
撮影/mamagirl編集部
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【動画あり】DAIGOさん「わかりやすくいうとCMS」『映画 きかんしゃトーマス』でサンタクロース役に挑戦!
2025年12月12日(金)に公開の『映画 きかんしゃトーマス サンタをさがせ!パーシーのクリスマス急行』で、サンタクロース役を演じるDAIGOさんにmamagirlがインタビュー!アフレコの様子から、プライベートまでたっぷりと語っていただきました。
■DAIGOさん「台本を読んだ時点で、確実に良い作品だなと確信」
ーー9年ぶりにトーマス映画に参加です。『サンタをさがせ! パーシーのクリスマス急行』の物語に触れた最初の印象は?
DAIGO:わかりやすくいうとCMS。「超名作」と思いましたね。サンタクロースを探しにトーマスとパーシーが切磋琢磨して、少女の夢を、ちゃんとサンタさんに届けたいというストーリーが素晴らしいなと思いました。台本を読んだ時点で、確実に良い作品だなと確信しました。
ーーDAIGOさんが演じるサンタクロースは、物語のキーとなり、終盤の見どころのひとつです。DAIGOさんのインタビュー動画ではサンタクロースの「ホッホッホー」っていう声を意識したそうですが、演じるにあたって意識した点や挑戦したことは?
DAIGO:良い意味で、おじいちゃん感を出したいなと思っていたんです。長く生きてきたおじいちゃんの渋い感じ、ヴィンテージ感を出していきたいなという思いはありました。でも監督に聞いたら、「元気な明るいサンタさんがいい」という話でしたので、なるほど!と。監督から言われた通りにやってみたら、そちらの方が子どもたちが見るのにすごくふさわしいと思いました。自分のイメージは違ったものの、監督さんたちが正しい方向に導いてくれた、サンタさんへのレールを敷いてくれた感じです。

ーーアフレコで印象に残っていることは?
DAIGO:やっぱり「ホッホッホー」っていう笑い声ですね。サンタさんの代名詞みたいになっているので、普段からそれを言ってたらよかったんですけれど(笑)。なかなか言う言葉ではないので、ちょっと苦手だったのですが、やっていくうちにどんどん楽しくなって、すごく好きになりました。元気な「ホッホッホー」もあれば、短めの「ホッホ」。「ホッホッホー」によってちょっと意味合いも変わる。短めの「ホッホッホー」は「まぁそうだね」という意味で、大きい「ホッホッホー」は、ただ声を出したいんだろうなぁ。サンタさんも大きい声を出して、存在を知らしめたいのかな(笑)。いろんな意味が込められていると思うと楽しいですよね。そういうのも聞いてもらえたら。
ーー「ホッホッホー」の違いを楽しむのも、1つの見どころに。
DAIGO:そうですね。声優のアフレコとかの仕事ってけっこう作品をほんとに良いものにしたいっていうのはあるじゃないですか。それで今まで何作かやってきたんですけれど、期待に応えられなかった作品もあったので…。僕は全力でやってたんですけど、やっぱり作品のファンの方からすれば、「ちょっと残念だった」とかはあるので。今回もせっかくオファーをいただいたので。とにかく作品を壊さないように、良いものにしたいっていう思いは強かったですね。監督だったりスタッフの方々もすごく良い仕上げをしてくれたので、今回はほんとうに良いサンタさんになったんじゃないかな思います。
ーー完成作品をご覧になってどんなことを思いましたか?
DAIGO:超名作なことには変わりないのですが、大人にも子どもにも“TKO”っていう感じで、「大切なことを教えてくれる」っていう、そういう映画ですね。大人が忘れてしまってたような感情だったり、思いだったりとかを、ある意味呼び起こしてくれるようなそんな言葉もあるし。
子どもたちにとってもトーマスをはじめ、この世界観で、クリスマスが舞台で、全キャラクターが素敵ですし、歌もあるし、ちょうど1時間位っていう最高の尺じゃないですか。見やすくて楽しめる作品で、助け合うことなど、学べることがたくさんあるんじゃないかなと思います。
ーー特にどんなことを学んでほしいなどありますか?
DAIGO:ライアンという少女の、1通のサンタさんへの手紙が残っていて、それを届けたい!というパーシーの思いがあって。みんなで力を合わせてサンタさんに届けに行こうとする。絆や縁、友だちの大切さも学べると思うし。僕が言ったサンタさんとしてのセリフ…それはぜひ劇場で見て欲しいのですが、なるほどなぁという、すごく深いセリフ、大人にも響くものがあるセリフもあるので、全体的にいいことばかり、ハッピーな世界がありますね。でも、時には諦めそうになったり、迷うこともあったりするけれど、でも諦めずにやりたいこと、人のために何かをやることは素晴らしいことだということが学べるんじゃないかなと思います。

