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【菊地亜美×くわばたりえ】くわばた家のパワフル育児トークにママたちが興味津々!

撮影/mamagirl編集部

Entertainment

【菊地亜美×くわばたりえ】くわばた家のパワフル育児トークにママたちが興味津々!

12月8日に開催された、タレントの菊地亜美さんによる1日限りのプロデュースイベント「MAMARIAL fes. 2024 supported by mamagirl」。
ママ&パパ、そしてキッズたちが楽しめる様々な催し物がたくさん用意されとても賑わっていました!
中でも、立ち見が出るほどの人気を博したのが、菊地亜美さんとお笑い芸人・くわばたりえさんとのスペシャルトークショー。現在3人のお子さんを育てるくわばたさんと亜美さんがリアルなママたちから寄せられたお悩みに答えていました。

■菊地亜美さんとくわばたりえさんのママトーク

イベントの冒頭で菊地さんが「りえさんに『オープニングトーク、私の出番が少なくなるから短めにしてね』って言われてたので、ちょっと早く言わなきゃね(笑)」と伝えると、早くも笑いに包まれる会場。

「表参道ということで、おしゃれしてきました!」とくわばたさんが白の割烹着姿で元気いっぱいに登場!
そして「ちょっと、赤ちゃんの顔を見せてください~!」とママに抱っこされた赤ちゃんたちの顔を見ては「かわいい!」と大興奮。「私、ちょっと前までこうして赤ちゃん抱っこしてうろちょろしてたから」と当時を懐かしんでいました。

 現在、14歳の長男、11歳小5の次男、そして小3の女の子の子育て中のくわばたさん。菊地さんとともにママたちのお悩みに答えていました。

菊地亜美(以下、菊地): 「くわばたさんがYouTubeチャンネルをやられてて『バタやんちゃんねる』っていうんですけど、そのYouTubeでこの格好でいつも登場してるんですよ。だから知らない方、これが私服じゃないですからね!」

くわばたりえ(以下、くわばた):「おかあちゃん感を出そうと思ってやってるんです(笑)」

 菊地:「私、ママさんよりも母ちゃん感強い人の方が…子どもに全力投球!という感じがして憧れなんですよ。母ちゃん代表じゃないですか」

くわばた:「褒めてんのか、けなしてんのか(笑)サンドウイッチじゃなくておにぎりでしょ(笑)」

菊地:「そう!めちゃくちゃ“おにぎり”って感じじゃないですか(笑)。それが好きなんですよ」

■くわばた家3兄妹、子育ての秘訣は「自立」

菊地さんとくわばたさんの楽しい掛け合いに笑いが絶えない会場。そこから話題はくわばた家について。
菊地さんから「平日のお子さんたちはどんな風に過ごしている?」という質問が寄せられました。

くわばた:「これ言ったら、“あんたちょっとひどいんちゃう?”って思われる方もいらっしゃるかもしれないですけど、朝、子どもたちは勝手に自分たちで目覚ましかけて起きて、自分たちでパン焼いて、目玉焼き焼いて、牛乳入れて、ヨーグルト食べて、勝手に学校行ってます!」

菊地:「もう、そうなるんですね!?」と驚いた菊地さんと同じく、会場のママたちも感心した様子で耳を傾けていました。

くわばた:「これはやってよかった。ぜひ真似していただきたい!小学校1年生とかそれぐらいの前後から、自分で手の届くところに全部物を置くの。お皿と食パン、バターを全部置くんですね。ほんなら「ママ取って」とは言わずに自分で食べますよ。だから取れるところに全部コップ置いたりして。ママがいなくても自分でできるようにしたんです。これ、何がいいかって、例えば朝6時に家出なくちゃいけない仕事、泊まりの仕事もあります。私がおってもおらんでも一緒やから、心配しなくていいんです」

菊地:「娘が、ママこれ開けて、あれしてって言ってくるじゃないですか。それを全部の手を止めて娘のところに行ってやってるなって気づいて。もう親のことをこき使ってるんですよね(笑)」

くわばた:「できひんから言ってるんだけど(笑)でも言ったらやってくれるからね」

菊地;「それまでは手を止めてやってたんですけど、これを続けると本当にわがままになると思って。だから私がキッチンで料理してる時に、「ママ、開けて」とかは全部こっちに持ってきてって言うようにしました。そうしたらちょっと自立するようになったんです」
くわばたさんの方法と同じく、菊地さんも自立するように促した体験談を語っていました。

くわばた:「私、『すくすく子育て』っていうNHKの番組をずっと長くやってたんですね。いろんな先生からお話聞く中で言われたのが、例えば小学校2年生でも、風呂に入ってママ体拭いてって言ってくるの。で、もうしゃあないな、特別やで!って、ずっと拭いてあげてたら、それはすごいいいことやねんて!

