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紅茶は水出しがおすすめ!おいしく淹れるポイントや注意点は?
「水出しと熱湯で淹れた紅茶に違いはある?」「どんな茶葉が水出し紅茶に向いてるの?」といった、水出し紅茶に関する疑問にお答えしていきます。
■熱湯で抽出した紅茶とどう違う?水出し紅茶のメリット&デメリット
熱湯で淹れた紅茶との違い、水出し紅茶ならではのメリット&デメリットを見ていきましょう。
・メリットその1!渋みが少なく飲みやすい
紅茶の渋みの成分であるタンニンは、水出し紅茶のほうが少なくなっています。紅茶特有の渋みが苦手な人でも、水出しすると一気に飲みやすくなることも。普段飲み慣れている茶葉を、熱湯と水それぞれで淹れてみると違いを実感しやすいでしょう。
・メリットその2!カフェインの量が少ない
紅茶に含まれるカフェインは、淹れるときのお湯の温度で変わります。カフェインが抽出されやすいのは、高い温度のお湯で淹れたとき。水出しするとカフェインの量がぐっと減るので、就寝前や子どもでも飲みやすくなりますよ。
・デメリットその1!茶葉の旨味が出にくい
紅茶に含まれるタンニンには、紅茶の旨味が含まれています。タンニンの少ない水出し紅茶は、飲みやすい一方、茶葉本来の旨味を感じにくくなるところがデメリット。なるべく旨味を感じられる紅茶にしたいときには、水出しするときの抽出時間を長めに取ると旨味を引き出せるでしょう。
・デメリットその2!完成までに時間がかかる
水出し紅茶の完成までの所要時間は、8~10時間と言われています。3分前後で完成する熱湯で淹れる紅茶と比べると時間が多くかかるところはデメリットでしょう。すぐに飲みたいときは熱湯で、時間に余裕のあるときは水出しで、と使い分けるのもおすすめですよ。
■水出し紅茶のおいしさアップ!淹れ方のポイント
続いて、水出し紅茶をよりおいしく淹れる方法をご紹介します。<準備するもの>・茶葉またはティーバッグ(6~7g)・水(500ml)・フタつきボトルまたはポット<作り方>フタつきボトルまたはポットに、水と茶葉を入れます。水は常温でもOKですが、より透明感のある味わいに仕上げたいときには冷水を使うのがおすすめ!冷えた水を使うか、容器に氷を4~5個ほど入れるとおいしさがアップします。抽出時間の目安は約8時間。完成後は冷蔵庫保管で24時間以内に飲み切るようにしましょう。より手軽に水出し紅茶を楽しみたい人にはティーバッグがおすすめですが、本格的な味わいを目指すなら茶葉を使ってみて。耐熱容器に茶葉がひたるくらいの熱湯をそそぎ、茶葉が開くまで数分待ちます。茶葉が開いたら水を足し、冷蔵庫で約8時間保管すれば完成!基本の淹れ方よりもぐっとおいしさがアップしますよ。