■DAIGOさんのクリスマスの思い出は?
ーー今回はサンタクロース役ですが、ご自身が幼い頃のサンタクロースとの思い出は?
DAIGO:クリスマスにプレゼントを届けてくれる、感謝ですよね。だからサンタさんにはもちろん会えてはいないんですけど、年に1回ね、欲しいものくれるっていうか。そのためにいい子にしていようとか、そういうのもありましたね。
ーー記憶に残っている嬉しかったプレゼントは?
DAIGO:記憶に残っているのはゾイドですよね。ゾイドっていう電池で動く恐竜のプラモデルみたいなものです。接着剤などは使わずに、組み立てやすいおもちゃだったんですけど、それがすごい好きでした。クリスマスにそれをもらって速攻で組み立てたりしていました。ゾイドは今もあるので、いまだにワクワクして、見ると買いたくなるんですよね(笑)。子どもの頃のそういうワクワク感っていうのは、どこかに残っているんでしょうね。大人になっても当時好きだったものとかは改めて集めたくなります。

ーーお子さんたちには映画に出演することを伝えましたか?
DAIGO:娘には伝えましたね。9年前はまだ生まれていなかったけれど、大きくなってから見せたことはあったんです。だから「パパは9年前にライアンっていう機関車の役をやって、また出るんだよ」と言ったら、娘からは「今回は何役なの?」と聞かれました。まだ情報が出ていなかったので、もしここで伝えたら幼稚園で言うぞ…と思って(笑)。だから「ちょっとまだ、あのまた今度ね」みたいな感じではぐらかしたんです。でも、僕も我慢ができないから(笑)、その3日後ぐらいに「サンタさんやるよ!」と明かしたら、「あ、そうなの」と、サンタさんやるんだ~みたいな感じのリアクションでした。
息子はまだそんなにわかっていないので、とにかくトーマスを見せたり、絵本を読んだり、一緒に映画も見たんですけど、楽しそうに見てまして、今めちゃくちゃトーマスが好きなんです。そして、構成もすごく勉強になりますよね。歌から始まっているから、あそこで心をつかんで、中間の展開から最後に行くにつれて、サンタさんの、声だけのキラキラキラ〜とかを小出しにして。クリエイティブ面でもすごく勉強になりました。子どもたちが、1時間集中して見られる、素晴らしい映画だなと思いました。
下の子は間もなく2歳になるんですけど、「ホッホッホー」って楽しそうに真似してたから。あぁこういうところにも引っかかったりするんだなぁ~とか。子どもが楽しめるようなことが詰まっているので、映画を作っている皆さんに改めてリスペクトです。
ーー今年のクリスマスプレゼントの1つになった。
DAIGO:まさにそうですね。僕にもクリスマスプレゼントだったし、子どもたちにもクリスマスプレゼントになったなって思います。2025年のクリスマスは、きかんしゃトーマスの、パーシーのクリスマス急行っていう思い出が残り続ける。トーマスのおかげで忘れられないクリスマスになります。
■mamagirl独占インタビュー!気になる、DAIGOさんの日常は?
ここからはmamagirlだけで読める独占インタビューです。普段の生活スタイルや得意料理などについてもたっぷりと語っていただきました。

