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子ども同士の喧嘩は成長のチャンス。解決策を学ばせてあげよう

Baby&Kids

子ども同士の喧嘩は成長のチャンス。解決策を学ばせてあげよう

vol.976【1日1成長お母さん】子どもの喧嘩の仲裁は、すぐにしないで状況を見守ろう

「仲良くするのよ」では仲良くできない!子どもに解決策を押し付けないで

子どもが幼稚園や保育園に通い始めると、これまでよりもお友だちとの関わりが増えてきます。楽しい事もいっぱいある反面、行動や言動が活発になり過ぎてトラブルに発展してしまうことも。とくに男の子は、見ている方がハラハラしてしまうような激しい喧嘩もあります。泣きながらお互いの言い分を主張する子どもに「仲良くするのよ」と言っても、「だって…」を繰り返すばかりで聞く耳を持ってくれないこともあるでしょう。

喧嘩にはお互いの言い分がある。まずはお互いの気持ちを聞いてあげましょう

保育園でお友だちをたたいてしまったS君。お友だちは泣きながら先生に訴えます。でもS君にも言い分があるようです。尋ねるとS君が何度お友達に話しかけても、お友だちは他の子とずっとお話中だった様子。どうしても自分の話を聞いて欲しかったS君が、お友だちに振り向いて欲しくて叩いてしまったようです。S君もまさかお友達が泣いてしまうとは思っていませんでした。大好きなお友だちともっと仲良くしたかっただけなのです。

リピ-ト法で子どもの感情を受け入れて、理解を深めてあげましょう

「叩くのはダメよ」といきなり責めるより、S君の気持ちを聴いて「話を聞いて欲しかったんだね」と受け止めてあげましょう。子どもは自分の気持ちを相手に理解してもらえたのが分かると安心します。「何度も言ったのに」と言ってきたら「何度も言ったのね」と繰り返しましょう。これはリピ-ト法という手法で自分の気持ちを整理する効果があります。そのあとに「お友達は叩かれて、痛かったね」と相手の言い分も伝えてあげると効果的です。

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