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小学3年生におすすめの通信教育・家庭学習5選!料金比較や効果などご紹介
小学3年生は学習の難易度が上がるうえ、理科や社会の科目が増えるため自分の子どもに通信教育をさせようか悩む親御さんが多いのではないでしょうか。
結論から言うと通信教育は1日15分から勉強でき、子どものペースに合わせて学べるためおすすめです。また、移動時間がカットできるため習い事をしている子でも両立がしやすいでしょう。この記事では、小学3年生におすすめの通信教育やこの時期の子どもの発達の特徴、家庭学習教材の選び方などをご紹介します。
※本サイトはプロモーションを含みます。
■【塾・学習ドリルと比較】通信教育メリット6つご紹介
通信教育を選ぶ際に比較としてあげられるのが、「一般的な塾」と「ドリル学習」。ここからは塾とドリル教材に比べて通信教育を選ぶメリットをご紹介します。
・塾と比べて通信教育を選ぶメリット3つ
- ・学習費用を抑えられる
- ・ 送迎の必要がない、移動時間がカットできる
- ・自己ペースで学ぶことができる
以下で詳しく説明します。
・ 学習費用を抑えられる
通信教育は塾に比べて学習費用が安いです。そのため、なるべく価格を抑えて学習をさせたい場合は通信教育が良いでしょう。塾は人件費や教室などの維持費が必要になるため、通信教育より高額になることが多い傾向があります。
・送迎の必要がない、移動時間がカットできる
子どもが小学生だと塾への送迎を考える親御さんが多いでしょう。通信教育は自宅で学習ができるため、送迎の必要がありません。子ども自身も通塾に時間をかける必要がないため、時間を有意義に使えるでしょう。
また、塾のように決められた時間で学習しなくて良いため、勉強する時間をコントロールすることができますよ。
・自己ペースで学ぶことができる
通信講座は子どもが自分のペースで勉強することができるのもメリットの一つ。そのため、学習の進行速度や実力に合わせて学ぶことができます。またわからなかった箇所に関しては何度でも繰り返し復習できるため、理解も深めやすいでしょう。
・学習ドリルと比べて通信教育を選ぶメリット3つ
- ・教材を選ぶ負担がない
- ・その日のタスクがわかりやすい
- ・プラスアルファのお楽しみがついている
以下で詳しく説明します。
・教材を選ぶ負担がない
今の学習状況にあったものを、また偏りない分野を満遍なく、などを考えると自分たちですべてドリルを選ぶのはなかなかの負担になります。
通信教育であれば子どもの学習状況や学校の学習内容に合わせて毎月やるべき教材が送られてくるので、選ぶ必要がありません。
・その日のタスクがわかりやすい
1日のタスクを自分で決めなければならないドリル学習は、やらない日が続いてもそのままになってしまいがち。通信教材は1日のタスクが決まっているものが多いので、学習に取り組みやすいでしょう。また、通信教育は添削までしてくれるところが多いため丸つけの必要がなかったり、やりっぱなしになったりせずに取り組めますよ。
・プラスアルファのお楽しみがついている
スマイルゼミはゲームアプリや小学生新聞、チャレンジタッチはご褒美制度やデジタル図書館などのように、子どもにも親御さんにもうれしい特典がついていることが多いです。学習へのモチベーションアップにもつながるため、子どもは楽しんで勉強に取り組めるでしょう。
■【塾・ドリル学習と比較】通信教育デメリット5つご紹介
ここからは塾とドリル教材と比べて通信教育を選ぶデメリットをご紹介します。
・塾と比べて通信教育を選ぶデメリット3つ
- ・ 学習環境が必要
- ・ モチベーション維持が難しい
- ・競争心が生まれにくい
以下で詳しく説明します。
・学習環境が必要
通信教育は基本的に家庭学習です。そのため勉強のしやすい環境づくりが大切になってきます。スマホやゲーム、漫画などがすぐ触れる状態や生活音がうるさいなど、学習に集中できない環境であると、通信教育で勉強をするメリットが減ってしまうので注意が必要です。
・モチベーション維持が難しい
通信教育の教材によってはモチベーション対策がされています。しかし、生徒同士や教師との交流が制限されるため、モチベーションの維持が難しいと感じるお子さんもいるでしょう。