自分でできることをやってって言うのは、ママに甘えられるという環境が整っている証拠だって。それを聞いたから、真ん中の子、小学校5年生やねんけど、サッカーやって疲れた時とか、黙って私のとこ来てさ“ママ”って呼んで、タオル持って黙って渡してくる。何?って言ったら“拭いてください”って。しゃあないなって拭くやん。後ろから拭いててんけど、鏡に映ってる顔はめっちゃニコニコ笑ってるの!拭いてあげたら喜ぶし、やっぱり一生は続かない。一生拭いてあげないとダメな子じゃないから」

菊地:「そうですよね、今しか言えない。でも、ちょっと待ってって言いがち。自分でできるでしょ、なんで?って。でも抱っことかも一生言われないんだなと思ったら…今だから抱っこするようにしてます」

くわばた:「卒業式、入学式って何月何日って決まってるでしょ。でも抱っこが最後の日って決まってないん。気がついたら、あれ?お風呂入らなくなったなとか、あれ?一緒に寝なくなったなとか。ここだけの話、言わんといてほしいよ。お兄ちゃん未だにぎゅっとして言ってくるときあるよ。
やっぱ安心すんねんて。で、中2で大きくても「ぎゅっとさして」って言えるし、私からも「お母さん、疲れた。ちょっとパワーちょうだい」って言って。「もうしゃあないな」みたいな感じで、息子がこうやって(手を広げて)、私は「パワーをチャージできる」ってやってんねん。これいいでしょ」

菊地:「そういう親子すごくいいなって思う。女の子の方が手離れるの早いって言うじゃないですか。今もうすでに寂しいなと思いますもん」

子どもが大きくなってからのコミュニケーションのコツを教えてくれたくわばたさん。菊地さんも会場のママたちもなるほど!という様子でした。

■ダントツで多かった「料理の悩み」にくわばたさんはどう答える?

事前に菊地さんがInstagramで質問を募ったところ「料理」の悩みが多数寄せられたのだとか。

菊地:「圧倒的に、料理ができるようになるコツとか、作れる料理とか、料理ばっかりだったんですよ。

くわばた:「私、料理ほんと苦手なのよ。苦手やねんけど、みんなが勝手に上手だと思いこんでんねん!(笑)」

意外にもくわばたさんは料理が苦手なんだとか!菊地さんから毎日の献立をどうやって決めているかと聞かれると…。

くわばた:「中学生とか小学生たちがのママたちのままの前やったら、献立を言うねんけど、(今日は)赤ちゃん抱っこしてるやん、保育園、幼稚園の子が多い。だから献立はもう適当でいい!作るの大変やから。もうわからねん。ほんとに大変だから。
私ね、第1子の時は子どもを保育園に預けて仕事に行ってたから、手抜きのご飯は絶対ダメだ、子どもを預けてるんだから飯くらいちゃんと、母親らしいことしようと思って一生懸命やってたけど…すごいしんどくて。
それで作ったのに食べないし、イライラして……。今ちょっと仕事が忙しくなってきたから、もう
お惣菜めっちゃ買ってるし、あとはみそ汁とか豚汁の具って売ってんねん。その具をバーって入れて、肉切って入れて、煮込んで、うどんを入れんねん(笑)。何かに頼るなとか、いろんな話がありますけど、何かに頼ってやる料理をどんどんやっていった方がいいと思う!」

きっぱり!と言い切るくわばたさんの言葉に、心がラクになったママも多いはず。実際に菊地さんもくわばたさんの言葉に救われたと話します。 

菊地:「私はすぐに豚肉で包みがちなんですよ。豚肉で何かを巻いて焼いたら、立派な料理でしょ?って思うんですけど。それをくわばたさんに言ったら、豚肉を巻く方が大変やん!みたいな。もう巻かないで、そのままでいいやん!って言われて(笑)。」

