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【先輩ママ特別インタビュー】育児がもっとハッピーになることを目標に!

撮影/mamagirl編集部

Entertainment

【先輩ママ特別インタビュー】育児がもっとハッピーになることを目標に!

「パパが理解してくれない!」には、本音を可愛く伝えてみよう

―困難さえも楽しむ余裕は、育児でも大切ですね。

経沢:
はい。物事をネガティブに捉えると、「こんなに辛いんだからもっと皆が優しくしてほしい」とか、「私ばっかりこんなに大変な思いをしてズルい」だとか、どんどん心が壊れてしまうと思います。あえてポジティブに振る舞い、困難を人生の糧にすることで、周りにも明るい人が集まり、良い状況にどんどんなっていくと思います。

―まさに、「私ばっかり大変」は、一番身近な存在であるパパに思いがちな感情です…。

経沢:
パパには「大変」「辛い」という感情だけではなく、「一緒に何がしたいか」「一緒に何を楽しみたいか」を伝えれば良いのかなと思います。結婚したということは妻の怒り狂った姿を見たいわけではなく、一緒に楽しい人生を歩みたいと思っているはずなので。例えば、甘え上手なところを発揮して、旦那さんに「こんな元気な妻が家にずっといるなんてロマンチックが足りないかなあ」とか可愛く言うのはどうでしょう(笑)。そうすると、じゃあ食事に行こうかとか、家族で旅行に行こうかとかなる。別に相手を持ち上げるのではなく、本音を可愛らしく伝えることが、夫婦のコミュニケーションの上手な取り方かもしれません。
 

「いざという時」のために、ベビーシッターとZoom無料面談を

―ポジティブでいられる心の余裕が、親子関係でも夫婦関係でも大切ですね。

経沢:
だからこそ、「自分がご機嫌になれるポイント」をたくさん持っておくべきだと思います。美容院に行くとか、予算内でお洋服を買うとか、女性って楽しいことがたくさんあるので。そのためにベビーシッターサービスを利用するのも選択肢の一つですよ。

―とは言え、ベビーシッターサービスを利用することに経済的・心理的なハードルを感じるママもいるかと思います。

経沢:
意外と自治体ごとにベビーシッターサービスへの補助があるので、一度調べてみるとハードルも下がるかと思います。例えば渋谷区でしたら1時間につき1,000円の補助が出るんです。また、キッズラインでしたらベビーシッターと無料の事前Zoom面談が可能です。これは何人でも無料なので、預ける前にまず会って、どんな人なのかを知ってほしいと思います。私がオススメしているのは、ご家族も一緒に10人位のベビーシッターと面談をして、4人くらいのお気に入りを決めていただくこと。実際に依頼しなくても、「いざ困った時にはこの方々がいる」と選択肢の中に入れておいてほしいです。また、もしも自分の両親や義理のご両親が子どもを預けることに抵抗を感じていらっしゃる場合も、ぜひ一緒に面談に参加いただきたいです。きっと顔が見えることで印象が変わると思いますよ。
 

ベビーシッターサービスを、当たり前のインフラにしたい

ー子どもを預ける上で、何よりも重視するのはやはり子どもの安全です。キッズラインの対策についても教えてください。

経沢:
会社としてもその点を最重視しており、安全管理部という専門部隊を設立しています。メールや電話での対応はもちろんですが、例えば、トラブル時に直接お邪魔してヒアリングする部署や、もし働く側がトラブルに巻き込まれても専門的な弁護士の方にアドバイスを受けられる体制、さらに提携する医療機関などを整備しています。もちろん保険にも加入しておりますし、今後、どのようなことがあっても対応できるように人員も体制も強化しました。高い安全面を維持するためにも、外部の専門家や保育の専門家、利用者の方の代表、働く方の代表など様々な立場の方に集まっていただき諮問委員会なども定期的に開催し、さまざまなご意見を伺いながら、会社としての在り方をバージョンアップさせています。ベビーシッターサービスが社会のインフラになるということは、誰しもが安全に利用できるサービスでなければなりません。一人でも多くのお子さんの笑顔を作り出せるようにこれからも頑張っていきます。

―ありがとうございます。今後の経沢さんの目標についてもお聞かせください。

経沢:
「日本にベビーシッター文化をつくる」「家事代行を当たり前に」を弊社では掲げています。まずは、新しい育児の選択肢であるベビーシッターサービスを社会インフラにしていきたいです。かつては保育園に子どもを預けることに罪悪感を持つママたちが多かったですが、今はとても少なくなったと感じています。それは国も一緒に保育園事業を推進し、もはや当たり前のインフラになったから。今後は、国は少子化対策の一つとしてベビーシッターサービスにも力を入れていくことが予想されます。キッズラインもさらなる企業努力で、皆様に使いやすく、そして育児の担い手であるサポーターさんも働きやすく仕組みを整えることで、育児においてベビーシッターサービスを当たり前の選択肢にしていきたいと思っています。

―最後に、読者に一言お願いします!

経沢:
女性は男性よりも人生の選択肢が多く、悩むことも多いと思います。結婚、仕事、育児といったそれぞれのターニングポイントで選択の場面に迫られます。でも、私は選択肢が多いことこそ豊かな人生だと思っています!女性自身が人生を自分で決めることができる時代だからこそ、自分だけの道を選び、楽しんでほしいと思います。

 




仕事のためだけではなく、自分の時間のためにベビーシッターサービスを使うことで、心の余裕が生まれます。キッズラインは、ママもパパも子どもも、家族皆が幸せな人生を送るサポートをしてくれる存在ですね。

【経沢香保子さんプロフィール】
株式会社キッズライン代表取締役。1973年生まれ。リクルート、楽天を経て、2000年にトレンダーズを設立。2012年、当時女性最年少で東証マザーズ上場。2014年にキッズライン(旧カラーズ)創業。著書『すべての女は、自由である。』(ダイヤモンド社)他

【お問い合わせ】
キッズライン
https://kidsline.me/

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菱山恵巳子

ライター
1991年生まれのライター・コラムニスト。エンタメからビジネスまで、執筆ジャンルは多岐に渡る。恋愛漫画の原作も手掛ける。2016年に出産、男女の双子を育てる母。男性アイドルウォッチャー。Twitter:@kaerita_i
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