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共働きの毎月の貯金額はいくら?お金事情を徹底分析します

出典:photoAC 

Lifestyle

共働きの毎月の貯金額はいくら?お金事情を徹底分析します

老後のお金や子どもの教育資金が気になるという人も多いはずです。毎月貯金はしているけどこの金額で足りるのか、みんなはどれくらい貯金しているのだろうかと不安になったことはありませんか?そこで今回は共働き世帯における、平均貯金額やお金の管理方法などを紹介していきます。

共働き世帯の場合、家計をひとつにまとめている家庭もあれば夫婦別という家庭もあるでしょう。そのため、共働き世帯の貯金方法というのはさまざま。そんな共働き世帯の貯金事情について、ファイナンシャルプランナーの資格を持つライター・nobiiが詳しく解説していきます!

■共働き世帯の平均的なお金事情を知っておこう

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共働き世帯ではお互いの給料はどこに振り込んで、誰が管理しているのでしょうか?いくつかのパターンを紹介していきます。

・お互いの給料はどこに振り込んでいる?

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共働き世帯の場合、当たり前ですが夫婦それぞれに給料が振り込まれます。口座名義人に振り込まれるので、最初から同じ口座に入金することはまずありません。そのため共働き世帯の生活費の入金方法については、大きく3つのパターンに分けられます。(1)お互いの収入を合算して生活費をまとめる(2)収入が多い方が生活費を支払う(3)それぞれに決めた金額を生活費として出し合うというもの。共働き世帯といっても、夫婦ともに同じくらい収入がある家庭もあれば、どちらかがアルバイトなどで収入が少ない場合もあるので家庭によってさまざまです。

・共働き世帯の平均的な給料金額はいくらなの?

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総務省統計局による家計調査2019年を見ていくと、月の世帯主収入の平均が438,263円。配偶者収入の平均が83,468円となり、平均的な世帯収入は521,731円となります。厳密にいえばこれ以外にも臨時収入などもあるので金額の変動はありますが、ここではおおまかに把握しておきましょう。この世帯収入から税金や社会保険などを引いた手取り収入は、476,645円となります。

・共働きの場合誰がお金を管理している?

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夫婦のお金の管理・貯金アプリを提供している「株式会社OsidOri」の夫婦の家計管理に関する調査によると、共働き世帯の53%が分担制であるという結果がでました。分担制とは夫婦でお金を出し合って、生活費を工面するというものです。また、共働き世帯の52%は妻がお金の管理をしているという結果も。夫がお金の管理をしている割合は6%、夫婦いっしょに管理している割合は25%です。結果を見ると、妻がお金の管理している家庭が多いようですね。

■共働き世帯はどうやって貯金すると良い?割合は?

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共働き世帯におすすめの貯金方法や収入に対する割合を紹介していきます。

・共働き世帯におすすめの貯金方法

共働き世帯は共働きでない世帯に比べて貯金がしやすい傾向にあります。しかし、どんぶり勘定でいるとできる貯金も全くできないということも。せっかく一生懸命働いて手に入れた収入なので、今後のことを考え貯金することも考えていきましょう。共働き世帯におすすめの貯金方法は貯金専用口座を作り、そこに毎月積み立てていくというもの。余ったら貯金しようとするより、毎月収入があればその都度先に貯金していく方がしっかり貯蓄できます。この貯金専用口座にある程度貯まれば、夫婦で話し合って投資など資産運用に回しても良いでしょう。そのほかには家計簿アプリなどを活用して、お互いに家計の状況を把握できるようにしておくのもひとつの方法です。ある程度方針を決めておかないと、相手が貯金していると思っていたと互いに相手任せにして、共働きなのに貯金がほとんどないということも考えられますよ。

・貯金するときの夫婦での割合は?

共働きといっても、収入や生活費への関わりによって貯金に回せる金額は変動します。金融広報中央委員会による「家計金融行動に関する世論調査(2019年)」を見ると、年間手取り収入からの貯蓄割合は10%から15%というのが最も多いです。次に多いのが5%から10%。これらを参考に、年収や生活状況に応じて無理のない程度で月々の貯金をしていきましょう。

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