くわばた:「アスパラを豚肉で巻くっていうから、アスパラと肉炒めれば一緒やん!って(笑)」 

菊地:「ほんとに、もう食べてくれればいいですよね」

くわばた:「うん!だから子どもが大きくなったときに、自分の作りたい料理をやってもいいのかなって思う」

その後も「息抜き」について質問が寄せられると、「喋ること」を挙げたくわばたさん。「いま息抜きしてんねんけど(笑)」と冗談を飛ばしつつ、「すごい大変な毎日やけど、15分、いや、10分。たった10分間でも自分のためだけの時間を作った方がいいと思う」とアドバイス。さらに「子どものためじゃなく、自分のためにお金を使う」ことも挙げていました。

■くわばた家夫婦円満の秘訣は「ドラマ」!?

来場者からの質問コーナーでは、くわばたさんの大ファンだというママから、夫婦のコミュニケーションについて相談が寄せられました。
現在、ほぼ24時間育児という状態。2人目が誕生してからは特に夫と話す機会が減ったほか、子どもと遊ぶのはママでパパはサッカー観戦に夢中になる時間が増えたのだとか。

くわばたさんは過去を振り返り、「正直こんな言い方したらあかんけど、パパが帰ってくるの遅いから、私1人で子育てしてるやん!と思ってた」と打ち明け、「けれど、やっぱり週末ちょっといてくれるだけ、休みの日にいてくれるだけでも安心感をもらってた」とも。

くわばた:「一つ思うのが、ご主人も喋りたいことがあんねん。今日会社でこんな嫌なことあってんとか。だから、ほんまは「どうだった?」と聞いてほしいけど、こっちから1回聞いてみる。「最近忙しいの?」って。向こうも言いたいことがあるのかもしれない」
とアドバイスしていました。

くわばた:「私がよくやってたのは、2人で同じドラマを見るっていう時間を週に1回とってた」

菊地:「えーすごい!」

くわばた:「ドラマを見終わったら、「来週どうなんねやろ?」って育児の話をしない時間を夫婦で持つ。育児以外の話する。これ、すごく大切かも。子どもがいない時ってそうだったでしょ?そういう育児以外の話をしてたら、育児の話もすっとできる空気になる。育児の話ばっかりしてると、また口開いたら子どものことばっかり…って。だからドラマと共通の趣味を持つのは私はすごく良かった」

自身の体験を交えながら語るくわばたさん。菊地さんも「うちもですよ!」とパパがサッカーに夢中になっているというママのお悩みに同調。

菊地:午前中から〇〇に行ってもいい?とか、そういうの聞かないで、決めるっていうのはどうですか?「見ててもらってもいい?」って聞いて、「うん!?」ってなるのが嫌だから。「行ってくるからお願いね!」ってもう決める」

決してパパが非協力的なわけではないものの、ママからお願いする姿勢をやめたのだとか。リアルな経験を基にしたアドバイスを。

これには、くわばたさんも「確かにそうだね」と理解を示し、「これは(動画を)回してるんですか?ここ、ご主人に見てもらって」と相談者のママのスマホに向けて、パパに宛てたこんなメッセージを送っていました。

くわばた:「サッカーはいつでも見れるんですけど、子どもの成長は今しか見れないんで、ぜひサッカーは1回ちょっとお休みして、今はお子さんを見ていただいて。きっと将来、「なんで俺あの時サッカー見てたんだろう」、「子どもの成長見てなかったの…」ってパパが絶対後悔するから。子どもを見てもらうんじゃなくて、見させてあげないとパパが後悔しちゃう!」

そんな思いやりに溢れた力強いメッセージに会場のママたちも大きくうなずいていました。

ここで時間が来てしまい質問タイムは終了。菊地さんは「まだまだ喋りたかった!」とこぼせば、くわばたさんも「あと1時間欲しかった」と叫ぶように声を強めるなど、白熱したママトークを繰り広げていました。

くわばたさんの“母ちゃん”感が好きだと言う菊地さん。パワフルに3人の子育てに奮闘するくわばたさんの言葉に、心が軽くなったママも多かったのではないでしょうか。

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編集部・エメンダール妃呂子

ライター

エンタメ・コミック担当の編集者。

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