケントと子犬たち〝パウ・パトロール〟が解決するというストーリー。日常生活の中で、〝パウ・パトロール〟がいてくれたらいいのに〟と思う瞬間はありますか?

安倍:つねにですね。子どもは4才と2才の男のコなんですけど、まだまだ大変。着替えもおむつ替えもなかなかさせてくれない! たとえばおむつを下から触ると、重たいんですよ。だから替えたいのに、「ヤダ!」って逃げ回ったり…。

特に朝が大変ですね。出発する時間までに着替えたり、ごはんを食べさせたり、トイレへ行かせたりおむつを替えたり。靴下は「はかなーい!」って言うので、最近は「いいよ。オッケー! はかない!」ってパスしてます(笑)。

家は囲われた空間だから安心なんですけど、外にいるときは、「どこ行った!?」ってあわてるときがあります。でも、そういうときにかぎってすぐ近くにいて、「(平然とした顔で)えっ、いるよ~」って。むだに気づかれ(笑)。だから、つねに誰かに助けてほしいですね。
 

撮影:モリサキエイキ

ーーお兄ちゃんが弟さんのことでお手伝いするときも?

安倍:はい、機嫌がいいときだけ(笑)。どこかへ行く日は、「にぃにがやろっか」って着替えを手伝ってくれたりして、朝から妙にやさしくなります。そういうときは黙って見てますね。

ーー劇中で、怖い気持ちに負けないチェイスに感動しました。安倍さん自身が、これまで勇気を出したことを教えてください。

安倍:クラシカル・クロスオーバー(クラシック音楽を聞きやすくアレンジした楽曲)という新しい音楽ジャンルに挑戦させていただいたときは、初めての試みだらけで、ステージそででガクガク震えていました。

そういう舞台とかミュージカルの初日の前日は、絵に描いたように眠れなくなります。本番直前は、ドキドキソワソワどころじゃなくて震えてて、「だいじょうぶ~。だいじょうぶ~。わたしにはできる~」っておまじないをかけるように言い聞かせたり、手のひらに〝人〟の字を3回書いて飲み込んだり。できることをすべてやりきってから、「よし! えいっ!」って出ていくような感じです。

ーー実はプレッシャーにあまり強くなかったり…?

安倍:全然ダメです。わたしって、考えすぎちゃうし器用じゃないし自分に自信がないんです。自己肯定感が低いのかもしれません。エンターテインメントは大好きなので、ステージに立ってノッちゃえばすごく集中できます。ただ…慣れてくると飽きるのも早いんです(笑)。いつでも新鮮味を持って舞台に立てるように、普段つけない香水を買ったりしているんです。

ライブのツアーでは、照明の関係で立ち位置が決まっているのに、飽きてしまって勝手に違う場所へ移動したことも。ひとりだけ暗い場所で歌って、スタッフさんに怒られました。本当に迷惑をかけましたね。

ーーママ目線でのこの映画の魅力を教えてください!

安倍:子ども映画ではなく、家族で楽しめる映画です。映像も音もパウジョンアップしているので、大きなスクリーンで家族で体感していただきたい!

わたしは、序盤のシーンからビックリしました。これまで見ていた『パウ・パトロール』より、さらに映像がよかったんです。パウ・パトロールのメンバーがバスに乗って移動しているシーンの車内から見える景色もすごくキレイ。物語の後半では、リバティがどうなっていくのか、スピーディーで迫力のあるカーチェイスシーンなども注目してほしいです。エネルギーを要したシーンで、アフレコしてて倒れそうになりました(笑)。

そして見終わった後に、〝あのシーン、こうだったね〟って家族の会話が増えたらうれしいです。

■〝会話の時間〟を大切にする仲よし夫婦


ーーお仕事しながら家事や育児を両立するのって、とても大変なことだと思います。時間をうまく使うために何か工夫はされているのでしょうか。

安倍:洗い物は、ためこまないようにしています。火を通している間や、子どもたちに食べさせたらパパっと洗ったり。置いておくと、わたしが面倒くさくなるっていう理由なんですけど(笑)。

圧力鍋はすごく活用しています! 時間がないとき、一気に栄養が摂れていいですよね。料理といえば以前、作り置きを試したことがあるんですけど、わたしはあんまり得意じゃないみたい。どれくらい作ればいいのかわからないし、できたてがいちばんおいしいと思っているので。

 

撮影:モリサキエイキ

ーーご主人とはふだんどのようなお話をされるんですか?

