投稿写真「息子の佳哉2歳です」(利恵・31歳)
Baby&Kids
“食べ物の好き嫌いは記憶とともにつくられる”って知っていましたか?
vol.312【1日1成長お母さん】何を食べるかよりも、どれだけおいしく食べられるかを経験させることが最も重要です
お母さんへ。忙しく動き回っている時こそ、自分の顔を鏡で見てみてください
子育て中のお母さんは本当に忙しいです。子どものお世話をするだけでなく、お天気を見て外に遊びに連れて行くことも、時間が限られている中で食材を買い物することも、やらなきゃいけないことが永遠に続きます。「これも、あれも」と思うあまり、押しつぶされそうになって、ついつい面倒になったり、子どもに必要以上に叱る言葉が増えたりしませんか?そんな時、深呼吸をして鏡に向かって微笑んでみましょう。
お母さんが毎日奮闘してくれていることは、子どもは十分知っています
最近仕事で帰宅が遅くなり、夕食は手抜きになりがちなT君のお母さん。そんな中でも頑張って子どもの好きなメニューを作るのですが、そういう日に限ってT君は遊び食べをしてしまい、おかずを残してしまうのです。「せっかく頑張って作ったのに、どうしてこんなに行儀が悪いの!もう食べなくていいわ!片づけるわよ!」そうまくしたててイライラをぶつけてしまい、後悔することもあります。どんなごちそうが並ぶよりも最上級のメニューはお母さんの笑顔なのです
子どもは大好きなお母さんがご飯を用意してくれたというだけで、どんなものでも嬉しいのです。お母さんが笑顔ならもっとご飯は楽しくなります。でも無理をしているお母さんの表情を子どもはすぐに察するし、鬼気迫るものと感じているかもしれません。知らず知らずのうちに、怖い顔で見張っていませんか?早く片づけたいし、残さずお行儀よくしてほしいと欲張っていませんか?
何を食べるかよりも、どれだけ美味しく食べられるかを経験させることが重要です
子どもの記憶の「好き、美味しい」を感じるものは楽しく食べたものだそうです。カレーライスやハンバーグなど、家族でレストランに行った思い出や、お友達とキャンプで一緒に作った思い出など、楽しい思い出とともに記憶されます。当然怒られながら食べたものは嫌いになるのです。お母さんは栄養面やしつけに意識が向きがちですが、少々手抜きのメニューでも楽しく笑顔でいられる方法に変えてみませんか?今日の1日1成長
笑顔いっぱいの自然体が一番の栄養。無理をせず“楽しい”を経験させて! 子どもの意欲も1成長、ママの脱力も1成長。 森みきこ(文)竹内エリカ(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/
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竹内 エリカ
幼児教育家 日本キッズコーチング協会理事長。2児の母。20年にわたり発達心理について研究し、約15,000人の親子に携わる。発達支援では多動症・不登校の克服、運動指導では全国第1位他、14賞のコーチ実績がある。「竹内エリカのわくわく子育てCafe」パーソナリティ。竹内エリカから直接メッセージが届く「ママのためのワンポイントコーチング100」登録受付中
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