お子さんの性格によっては、親御さんがしっかり勉強に介入してモチベーションを管理してあげる必要があります。
・競争心が生まれにくい
塾では他の生徒がいて同じ空間で同じ勉強をすることで競争心が芽生えます。それに比べて、通信教育は基本的に1人で学習を進めなければなりません。そのため個人のペースでできる学習になりがち。子どもの勉強スタイルや性格に合わせて選ぶと良いでしょう。
・学習ドリルと比べて通信教育を選ぶデメリット2つ
- ・価格が高くつくことがある
- ・気軽にはじめにくい
以下で詳しく説明します。
・価格が高くつくことがある
塾よりは価格は抑えられますが、やはり学年が上がるにつれて受講費は上がることが多い傾向があります。通信教育はほとんどが月謝制なので、学習をさぼってしまうときがあってもお金がかかってしまいます。
・気軽にはじめにくい
学習ドリルは通信教育に比べて価格が安く、書店で手に入るため気軽にはじめやすいでしょう。その反面、通信教育は毎月固定費として支出していくもの。どれが子どもに合ってるかしっかり見極める必要があるため、学習ドリルより気軽にはじめにくいと感じてる人が多いかもしれません。
■通信教育 小学生向けおすすめ5選をご紹介
通信教育をはじめてみようと思う人におすすめなのが、以下の5つの通信教育です。
- ・進研ゼミ小学講座
- ・スマイルゼミ
- ・ポピー
- ・デキタス
- ・Z会
これらの教材は利用者数が多く、学習習慣を定着させ学力を上げるのにぴったりです。それぞれの教材を以下で詳しく説明していきます。
今後申し込みを検討してる方はぜひ参考にしてみてくださいね。
・進研ゼミ小学講座
<こんなお子さんにおすすめ>
- ・ご褒美があれば目標に向かって取り組みやすい
- ・学校の授業内容に沿った学習をしたい
<検討すべきポイント>
- ・ペナルティがないため自主的に勉強ができない子は課題が溜まりやすい
- ・学年が上がる毎に月額料金が上がる
<特徴>
- ・担任制の個別指導(赤ペン先生)でお子さんをサポート
- ・学校の教科書に合わせたテキスト使用で予習復習がバッチリ
- ・全国規模の学力テストで実力が把握できる
月額料金(税込) | 小3:¥5,320、小4:¥5,590、 小5:¥6,710、小6:¥7,150 |
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一括支払い(税込) | 【12ヵ月分一括払い】 ひと月あたり: 小3:¥4,460、小4:¥4,980、 小5:¥5,980、小6:¥6,370 その他、【6ヵ月分一括払い】もあり |
無料体験 | 資料請求で無料体験教材をお試し可能 (チャレンジタッチはweb上に体験ページあり) |
退会・途中退会方法 | 途中退会はいつでも可能 ※毎月締切日までの連絡必要 |
対応教科 | 【3〜6年生】 国語、算数、理科、社会、英語 |
教材内容 | 学校の授業内容や教科書に合わせた内容 予習・復習まで |
学習方法 | 専用タブレット タブレット PC 紙教材 |
1日の学習時間 | 【3〜6年生】 約15分~20分(約7分×1日2回) |
進研ゼミ小学生講座は選べる学習スタイルが特徴!タブレットを使用した「チャレンジタッチ」と紙学習の「チャレンジ」の2種類があるので、子どもの勉強スタイルに合わせて選べます。最大の魅力は、学校で使用している教科書に沿った学習内容を、1日約15〜20分といった短時間で要点を押さえることができること。集中力の維持はもちろん、他の習い事との両立がしやすいのが良い点です。また、個別指導の担任(赤ペン先生)による添削指導を受けることができるので、子どもの理解やモチベーションアップに繋げることができるでしょう。
さらに、子どもたちが学習に前向きに取り組めるために「努力賞制度」というものがあります。この制度は目標数まで貯めたポイントで、プレゼントの申し込みができるもの。目標に向かって頑張りたい性格の子どもにぴったりです。
・スマイルゼミ
<こんなお子さんにおすすめ>
- ・飽きやすいためモチベーション管理のサポートが必要
- ・タブレット学習を積極的に考えてる
<検討すべきポイント>