ーーDAIGOさんのお仕事に対するマイルールや、仕事の前のルーティンについて教えてください。
DAIGO:マイルール。うーん…。仕事前は何してるんですかね(笑)。その日その日の仕事が基本的に同じ仕事はそうそうないので。レギュラーでやっている『DAIGOも台所~きょうの献立 何にする?』(朝日放送)も毎回メニューが違うし、他の仕事の時間帯も違うし。あんまりこれだ!っていうのはありませんが、でも家のこと、例えば朝ご飯を作って、子どもに食べさせて、お弁当を作って。幼稚園の送り迎えをしたり、下の子の幼児教室に送って行ったり。すごく規則正しく過ごしているので、そういうことの後に仕事に行くっていうのは気持ちも切り替わっていいですね。あとは送り迎えとかで歩いたりするんですが、あれが意外といいんじゃないかなと思っています。やっぱり車移動で仕事に行くと日光を浴びないですし、送り迎えで歩いて、太陽の光を浴びるっていうのが体にいいのかなと思っています。
ーー料理のエピソードがありましたが、DAIGOさんの得意な料理は?
DAIGO:料理番組で習っていろいろと作るんですけど、中でも子どもたちがおいしいって言ってくれる、子どもたちの間でバズってるのが手羽中です。スーパーで8本ぐらいで売ってるんですけど、それをオリーブ油で炒めて、ちょっと塩をかける。それが今一番好きなんです。いろいろ手間ひまかけて作ったりするんだけど、「あ、そういうシンプルなの好きなんだ!」って(笑)。だからかっこよく言うと手羽中のソテー。かっこよく言うとそうですけど、ただ焼いただけ。でもそれがもうめちゃくちゃバズっているんです。
ーー素敵なことですね。素材の味が分かっているんですよね。
DAIGO:娘がけっこうそういうタイプで。こないだもママがオムライスを作ってくれたのですが、ケチャップをかけずに食べていて。「あれ?ケチャップかけないの?」って言ったら、「いや私さぁ、ほら、素材の味を楽しむ派だからさぁ」って(笑)。5歳で言ってたから(笑)。「あ。そうなの、大人だね!」って。そんなふうに、子どもたちがなんでもおいしそうに食べてくれて、下の子も「もっと、もっと食べる〜」とか言ってくれるから、作り甲斐がありますよね。
ーー今年のクリスマスもチキンソテーを?
DAIGO:でも特別ではなくなっちゃってるから、手羽中のソテーは(笑)。

ーー最後にmamagirl読者に向けて、パパ目線からメッセージをお願いします。
DAIGO:僕もまだパパとして5年位なので。これがもう15人育てあげてます!みたいなパパではないので(笑)。同じようにいろいろ切磋琢磨しながら、試行錯誤しながら育てている。同じようなことで悩んだりとか、いろいろあると思うんですけど。最近思うのは、シンプルに「KYC」だなって思うんですよ。“子どもによって違う”と、シンプルに思います。やっぱり兄弟でも性格も違うし、好きなものも違う。成長のスピードも違うし。
例えば、オムツがなかなか取れない…とかあると思うんですけど、いずれは取れるし。焦っちゃうこともあるけど、焦らずにね、子どもの成長を見守りながら、個性を伸ばしていってあげたらいいんじゃないかなぁと思うんです。そして、親も人間だから、言い過ぎちゃったなぁ…とかもあると思うし。でもそれはそれで、子どもにとってそれが悪いことかどうかもわからない。理不尽なことを経験しながら成長していくものかもしれないから。
だから、その時々の悩みも出てくると思うんですけど、とにかく親にできることを焦らずやっていくしかないんじゃないかなと思います。寝る場所とご飯さえあれば何とかなるんじゃないですか。あははは(笑)。
【プロフィール】

DAIGO(ダイゴ)
1978年4月8日生まれ、東京都出身。AB型。2003年、DAIGO☆STARDUSTとしてメジャーデビューを果たし、2007年には3人組ロック・バンドBREAKERZを結成。「DAIGOも台所〜きょうの献立何にする?〜」(朝日放送系)では料理番組でMCを務める。現在2児のパパ。
【動画】DAI語がとまらない!DAIGOさんに3問インタビュー
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