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結婚式参列の基本マナーとは?招待状や御祝儀袋、コーデマナーまで紹介
■結婚式に招待された!ゲストも準備がたくさんある
結婚式に参列するとなると、招待状の返信マナーや結婚式当日のマナー、そして服装についてなど、ゲストが知っておきたいことはたくさんあります。マナー以外にも、当日までに準備しておきたいものもチェックが必要です。恥をかかないためにも、結婚式の基本のマナーを覚えておきましょう。
■結婚式と披露宴の違いとは
結婚式と披露宴の違いを聞かれても、スムーズに答えられない人も多いはず!そこで、結婚式と披露宴の違いをまとめてみました。
・結婚式とは
結婚式とは、結婚する二人が神様やゲストの前で結婚を誓う儀式をすること。一般的に、挙式が結婚式にあたります。この挙式も近年いろいろなスタイルがあるんです!挙式のスタイルは大きく分けて4つ。1つ目は「キリスト教式」。ホテルや式場などのチャペルにて、牧師が司式を行い、誓いの言葉やキスを披露します。2つ目は、雅楽の音色に包まれて、神様に二人が結婚したことを奉告する「神前式」。挙式は神職が進行し、主に神社や結婚式場で行われます。親族だけで行うことが多いそうです。3つ目は、「仏前式」。お寺の御本尊に二人が結婚したことを奉告し、二人で念珠を拝受するのが一般的です。新郎新婦どちらかの菩提寺か自宅で行うことが多いですが、ホテルや結婚式場でもできる場所はあるそう。4つ目は、ゲストに結婚の証人になってもらう「人前式」で、場所も形式も宗教に関わらずフリースタイルのものをそう呼びます。
・披露宴とは
披露宴とは二人が結婚したことを親族や友人、会社の同僚などを招いて報告するパーティーのこと。披露宴では、ゲストと共に食事をしたり余興で楽しんだりします。披露宴は挙式の後に行われることが多いので、挙式+披露宴=結婚式と思う人もいるかもしれませんね。今どきカップルの中には挙式は親族のみで行って、披露宴は友人や会社の同僚を招き、別日にホテルやレストランで行うというカップルもいます。
■招待状の返信マナーと書き方
招待状は、記入欄に必要事項をただ書いて提出するだけではないんです!ここでは、知っておきたい招待状の返信マナーや書き方をご紹介します。
・招待状の返信マナー
招待状が届いたら1週間以内を目安に、なるべく早く返信するのが招待状の返信マナー。新郎新婦は招待状の返信はがきをもとに、席次やギフトの数の準備をするので、よっぽどの理由がない限り早めに返信しましょう。返信はがきは、毛筆や万年筆で記入するのが正式なマナーです。ボールペンやマジックで記入するのもOKですが、注意したいのがボールペンやマジックのカラー。グレーは不祝儀を表してしまうので避けましょう。・招待状の返信の書き方
招待状の返信の一般的な書き方はまず、はがき表面の宛名の後にある「行」に二重線を引き、「様」に書き直します。二重線を引くときは定規を使ってまっすぐ引くと、きれいに仕上がります。出席する場合は、はがき裏面の「出席」を丸で囲み、「出席」と書かれている前や上に「慶んで」、後ろや下には「させていただきます」と記入。「御欠席」の部分は二重線で消します。その他に書かれている「御」や「芳」もすべて消しておきましょう。メッセージ欄にはお祝いのメッセージを、短文で書きます。お祝いごとは終止符を打ってはタブーなので、メッセージを書くときは「、」や「。」は使わないように気をつけてくださいね。すでに予定があり、やむを得ず結婚式を欠席する場合は「欠席」に丸をして、「欠席」と書かれている前や上に「残念ながら」、後ろや下には「させていただきます」と記入します。親しい友人の招待状を返信するときに、イラストで「御」や「芳」を消す「招待状アート」というものが流行っていますよね。こちらの写真のようにポップで華やかにすると、友人も喜ぶでしょう。