- ・ゲームによって集中力が欠けてしまうことがある
- ・入会時にタブレット代が別途かかる
<特徴>
- ・専用タブレットで1日にやるべき学習を把握し実践できる
- ・勉強した分だけアプリで遊べる仕組みでやる気が続く
- ・学年を超えた予習復習ができる
月額料金(税込) | 3年:¥5,170、4年:¥5,830 5年:¥6,710、6年:¥7,260 |
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一括支払い(税込) | 【12ヵ月分一括払い】 ひと月あたり: 3年:¥4,180、4年:¥4,840 5年:¥5,720、6年:¥6,270 ※【6ヵ月分一括払い】もあり |
タブレット(税込) | 【タブレット代金】 ¥10,978 【タブレットあんしんサポート】 ¥3,960/年 |
無料体験 | 約2週間全額返金保証付き ★初月受講料無料 |
退会・途中退会方法 | 途中退会はいつでも可能 ※但し専用タブレット代が6か月未満の場合、32,802円 6か月〜12か月未満の場合、7,678円の追加請求となる |
対応教科 | 【小3〜6年生】 国語、算数、理科、社会、英語 (プログラミング、無学年学習など) |
教材内容 | 学校の授業内容や教科書に合わせた内容 学力診断テストで苦手を発見・対策 |
学習方法 | 専用タブレット |
1日の学習時間 | 1日10~20分 (1か月に約20回分) 1日15〜30分(1月約40講座、1講座15分目安) |
スマイルゼミは高性能な専用のタブレットで今、必要な学びに取り組める通信教育です。学校で使用している教科書に沿った学習内容をメインに、タブレットで視聴できるオンライン授業を通して理解を深めることができます。子どものモチベーション維持に役立つ学習が充実しており、以下のコンテンツで楽しみながら勉強できるのも魅力の一つです。
- ・実力がわかる学力診断テスト
- ・他の生徒とランキングで競い合うゲーム
- ・苦手はさかのぼり、得意はどんどん先取りできる無学年学習コアトレ
また、子どもが学習後に保護者へ連絡する機能があります。その日何を学習したかメールやアプリで知らせてもらえるので、親御さんも子どもの学習状況が把握しやすいでしょう。見守りやすい環境が作りやすいのも良い点です。そして、必要な教材はタブレット一台に集約されており、毎月更新・ダウンロードするだけ。付録や紙教材など他のものは届きません。モノが増えると管理が大変...という家庭にはうれしいポイントです。
しかし、入会時にはタブレット購入が必要です。子どもが使用するものなので、取り扱いには細心のケアが必要になるでしょう。
・ポピー
<こんなお子さんにおすすめ>
- ・無理のない分量で学習習慣を身につけたい
- ・紙学習を積極的に考えてる
<検討すべきポイント>
- ・応用問題が少なく先取り学習には不向き
<特徴>
- ・教科書準拠で予習・復習がしやすい
- ・紙で学習の定着ができる
月額料金(税込) | 3年:¥3,500、4年:¥3,500 5年:¥4,000、6年:¥4,000 |
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一括支払い(税込) | 【12ヵ月分一括払い】 ひと月あたり: 3年:¥3,325、4年:¥3,325、 5年:¥3,800、6年:¥3,800 ※【6ヵ月分一括払い】もあり 教材費の約2.5%割引が適用 |
無料体験 | 教材の一部を抜粋した見本のお試し |
退会・途中退会方法 | 2ヵ月前までにポピー支部に連絡 ※休会・退会の連絡がない限り、 中学3年生の3月まで毎月続けて教材を配送 |
対応教科 | 【小3〜6年生】 国語、算数、理科、社会、英語、(サポート教材など) ※小6のみ中学準備教材あり |
教材内容 | 学校の授業内容や教科書に合わせた内容 「ワーク」と「テスト」を使用した学習サイクル |
学習方法 | 紙媒体 |
1日の学習時間 | 【3〜6年生】約15分~20分 |
ポピーは教科書準拠で復習と予習ができる通信教育です。1番の特徴は紙中心の教材なこと。紙教材は、問題を解いていく過程でどこでつまずいたかを残すことができるため、苦手を把握することができるのが魅力です。復習する際のヒントになり自ら学ぶ力に繋がるでしょう。