安倍:お仕事のことや子どもに関することなど、なんでも。子どもの写真とかはつねづね送っているんですけど、日々成長があるから、いろんなことを伝えたくて。お互いすごく疲れていて眠くても、その日にあったことを話します。ふたりで夜ふかしもしますよ。

ーー仲よしですね!

安倍:いやいや~…そうかな、仲よしかも。アハハハ! 次の日を考えると寝なきゃいけないんですけど、そういう会話の時間は大事だと思います。

ーーそうすると〝会話〟が夫婦円満のヒケツでしょうか?

安倍:そうですね。あと、「ありがとう」や「おつかれさま」を言うことだと思います。「おつかれさま」のひとことがあるのとないのってけっこう違いませんか? お互い違う場所でがんばっているけど、帰ってくる場所は同じ家。疲れやストレスがたまっていると、なかなか相手に「おつかれさま」って言葉が出にくいときがあるんですけど、意識して、ちゃんと伝え合うようにしていますね。

ーー最後に、『mamagirl』読者へメッセージをお願いしたいです。

安倍:あまり〝ママだから〟ということに縛られずに、ある程度大きくなったら、ママも一緒に楽しめることを見つけたほうがいいと思います。どうしても子ども優先になってしまうけど、プラス自分もいっしょに楽しめることを見つけていくと、いつのまにか自分もリフレッシュできます。だから、なかなか難しいけど、なるべく外に出てみるのはどうでしょうか。

本当に大変なママたちもいるだろうから一概にこうとは言えないんですけど、わたしとしては、大変な中でもがんばってポジティブに、楽しんで! 今の時期を乗り越えると、子どもの成長につれてまた次のステージがやってきます。そのステージも、楽しみを見つけることで笑って乗り越えられると、またちがうものが見えてきたりするのかなって。だから、一緒にがんばりましょう!
 

撮影:モリサキエイキ

【プロフィール】

安倍なつみ(あべ・なつみ)
1981年8月10日、北海道出身。
1998年に『モーニング娘。』第一期メンバーとしてデビュー。2003年からソロ活動を開始。2004年に6年間活動を続けてきたモーニング娘。を卒業後、音楽活動を中心にライブ、舞台やミュージカル、テレビ、ラジオ等で幅広く活躍。2015年12月に結婚。現在2児の母として子育て中。2018年「第11回ベストマザー賞2018」<音楽部門>を受賞。
プライベートでは、「ジュニア野菜ソムリエ」「ジュニア食育マイスター」の資格を取得。

 

【作品情報】

東和ピクチャーズ

今、日本全国で人気急上昇中の大人気 TV シリーズ『パウ・パトロール』は、2019年4月よりテレビ東京系6局ネットで毎週金曜日に放送中、現在放送3年目を迎え、NetflixやAmazon prime、Huluなど各種主要配信プラットフォームでも配信されている、男児女児関係なく子どもたちから今最も注目を集めるアニメシリーズ!

今夏、映画『パウ・パトロール ザ・ムービー』が“みんなが知らないお話”を引っさげて、8月20日(金)に日米同時公開。
舞台はアドベンチャーベイからシティへ!アドベンチャーシティの市長になったライバールが起こすとんでもないトラブルを、新しいメンバー、リバティと一緒に力を合わせてパウフェクトにパウっと解決できるのか!?

アニメーションのクオリティもストーリーもすべてがパウジョンアップ!!
5つのトラブル、5つの出動、パウ・パトロールがパウっと解決します!

公式サイト:https://pawpatrol-movie.jp/

【チェキプレゼントのお知らせ】

劇場版『パウ・パトロール ザ・ムービー』公開を記念して、安倍なつみさんのチェキをプレゼント!
mamagirlWEBだけの特別なチェキ、ぜひご応募ください。

 【応募方法】
・mamagirl公式Twitterアカウント⇒https://twitter.com/mamagirl_jpをフォロー
・公式アカウントでのチェキプレゼント告知ツイートをRT
以上の2点をクリアした方の中から、抽選で1名様にオリジナルチェキをプレゼントします。

 【募集期間】
・2021年8月20日(金)~8月26日(木)18時〆

 【注意点】
※当選の発表はmamagirl公式TwitterアカウントよりDMにて、当選者にのみお知らせします。
※応募に関する一切の費用はご自身の負担となります。
※本企画はmamagirlWEBの主催です。所属事務所や映画配給会社等、関係各所へのお問合せはおやめください。
 たくさんのご応募お待ちしております。
 



ヘアメイク:太田年哉 ( maroonbrand) スタイリスト:早川かずみ
撮影:モリサキエイキ 取材・文:ぶにお 企画・構成:mamagirlWEB編集部

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