Baby&Kids
赤ちゃんの何気ないお世話。ちょっとした意識が未来に力を伸ばす
vol.1073【1日1成長お母さん】受け身の育児から積極的な育児へ。五感への刺激が好奇心を育む
新生児との単調な毎日。しかし関わり方次第で子どもの成長を後押しできる
子どもが生まれて数カ月は授乳におむつ替えに寝かしつけと、毎日が単純な繰り返しだけのように感じるものです。慣れるまでは赤ちゃんのペースに合わせるだけでもお母さんには大変なもの。特に一人目の育児は追われるように過ぎていくと感じることも多いでしょう。しかし0歳児にとっては、関わってくれるお母さん次第で豊かな感性を育んでいくことができます。大きく成長する1年、発達に合わせた関わり方を意識しましょう。
泣いても焦らなくていい。初めは赤ちゃんが求めていることが分からないもの
生まれたばかりのHちゃんが泣いています。お腹がすいたのか、おむつを替えてほしいのか、眠たいのか…なんで泣いているのかも分からないお母さんはひとつずつ確かめていきます。お母さんにとっては単純なやり取りでも子どもにとっては大切な時間。お母さんが応えてくれることで安心と信頼を築いていく貴重な体験です。そしてそんなやり取りの中に、意識次第で今後の子どもの未来の能力を育てていく大切な関り方があるのです。
まずは語りかけと抱擁から。赤ちゃんの五感へ積極的にはたらきかけよう
泣いている声には話しかけながら近づいてあげましょう。おむつを替える時も「いっぱい出たね。気持ちいいね」「足をあげようね」など言葉をかけながら、赤ちゃん体操を加えたりスキンシップを増やします。授乳時間の赤ちゃんは、おっぱいやミルクそしてお母さんの匂いの中、肌のぬくもりや味を感じています。赤ちゃんと目を合わせて飲ませてあげ、時にお話するように声をかけてください。お母さんを全身で感じる時間は五感をしっかり刺激できます。
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