ポピーの学習過程は以下の通りです。
- 1.「ワーク」教材を使用して学校で習ったことを復習し、苦手箇所を把握する
- 2.「ワーク」教材にある「まんてんチェック」で学習した内容が身についているかを確かめ、不十分なところは繰り返し復習する
- 3.「テスト」教材で力だめしを行う
これらを繰り返し行うことで、勉強のやり方がわかり学習習慣を身につけることができるでしょう!またポピーは特典や付録がないため、子どもの学習に本当に必要な教材だけを、続けやすい価格で提供しています。そのため、お財布に優しく付録が不必要な人にとってはうれしいポイントです。
・デキタス
<こんなお子さんにおすすめ>
- ・ポップなキャラクターたちと楽しく学習したい
- ・短い時間で集中して勉強に励みたい
<検討すべきポイント>
- ・選択問題が多く、記述問題が少ない
<特徴>
- ・「城南進研グループの講師陣」が監修。ポイントを押さえた授業内容
- ・アニメーションを用いた授業内容で楽しくわかりやすい
- ・比較的安い価格で受けられる
月額料金(税込) | ¥3,300 ※初月2ヵ月分支払い |
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一括支払い(税込) | 無し |
無料体験 | 「無料体験」期間は、お申し込みから5日間 |
退会・途中退会方法 | 途中退会はいつでも可能 ※ご利用最終月の前月末までにデキタス内の 「退会リクエストフォーム」より連絡 |
対応教科 | 【小3~6年】 国語、算数、英語、理科、社会 |
教材内容 | 教科書内容に合った映像授業や、演習問題 復習・定期テスト |
学習方法 | PC タブレット スマートフォン デキタ'sノート (授業に沿った穴埋め式ノート) |
1日の学習時間 | 1日10〜15分 |
デキタスはポップなキャラクターを用いた授業動画で、「学ぶ楽しさ」から「できる自信」に繋げるような学習内容が特徴です。授業動画の長さはおよそ2分〜5分。集中力を切らすことなく、要点を絞った学習に取り組むことができます。また、小学校の教科書内容に沿った学習内容なので、授業に合わせて自宅でも勉強をすることができます。高度な学習レベルを求めるよりは、苦手分野・得意分野を見つけて取り組みたい子どもにぴったりでしょう。デキタスは専用端末を使用する必要はなく、自宅にあるPCやタブレット、スマートフォンで学習できます。さらに授業に沿った穴埋め式ノートを印刷して使用することで効果的に学習内容を頭に定着させられます。学習結果は「表・グラフ・カレンダー」などで確認できます。子どもも保護者もいっしょに努力過程を確認することで成績アップのモチベーションに繋がりますよ。加えて、ご褒美制度があるのもうれしいところ。ログインポイントや学習したポイントを貯めると、景品やアバターと交換できるので、勉強が捗ること間違いなしです。
・Z会
<こんなお子さんにおすすめ>
- ・中学受験を検討している
- ・レベルの高い学習を取り入れたい
<検討すべきポイント>
- ・ハイレベルな学習内容が難しい子には不向き
- ・他の通信教育に比べ少し高めの価格設定
<特徴>
- ・「考える力」を養い、学びの土台を築き上げられる
- ・中学受験コース有り。難関中学の合格の実力を養える
月額料金(税込) | 【小学生コース3~6年生 本科】 ・4教科 3年:¥5,880、4年:¥6,680 5年:¥8,540、6年:¥9,340 ・4教科+「英語」または「思考・表現力」 3年:¥7,880、4年:¥8,880 ・5教科 5年:¥10,070、6年:¥11,070 <タブレットコース> 3年:¥5,600、4年:¥6,300 5年:¥7,300、6年:¥8,000※1~3教科の受講や1教科毎の金額もあり |
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一括支払い(税込) | 12カ月一括払い:毎月払いの15%割引 6カ月一括払い:毎月払いの5%割引 |
無料体験 | あり |
退会・途中退会方法 | 途中退会はいつでも可能 ※毎月締切日までの連絡必要 |
