出典:photoAC
Lifestyle
いざって時の非常食、おすすめは?用意の基本から期限切れを防ぐコツまで
他人ごとだとは思わず、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
■知っておこう、非常食のキホン!疑問を解決
非常食ってどんなことを基準に選べば良いのかわからない!という人のためにまずは、基本を伝授。
・非常食って何日分用意しておけば良いの?
非常食の備蓄は最低でも3日分は準備しておいた方が良いといわれています。理想は1週間分以上。
自然災害や防災が起こっても災害支援物資は3日以上しないと到着しないケースが多いのと、ライフラインの復旧やスーパーなどで食糧が手に入るまでに1週間を要するケースが多いからというのが理由です。非常食は最低でも3日分、できれば1週間分以上は備蓄しておくと安心でしょう。
・1人あたりの具体的な必要量とおおよその日持ち期間は?
非常食を準備するにあたって、1人分の目安量も知っておかなくてはなりません。ここでは【3日分】の【大人1人あたりに必要な食料】を、目安としてあげていきます。
水3リットル
カップ麺1個
レトルト食品3パック
肉や魚などの缶詰5缶
缶詰タイプのパン1缶
レトルトごはん6パック
チョコレートや飴などのお菓子2袋
今あげたのはあくまで一例です。それぞれの食の好みや食事量に合わせて調節してくださいね。
また、日持ちする日数ですが、缶詰やレトルト食品は、半年~1年近く保存が効くものが多いよう。
とはいえ備蓄しておくだけでなく、定期的な賞味期限チェックも忘れずに。
・どんなものを選べばいい?
単に賞味期限が長い食料を備蓄しておくだけでは、上手な非常食選びができているとはいいません。
エネルギー源となる米やパンなどの主食
体を作る肉や魚などタンパク質の缶詰
体調を整える野菜ジュース
乾物など、
栄養バランスを考えて選ぶことがポイント。
災害時は、気づかぬうちに体や心にストレスを感じていると思うので、無理なく食べられる美味しい非常食を選ぶのもポイントです。
・賞味期限切れを防ぐ”ローリングストック”って?
ローリングストックとは、非常食として使えるものを日常的に食べて、なくなったら買い足すということを繰り返して生活しておき、いつでも家に新しい非常食が備蓄されていく方法のことをいいます。
案外、非常食って買ったら満足してしまい、気がついたら食べることのできないくらい賞味期限が過ぎていたなんてことも多々あるよう。そんな失敗を防ぐためにも、ローリングストックは日常的に取り入れていたら安心なシステムなんです。
普段から食べているものであれば、災害時でも安心して食べることができるでしょう。
『AEON(イオン)』の公式サイトでは、ローリングストックについての詳しい説明や、イオン商品のおすすめ非常食などが記載してあります。気になる人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
■どこで非常食を買えば良いの?
いざ、非常食を揃えようと思ってもどこに行けば良いのかわかりませんよね…。ここでは実際どこに行けば非常食が手に入るのかをお伝えします。
・アウトドアショップやホームセンターなど
アウトドアショップやホームセンターには、キャンプや登山などをする人向けの簡易に食べられる食料が揃っています。
パックのリゾットやチキンライス
おかゆ
おやつ
など封を開ければすぐに食べられるものや、栄養バランスが考えられて作られたものなど種類もさまざまですよ。
これらを非常食としてスックしておくのも賢い方法ですね。
・スーパーやコンビニ、ドラッグストアで買える非常食は?
スーパーやコンビニには、非常食という名目で食料が売られていることは数少ないでしょう。
しかし
レトルト食品
アルファ米
缶詰
お菓子
などが実は非常食にあたります。
普段から買える食料品のため、まずはスーパーやコンビニのレトルト食品、パックのお米、缶詰やお菓子などを非常食として買っておくと◎。
・スーパーやコンビニでも買える非常食の代替品は?
先ほどあげたレトルト食品なども非常食を目的として製造されているわけではありませんが、ほかにも非常食の代替品としておすすめな商品もいくつかあるのでご紹介しますね。
たんぱく質が豊富で常温保存可能な魚肉ソーセージ
野菜不足を解消できるインスタントスープや味噌汁
ローリングストックしやすく、長期保存も可能なおつまみ系
これらも非常食として備蓄しておくと安心でしょう。メイン非常食に比べると、賞味期限が短めなものばかりなので、こまめなチェックは忘れずに。