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「ちびまる子ちゃん」好きな奥さんが出産直後にみせた余裕…カッコよくて涙

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「ちびまる子ちゃん」好きな奥さんが出産直後にみせた余裕…カッコよくて涙

2017年に第一子を授かり、パパとなった、お笑いトリオ・ロバートの山本博さん。息子くんとの生活の中で感じた「?」や「!」をマンガに描き、今年7月からインスタグラムで発信。第2回は奥さんとの馴れ初めから振り返ります。

■奥さんとの馴れ初めは、あの国民的アニメがきっかけ

僕はアニメの「ちびまる子ちゃん」が好きで、毎週録画して観ています。子どものときも楽しく観ていましたが、録画するようになったのは大人になってから。「ちびまる子ちゃん」って、めちゃくちゃ泣ける回がたまにあるんですよ。映画ではなく、通常の30分枠で泣かせてくる。それで、「自分がまだ知らない、泣ける話があるんじゃないか」と思って、ずっと録画を続けているんです。実は、奥さんと仲良くなったのも「ちびまる子ちゃん」がきっかけでした。知り合いのボクサーの祝勝会に参加したときのこと。僕はその人しか知り合いがいない“アウェー”状態だったので、近くにいた人に、なんとなく話しかけていました。その中にいた一人がいまの奥さん。話の流れで、奥さんが「ちびまる子ちゃんが好き」と言い出したんです。「ちびまる子ちゃん」って、みんなが小さい頃から観てきたアニメじゃないですか。だから、好きという人は多いけれど、大人になってからじっくり観ている人って少ないんですよ。「どうせ、たまに観るくらいの“好き”なんだろうな」と思い「俺は毎週録画してるよ」と奥さんに言ったところ……。奥さんが「私も録画してる」って返してきたんですよ。自分の他にも録画してる人がいた!と嬉しかったですね。そこから「あの回は良かったよね」なんて話が盛り上がり、仲良くなっていったんです。初めて家に誘ったときも、「ちびまる子ちゃん」の映画のDVDを観るのが目的でした(笑)。

■奥さんのたくましさに涙が出てきた

奥さんはスポーツが得意で、18歳まではスポーツ刈り!バスケットボールの選手なのに、足が速いからと陸上の大会にも出ていたとか。結婚する前年の2014年、僕はプロボクサーとしてデビューしました。ボクシングの試合の前って、ハードなトレーニングをこなして、体をつくらないといけないんですよ。僕がトレーニングに集中できるように、身の回りのことを奥さんがよく手伝ってくれました。そして出会ってから2年半後に籍を入れ、第一子を妊娠。昨年の夏に、臨月を迎えました。「陣痛がきた」と知らせを受けたとき、僕は仕事で京都にいました。病院に着いたのは、息子が産まれてからわずか30〜40分後。「分娩室と新生児室、どちらへ先に行かれますか?」と看護師さんに聞かれて、「分娩室に行きます」と即答。頑張って息子を産んでくれた奥さんに、真っ先に声を掛けなきゃという気持ちでいっぱいだったんです。分娩室のドアを開けた瞬間、「すごい壮絶だったんだろうな」という空気を肌で感じました。試合後のリングに上がったような、神聖な空気感というか……。ベッドの上に横たわる奥さんは、勝って帰ってきたボクサーみたいで、本当に格好良かった。もっとヘロヘロになっているんだろうなと想像していたので、そのたくましさを目にして、涙が出てきました。

「赤ちゃん見てきたら?」激闘を終えた直後なのにこの余裕。うちの奥さんカッコいい!

■泣き続ける息子とのバトル

先ほども書いたとおり、奥さんは根っからの体育会系で、忍耐強いタイプなんです。それでも息子が産まれてすぐの頃は、ストレスを感じてピリつくこともありました。正直に言えば、息子が産まれる前は「専業主婦なので、家のことは頼みたい」なんて気楽に考えていたんです。ところが、いざ息子が産まれて、ぎゃん泣きする姿を見ると、「これは、1人では絶対に無理だな」「パパとかママとかの前に、人間として無理!」と思いました。僕はまだ仕事で外に出られるけれど、1日中家にいる奥さんのストレスは半端ない。だから、スケジュールを全部渡して、自分が休みの日には、奥さんが外出できるようにしました。息子は最初、奥さんがいなくなる瞬間から泣いて、次に顔を見るまで泣きどおしでした。抱っこしても「いつもと違う」って、泣かれちゃうんですよ。だけど、ここは乗り越えなきゃいけない通過点だと思って、耐えましたね。「俺のところで寝るか、泣き続けるしかないんだよ。ごめんな」と話しかけて、抱っこし続けました。ギブアップせずに「どんどん泣けよ」と思えたのは、ボクシングで培った忍耐力のおかげだと思います。ボクシングって、ガンガン攻め合っていても、最後は疲れきったほうがダメになりますから。だから、息子にどんなに泣かれても「お前は泣きながら、どんどん疲れて最後の最後は寝るしかなくなるんだぞ」って思っていましたね。おかげで今は、僕が抱っこしてもぐっすり寝てくれます。息子は「あーあ、今日はこっち(パパ)か……」と多少がっかりしながら寝ていますね、たぶん(笑)。

産院では5分おきに子どもが誕生し、わずか10分ほどで後輩が2人もできた息子。どの子よりも大きな声で泣く我が子は、看護師さんからも「天性の大きな声」とお墨付きをいただきました!

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ロバート 山本博

ライター
2018年で結成20年を迎える、お笑いトリオ・ロバートのメンバー。テレビ番組や劇場でのコントではツッコミとして活躍する一方、ボクシングのトレーナーとしてレッスンを開講したり、相方の秋山竜次から「むちゃぶり」で描かされた「むちゃぶりかみしばい」(文芸社)が出版されるなど、多方面に渡って活動している。趣味:ボクシング(フェザー級、戦績:1戦1勝1KO、トレーナーライセンス取得)、ポケモン、お城巡り、蕎麦屋巡り、体を動かすこと特技:ルービックキューブ、ロボットダンス、オカリナ、運動保育【育児絵日記Instagram】yamamotohiroshipapa
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