対応教科 | 【3~6年】紙教材 <1教科から受講可能> (本科) 国語・算数・理科・社会・プログラミング学習、英語(5.6年のみ) (専科) 3・4年生:英語・思考、表現力 5・6年生のみ:作文・公立中高一貫校適正検査 6年生のみ:公立中高一貫校作文 【3~6年】タブレット <全教科・セット受講> 国語・算数・理科・社会・英語・未来探究学習・プログラミング学習 【3~6年】中学受験コース <1教科から受講可能> (本科) 国語・算数・理科・社会 (専科6年生のみ) 頻出分野別演習・志望校別予想演習 <2つのプランを用意> トータル指導プラン 要点集中プラン |
教材内容 | 【3〜6年生】 教科書の基礎的な内容から、教科書+αの発展的な内容まで扱う 「小学生コース」・「小学生タブレットコース」 難関国私立中学合格を目指す「中学受験コース」 の3コース |
学習方法 | 専用テキスト スマートフォン タブレット PC |
1日の学習時間 | 【3・4年生】 ・小学生コース 1日30分〜 ・小学生タブレットコース 1日20分〜 【5・6年生】 ・小学生コース 1日40分〜 ・小学生タブレットコース 1日30分〜 |
信頼と実力を兼ね備えているZ会は、学び方や目的に合わせて以下のコースから選択をすることができます。
- ・小学生コース (小1~小6)
- ・小学生タブレットコース (小1~小6)
- ・中学受験コース (小3~小6)
Z会の小学生コースの魅力は「全科目添削指導があること」です。国語、算数だけでなく「社会、理科、英語」まですべて添削してくれるため、偏りなく学習の理解を深めることができます。
またZ会にはタブレットとテキストの両方を使った学習スタイルの中学受験コースがあります。スタンダードコースから比較すると難易度がアップするため、しっかりと受験対策を行うことができるでしょう。多くの合格者を出しているので、レベルの高い学習を取り入れたい方や中学受験を考えている方におすすめです。
■小学3年生の発達の特徴や学習内容
ここからは小学3年生の発達の特徴や学校で習う学習内容の特徴をご紹介します。
・友だちとの関係を重視し始め、好奇心が旺盛になる
小学3年生の8、9歳の時期から成長過程の特徴としてみられるのが「ギャングエイジ」です。ギャングエイジの「ギャング」は「集団」「仲間」という意味で、同性だけのグループを作り、その集団や友だちを大切にしはじめる時期のことを指します。
グループを作ることで、グループ内での役割や立場を意識したり、「自分」と「他人」の違いに客観的に気づき始めたりします。家族よりも友だちとの関わりを重視するため、親御さんに対して秘密を持ったり、言い訳や嘘をついたりすることがあるでしょう。
また、男女で特徴が異なります。
男の子の場合、危険なことや悪いことをかっこいいと思う価値観が生まれます。そのため、ルールを破ったりやんちゃな行動が目立ったりするようになります。
女の子の場合、グループ意識が高くなるためその中で共感できるかが重要になります。そのため、グループ内で気が合わない子をいじめたり仲間はずれにしたりすることがあります。
親御さんからすると不安ですが、これらの行動や時期は自立するための大切な成長過程です。いつでも手を差し伸べられる位置にいつつ、そっと見守ってあげるといいでしょう。
・社会や理科が増え、小学校2年生より学習レベルが一段とアップする
小学3年生になると主要教科の授業時間は2年生と比べ20時間増加するため、6限目の授業が増えてきます。小学3年生で習う主要科目は5科目。算数と国語教科のレベルの変化だけでなく、理科や社会、英語科目が増えます。
算数と国語のレベルは以下の通りです。
算数
- 割り算が増える
- 分数の足し算・引き算を習う
- 習う単位や図形が増える
国語
- ローマ字を習う
- 国語辞典の使用により語彙が増える
- 教科書の読む分量が増える
さらに、学習時間だけでなく学習の難易度も一段と上がるため、学校の勉強だけでは不安に感じたり物足りないと感じたりすることが増えるでしょう。学校での授業についていくためにも、小学校3年生の時期に通信教育で予習・復習や学習習慣を定着をさせることが大切になってきます。
■通信教育の選び方は?
