撮影/mamagirl編集部
Beauty
「サンタさんが住む国は一味違う!?」【北欧フィンランド】のクリスマスをご紹介
サンタクロースが住む国として有名な北欧・フィンランド。日本のクリスマスとはどんなところが違うのか、気になる人もいるのではないでしょうか。今回はフィンランド大使館で、フィンランドでのクリスマスの過ごし方を教えていただいたので、実は北欧好きの編集部・梅とまとがご紹介いたします!
フィンランド大使館の厨房を見学♪
今回、フィンランド大使館のシェフであるエーミル・ライタラさんとシェフ研修生のニコラ・ドゥ・ブエ・デュ・ポルタルさんに、クリスマスをお祝いする定番メニューをいくつか教えていただきましたよ!
●フィンランド家庭の定番ドリンク「グロッギ」
グロッギとは、フルーツジュースとスパイスを煮込んで作ったドリンクで、フィンランドではクリスマスの時期のドリンクとしてとてもメジャーなものだそうです。煮込むジュースやスパイスは人によってアレンジが異なるようで、その家庭ごとにオリジナルの味が出るのが特徴ですよ!
今回エーミルさんに教えていただいたレシピは、ブルーベリージュースをベースにして、シナモンスティック、スターアニス(八角)、クローブなどのスパイス類を煮込んだもの。さらに、駐日大使館ならではのアレンジとして、エーミルさんが一番好きな日本の食べ物という“柚子”も入っていました♪
最後はお好みで赤ワインを加えたり、アーモンドスライスを浮かべたりして完成!飲むと、ジュースの果実感とスパイス類の味がしっかり感じられ、体がポッと温まりました。砂糖は使っておらず素材の味が活かされたドリンクなので、甘いものが苦手な人にもオススメ!
●伝統的なクリスマスパイ「ヨウルトルットゥ」
ヨウルトルットゥとは、フィンランド語でクリスマスのタルトという意味だそうで、フィンランドではクリスマス時期の伝統スイーツとして愛されています。作り方はパイ生地を星形に折って、ジャムを乗せて焼くだけなのでとっても簡単!
今回はプルーンのジャムを乗せましたが、お好みでマーマレードジャムやベリーのジャムにしてもOK。通常のジャムは加熱すると焼き流れが起きやすいので、かたくて水分が少ない耐熱ジャムを使います。パイシートに切り込みを入れて折るだけなので、お子さんと一緒に作ってみるのも良いですね♪
焼きたてをいただいたところ、サクサク感とジャムの相性が最高でたまらない美味しさ!パイ生地が軽いので、ついつい何個も食べちゃいそうです。今回は他にもクリスマス時期のメニューとして、マスタードに砂糖や卵などを加えた「クリスマスマスタード」、スパイスを生地に練り込んだ「ジンジャークッキー」も教えていただきました。そしてなんと、エーミルさんたちと一緒に作ったメニューで、実際にフィンランド大使館でクリスマスパーティーを行いましたよ!
フィンランドらしさを感じるクリスマスのごちそう
クリスマスメニューのメインといえばチキンを思い浮かべる人も多いと思いますが、なんとフィンランドのクリスマスではチキンは食べないのだそう!昔からチキンではなく豚ハムを食べるのが伝統になっているのだとか。
北欧料理の大定番サーモンも、もちろんごちそうとして登場♪今回はエーミルさんたちと作った「クリスマスマスタード」をスモークサーモンにつけて食べたのですが、これがまた絶品!普段マスタードとサーモンを一緒に食べることがなかったのですが、味がしっかりしたサーモンと、ピリッとしつつも少し甘さのあるクリスマスマスタードの相性がバツグンでした!
クリスマスパーティーではお料理だけでなく、装飾も大切ですよね。今回のパーティーは、赤を基調としたクリスマスらしいテーブルコーディネートになっていました♡飾られたモミの木の枝が、グッと雰囲気を盛り上げてくれます。食器類はフィンランドを代表するブランド「ムーミン アラビア」でそろえられていました!
パーティーではレーッタ・プロンタカネン報道・文化担当参事官がフィンランドでのクリスマスの過ごし方を紹介してくれました。その中でも特に興味深かったのが、フィンランドではクリスマスサウナという文化があるということ!お祝いの料理を食べる前や、プレゼントを開ける前などに自宅のサウナに入るそうです。日本でも「サ活」と言われるくらいサウナがブームになってはいますが、クリスマスもしっかりサウナに入って過ごすとは、さすがはサウナ発祥の国ですね!ちなみに、私は2回フィンランドに行ったことがあるのですが、熱いものが苦手なため本場のサウナは未経験なんです…。でもこの話を聞いて、次回訪れた際はサウナにチャレンジしてみようと思いました!
サプライズでサンタクロースが登場!
パーティーの終盤では、なんとフィンランドから来日中の本物のサンタクロースがサプライズで登場!初めてサンタクロースにお会いできたことに、私自身まるで子どものように大興奮♪「トナカイがお休み中なので、フィンエアーのビジネスクラスで来ました。快適だったよ!」「年齢は300歳を超えてからは数えていないよ(笑)」「好きな日本食は寿司!」と、ユーモアたっぷりのトークも聞かせてもらえました。
ちなみに、フィンランドではサンタクロースは煙突から来るのではなく、子どもたちが起きている時間に玄関からやってきて、直接プレゼントを手渡しするのが伝統だそう!日本では眠っている間にサンタクロースがやってきて、朝起きたらプレゼントが…というのが一般的ですが、直接会えるのはサンタクロースが住む国フィンランドならではですね!最後には大使館職員の子どもたちがサンタクロースに手紙を渡すという、ほっこりする場面も見られました♡
素敵なクリスマスを♪
世界中でお祝いされるクリスマスですが、国によってお祝いの料理や過ごし方が異なるのが面白いところ。フィンランドの文化を取り入れて、いつもと少し違ったクリスマスを楽しむのもいいですね!ぜひ素敵なクリスマスをお過ごしください♪Hyvää joulua!(フィンランド語でメリークリスマスの意味。発音は「ヒュヴァー・ヨウルア」)
▼フィンランド大使館公式サイトはこちら
https://finlandabroad.fi/web/jpn/ja-frontpage
▼フィンランド大使館公式Instagramはこちら
https://www.instagram.com/finembtokyo/
あわせて読みたい
Lifestyle
2024.12.18
「オーブンなしで簡単にできる!」【ホットケーキミックス】を使ったクリスマスケーキの作り方
編集部・梅とまと
主にコミック・ライフスタイル記事を担当しています。漫画・アニメ・ゲーム・映画が広く浅く好きな、生粋のインドア人間。ただし、推しの現場に行くときは驚くほどフットワークが軽くなります。猫になりたい~♪(byスピッツ)と思いながら、毎日のんびり生活中。
Recommend
[ おすすめ記事 ]
Beauty
【くびれヘア】韓国風の髪型がかわいい♡【2023最新】巻き方やレングス別おすすめスタイル yukinco
Beauty
【キャンメイクのシェーディングパウダーの色選び】全色比較や使い方も解説 めひ
Beauty
【ヘアバームの正しい使い方】髪の長さ別のスタイリングポイントやおすすめも解説 ゆば
Beauty
「赤ちゃんから大人まで安心してケアできる♡」親子のお守リップ見つけた!【美容マニア・すずの大発見④】 mamagirl WEB編集部
Beauty
【手入れが楽な髪型】60代女性におすすめのヘアスタイル<ショートボブ多め> ichigo*
Beauty
40代の簡単ボブヘアアレンジ!ハーフアップやひとつ結びなどおすすめヘアスタイル めひ