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ファスナー修理セットは100均にある?ファスナーの直し方や家にあるものでできるやり方も伝授
ファスナーが壊れたとき、どうしますか?まずは、お手頃でもしっかり使える100均の修理セットを探してみましょう。「ファスナーが外側の生地をかんでしまった」「ズレてしまった」「パーツが折れてしまった」このような場合、自分で修理できそうかどうかをまずはチェックしてみましょう。修理セットを購入したり、家にあるもので簡単に修理したり、意外と簡単にお気に入りのものを復活させられるかも!また、ファスナー修理セットは100均でも買えるのか?という疑問にもお答えします。壊れた状態別のファスナー修理のやり方や、ファスナー修理に役立つアイテムを紹介するので参考にしてみてください。
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■ファスナーとは?パーツの名前をチェック

ファスナーは3つのパーツから成り立っています。ファスナーの修理方法を理解しやすくするために、ファスナーのパーツの名前と特徴を確認していきましょう。
・パーツ1:エレメント
開いたり閉まったりするギザギザした部分が「エレメント」です。閉まっている状態のときは1本に、開けると2本になります。2本がかみ合うことでファスナーを閉めることができます。・パーツ2:スライダー

「スライダー」は、エレメントをかみ合わせたり離したりする役割をする部分。さまざまな形やデザインのスライダーがあります。
・パーツ3:テープ
エレメントがついている生地の部分を「テープ」と言います。洋服やポーチなどの生地に取りつけやすいよう、比較的薄い素材のことが多いです。上記の3パーツ以外に、下止めや上止めパーツがついているファスナーもあります。ストッパーの役割をしてくれるもので、場合によっては不要のこともありますので、すべてのファスナーについているとは限りません。
スライダーが折れたり、エレメントが欠けたり、パーツの破損が原因でファスナーが使えなくなることもあり得ます。
■ファスナーの修理セットはどこで買える?100均にはあるのか

ファスナーの修理セットは手芸店やホームセンター、ネット通販などで手に入ります。
『DAISO(ダイソー)』や『Can Do(キャンドゥ)』などの100均では、ファスナー自体は販売されているものの、修理セットは販売されていないようです。修理セットが欲しいと言いう方は、100均よりも手芸店やホームセンター、ネット通販をチェックしてみるのが良さそうです。
■自分で直せる?ファスナーの修理方法

ファスナーの直し方を、壊れた状態別に見ていきましょう。
・家にあるもので修理できるケース
特別な道具を用意しなくても簡単に直せる場合があります。以下に該当する場合は、ぜひ試してみてください!<ファスナーが動かなくなったとき>
スライダーを引っ張ってもファスナーが動かない、または動かしにくくなったときはワセリンを用意します。ワセリンを動かしにくいエレメント部分に直接塗るだけ!テープ部分にはワセリンがつかないように注意しながら塗布してください。
<ファスナーが生地をかんでしまったとき>

スライダーが服やポーチなどの厚手の生地をかんでしまって動かない場合は、以下の手順で修理してみましょう。
【手順】
1.まずは巻き込んだ生地の部分とスライダーを持って、反対方向に引っ張ります。
2.1で外せない場合は、スライダーと布の間に細くて尖ったものをさし込んで外してみましょう。
手芸用の針やクリップの先端など、家にあるものを使ってトライしてみてください。
・道具を使って修理するケース

次は道具を使って修理するケースと直し方を紹介。ここで出てくる道具、中には買わなくても家にある!という方もいるかもしれませんね。下記のような修理が必要な方は、チェックしてみてください。
<ファスナーがズレてしまったとき>
2つにわかれたエレメントがズレるとうまくかみ合わなくなってしまいます。ズレてしまった場合は、
・ラジオペンチ
・マイナスドライバー
上記の2つを用意すれば、以下の手順で修理ができるかもしれません。
【手順】
1.スライダーを見て、緩すぎる場合はペンチで締めて、逆に狭く感じた場合はマイナスドライバーで隙間を広げましょう。
2.2つのエレメントがかみ合うように、位置をズラしながら整えます。
3.そのままスライダーを動かして開け閉めしてみます。これでかみ合えばOK!
このケースは、スライダーの左右差が原因の可能性があるのでスライダーの隙間(エレメントとかみ合っている場所)をチェックしてみましょう。
<ファスナーの取っ手が取れてしまったとき>

ファスナーの取っ手、つまりはスライダーの手で持つ引手の部分が外れてしまった場合は、新たな取っ手につけ替えます。つけ替え用の取っ手は、ネット通販や手芸店で入手しましょう。
本来ならスライダーの取っ手がついている部分の隙間をペンチで広げて、取っ手をさし込みますが、破損の可能性もあります。また、家庭にあるようなペンチでは隙間を作るのが難しい場合も。そのため、隙間を広げることなく、簡単に取りつけができる取っ手を選ぶのがおすすめです。もっと簡単に修理したい方は、小さめのストラップをつけるという手もありますよ。
<ファスナーが外れてしまったとき>
スライダーを動かしてもエレメントがかみ合わず、Xのような形になってしまう場合。スライダーの緩みを解消しなければなりません。基本的には「ファスナーがズレてしまったとき」と同じような方法です。ラジオペンチを用意して修理してみましょう。
【手順】
1.スライダーを見て緩くなっているところをチェックします。
2.緩いところを少しずつラジオペンチで締めながら調整し、ファスナーを上下させて上手く閉まれば完了です。
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