【まいにち和菓子ごよみ】“椿餅”ってどんな和菓子？【12月3日】

■“椿餅”ってどんな和菓子？

椿餅(つばきもち)は道明寺粉で作った餡入りのお餅の上下を椿の葉で包んだもの。平安時代に軽食代わりに食べていたとされ、源氏物語にも登場します。

当時のお菓子は中国からやってきた唐菓子と呼ばれる揚げたお菓子が多かった中、椿餅は日本独自のもので、いわゆる和菓子の起源ではないか、とも言われています。

冬から初春にかけて和菓子屋さんで販売されるお菓子。椿の葉の表・裏どちらで包むかにも意味があるんだそう。タイムスリップした気分で味わってみてくださいね。
 

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