YouTube銀の盾、ちびまる子ちゃん出演…ロバート山本が一年を総括

■コロナ禍だからこそ感じた、家族のありがたみ

2021年を振り返ると、この「苦しいことを続けた先の達成感」をさまざまな場面で感じることができました。WOWOWの『ロバートのコント極上百景』では、富士山をバックに最終回のロケをしてきましたが、富士登山も“苦行的”側面がありますよね。

僕は富士山にはもう5回登っていますけど、苦行のような山登りだからこそ、山頂での感動を味わえる。でも、馬場なんかは「ヘリコプターで富士山の上に行けるんだから、それでよくない？」的な反応ですから。

いやいや、歩くことで見られる景色は違うから！　富士登山のあの湧き上がってくる喜びはキツい思いがないと味わえないよ、ということを馬場にもわかってほしいなぁ、なんて。

馬場といえば、芸人にとって欠かせない存在だった打ち上げがコロナ禍ですっかりなくなり、「一人暮らしの馬場は夜、寂しくないのかな」と気なったこともあります。秋山も僕も家族がいるからまだいいですけど、馬場はコロナ前まで、今田耕司さんをはじめたくさんの先輩たちに可愛がってもらって夜の時間を過ごしていましたから。

馬場は「料理」という打ち込めるものがあるのが救いですけど、それでも寂しすぎてベタという魚を飼い始めたようですから。もし自分が今の時代に一人暮らしだったら、きっと心を病んでいたかもしれないかな、と考えることも。

その意味では、毎日賑やかな家族のありがたみを改めて感じた１年でもありました。来年も家族と一緒に、明るく楽しくいい年にしたいですね。皆様もよい年越しをお過ごしください！
 

撮影／モリサキエイキ　構成／オグマナオト　企画／mamagirlWEB編集部