【肌断食のやり方】やめたほうがいい人もいる？正しい方法や得られる効果、デメリットをチェック

■【上級者向け】正しい肌断食のやり方

初心者向けの肌断食に慣れてきたら、上級者向けの肌断食にチャレンジしてみましょう。ここからは、上級者向けの肌断食のやり方を紹介します。

・スキンケアもメイクもしない！

上級者向けの肌断食では、スキンケアとメイクをすべてやめて肌になにもつけないようにします。肌を休ませ、本来の健康な肌を目指しましょう。
ただし、スキンケアをしないため肌が乾燥しやすくなり、肌トラブルを引き起こすことも。こまめに水分補給をしたり部屋の湿度を保ったりと、スキンケア以外で肌の乾燥対策をする必要があります。

また、屋外に行く場合は、肌断食中であっても日焼け止めは塗るようにしましょう。紫外線は、シミやシワ、乾燥やたるみの原因となってしまうため注意が必要です。

・洗顔はぬるま湯で

肌断食中の洗顔は、洗顔料を使わずぬるま湯のみで行います。適正なぬるま湯の温度はだいたい30～35度で、手でふれると少し温かさを感じる程度です。熱いお湯で洗顔をすると、肌に必要な皮脂まで流れてしまうため注意しましょう。
反対に冷水で洗顔をすると、皮脂などの油汚れが落ちにくくなってしまいます。
洗顔をするときには、顔をあまりこすらないようたっぷりのぬるま湯で洗い流すのがベストです。

・乾燥ケアはワセリンのみ

上級者向けの肌断食をしていると、乾燥が気になる場合があるでしょう。そのようなときには、白色ワセリンでの保湿がおすすめ。乾燥を放置していると肌トラブルやかゆみの原因となってしまうので、我慢しないことが大切です。
黄色のワセリンには不純物が含まれているため、白色のワセリンを使うようにしましょう。

■肌断食はやめたほうがいい人もいる？デメリットは？

肌断食にはさまざまな効果がありますが、やめたほうがいい人もいます。肌断食を行わないほうがいい人の特徴や、デメリットを見ていきましょう。

・肌断食をやめたほうがいい人の特徴って？

肌断食をやめたほうがいい人には、アトピー性皮膚炎など皮膚疾患がある、ひどい乾燥肌、日焼けした直後である、などの特徴があります。皮膚疾患は肌の病気です。肌断食は健康な肌の状態で行うべきものなので、皮膚疾患がある人には向いていません。また、乾燥がひどい人は肌のバリア機能が著しく低下している恐れがあるため、肌断食はおすすめしません。日焼け直後も肌の乾燥が進んでいたり炎症を起こしていたりする可能性があるため、日焼けが落ち着いてから肌断食をはじめましょう。

・【肌断食のデメリット】ニキビや乾燥がひどくなる！？

向いていない人が肌断食を行うと、乾燥がひどくなり皮がめくれてしまったりニキビだらけになってしまったり、という肌トラブルが起こる可能性があります。このような症状を好転反応と捉える人もいますが、場合によっては肌トラブルが悪化したり深刻な皮膚疾患につながったりする恐れもあるため、注意しましょう。

肌断食の効果や好転反応の出方は、元の肌質やスキンケア習慣、生活習慣、食生活によって個人差があります。肌断食をするだけではなく、生活習慣や食生活を見直すことも大切ですよ。

■肌断食は正しいやり方をして効果を期待しよう

肌断食にはメリットもあればデメリットもあります。Yahoo！知恵袋などには、「10代のころから気になっていたニキビが改善した」「20代から肌断食をはじめてそばかすが薄くなった」という口コミも！反対に、肌断食をしたら肌がたるみ、老けたように見えてしまったという人もいます。合う人、合わない人はさまざまなので、肌断食をする場合は皮膚科医に相談するなどしてから始め、正しいやり方で進めましょう。