実際に通信教育を受講する場合、どのように選べばいいのか迷ってしまう方もいるでしょう。そんな方には下記3つを基準に選ぶのをおすすめします。
- ・学習の目的に合っている教材であること
- ・教材(タブレット/紙)を比較すること
- ・継続できる価格であること
以下で詳しく説明します。
・学習の目的に合わせた教材を選ぶ
教材を選ぶ際は、子どもの学習の目的に合わせて取り入れるようにしましょう。なぜなら、学習習慣がついていなかったり、勉強が苦手と感じたりする子どもに、難易度の高い応用問題の教材を用意しても苦手意識を助長してしまうためです。勉強が苦手と感じる子どもには学習量が少なく、難易度が比較的やさしい教材を選ぶと良いでしょう。逆に中学受験を目指す子どもには学校で習う学習内容に加え、プラスアルファの内容もしくは難易度の高いものを選ぶのが適切です。
主に以下の3つを基準に教材を選ぶことをおすすめします。
- ・学習習慣を身につける
- ・学校の授業の予習復習をする
- ・中学受験や先取り学習を検討している
また、学校で使用している教科書の内容と合っているか、問題や解答の解説がわかりやすいかを子どもと相談しながら一緒に選ぶと良いでしょう。子どもとコミュニケーションをとることで、学校でどのような内容を学んでいるかや、親御さんが子どもの学習レベルを把握することができます。勉強に対するモチベーションが上がったり、子ども自身が得意不得意を自覚したりすることにもつながりますよ。
・教材(タブレット/紙)を比較して選ぶ
通信教育は主に「タブレット」と「紙」の2種類の教材で学習に取り組みます。
以下でそれぞれメリットとデメリットをご紹介します。
<タブレット学習 メリット>
- ・動画で説明を聞けるためわかりやすい
- ・楽しく学習できる
- ・親の管理や指導が簡単になることが多い
<タブレット学習 デメリット>
- ・勉強したつもりになってしまうことも
- ・記憶の定着が紙学習より低い場合がある
タブレット学習の大きなメリットは、講師が動画越しに説明をしてくれるため理解しやすい点です。また、何度でも繰り返し再生できるため、理解できるまで学習が可能なところも魅力。実際に教えてもらっている感覚は、1人でテキスト学習を行うよりも集中力が上がるでしょう。
また、多くの通信教育には管理アプリや自動丸付け機能などが備わっています。これらを上手に利用することで、忙しい親御さんの負担を減らすことができます。
一方、タブレット学習の大きなデメリットは、勉強したつもりになってしまう場合があることです。通信教育の教材やカリキュラムによって変わりますが、選択肢の中から答えを選ぶ形式の場合、感覚やテンポで答えてしまい、学習が身についていないことがあります。また、記憶を定着させるために学習には「書く」ことを多く用いますが、タブレットは紙学習よりも「書く」動作が減るため記憶の定着や思考力にマイナスな影響を与えてしまうことがあるかもしれません。
<紙学習 メリット>
- ・記憶の定着がしやすい
- ・取り組んできた過程物を確認できる
<紙学習 デメリット>
- ・タブレットに比べて学習に対するハードルが高い
記憶の定着は、紙学習の方が効果的だと言われています。なぜなら、人間は「書く」ことで脳の前頭前野を刺激し、記録するためです。
また紙学習の場合、教材のテキストやノートに書き込んでいくことで取り組んできた過程物、成果物を目視でき、喜びや達成感に結びつきます。そのためモチベーションを維持しやすいでしょう。
その反面、紙学習はタブレット学習に比べて学習に対するハードルが高くなってしまうのも事実です。
タブレット学習を売りにしてる通信教育の中には、キャラクターを用いたりクイズ形式にすることで勉強そのものに関心を持てたり、楽しみながら取り組めたりする工夫が施されています。しかし紙学習は紙と鉛筆を用いて机に向かわなければならないため、勉強=義務といった先入観がある子どもにとってはデメリットになるでしょう。そのような子どもにとっては紙学習が難しいと感じることがあります。
通信教育の中にはタブレット学習から紙学習、または、紙学習からタブレット学習のように途中で切り替えることができたり、どちらも用いて学習ができるものがあったりします。あらかじめチェックしておくと良いでしょう。
・価格で選ぶ
継続して続けていくものなので価格も気になるところ。本記事で紹介した通信教育5つの料金の比較を、価格が安い順にランキング形式でご紹介します。
※小3、月払いの場合の月額料金基準、学年によって対応していない科目あり
価格やコスパでの検討は必要ですが、学習スタイルや学習内容、難易度が子どもに合っているかどうかも重要です。そのため、まずは無料お試しや資料請求などをおすすめします。子どもが無理なく楽しく勉強に取り組めることで成績や学力がアップしていくでしょう。
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