水着の洗い方、知ってますか？長持ちさせるためのお手入れ方法を伝授

■水着の自宅での洗濯方法をチェック！

続いて水着の洗濯方法をご紹介します。
 

・水着は洗濯機？それとも手洗い？

水着を洗濯機で他の服と同じように洗濯していませんか？
洗濯機で水着を洗うと、回転や摩擦で水着を傷める原因に！手間はかかりますが、大事な水着は手洗いがベストです。脱いだ後の水洗いだけでは汚れを落としきることはできません。家に帰ったらできるだけ早く洗濯してあげましょう。

・理想は手洗い！手順を確認しよう

水着の手洗いの方法を見ていきましょう。
【用意するもの 】
・ぬるま湯（30℃程度）
・中性洗剤
・桶

【手洗いの手順】

1．ぬるま湯を入れた桶に洗剤を1、2滴入れる
2．裏返した水着を押し洗いや振り洗いする
3．水を入れ替え、押し洗いの要領で2回程度すすぐ

生地を傷めないためにも、水着を洗う洗剤はおしゃれ着用洗剤として販売されているものがベストです。
水着に日焼け止めなどの汚れがついている場合の落とし方は、手洗い前に無添加の洗濯石鹸でこするのが◎

また、水着といってもおしゃれ着用から競泳用と、種類も豊富です。水着によってお手入れ方法や水着用の洗剤の種類が変わることがあるので、必ず取り扱い表示をチェックしてから洗ってくださいね。

・すぐに洗えない場合はどうする？

すぐに洗えない場合は、重曹を活用するのがおすすめ！洗い桶に大さじ1の重曹を入れ、水着をつけておきましょう。その場合、あとは優しく押し洗いするだけでOKです。

 

・手洗いする時間がない！洗濯機を使う方法は？

時間がなくて洗濯機で水着を洗いたい場合は、水着を裏返して洗濯ネットに入れます。他の衣類との摩擦が生地の傷みや型崩れの原因になるため、いっしょに洗う洗濯物は少なければ少ないほどいいでしょう。
洗濯機にデリケートな衣類を洗うとき用のコースをチョイスできるのであれば、それを選択！短時間・弱水流で優しく洗い上げることができます。

・洗濯機での脱水は避けておこう！

プールや海で着た水着を脱水する際は、手洗いでも洗濯機でも、タオルドライしてください。洗濯機で洗った場合は、脱水の前でストップです。 乾いたバスタオルに洗った水着を挟み、叩くように水分を取っていきます。これを何度か繰り返すだけ！
少々手間に感じるかもしれませんが、洗濯機や脱水機での脱水を避けるだけで水着の寿命は格段に長くなるはずです。洗い方と脱水方法どちらも重要なのでしっかりマスターしましょう。

・プールと海水で洗濯方法の違いはある？

先ほども紹介したとおり、海水には塩分、プールの消毒には塩素が入っているので、何もせず放っておくと水着を傷めてしまいます。そのため、どちらも使用後はその場で水洗いする必要があります。

海の場合は、砂もついているので洗濯前にできるだけ取っておくといいでしょう。濡れた状態だと砂が落ちにくいので、自宅に持って帰って乾いた頃合いを見計らってするといいですね。


 

■乾かし方も重要！正しい水着の干し方は？

最後に水着の干し方です。最後まで気を抜かずにポイントを押さえていきましょう。
 

・干し方による型崩れに気をつけて！

まず、干す前に手で水着の形を整えます。水着を洗濯バサミでとめてしまうと、跡が残ってしまうことも。ハンガーを使って干しましょう。 女性用の水着の場合は、そのまま肩ひもをかけるのではなく、半分に折ってタオルを干すようなイメージで。裏返しにして干すのもポイントです。

・風通しがよく直射日光の当たらない場所で

水着を長時間日光に当てると、色あせの原因になってしまいます。
水着を干すのにベストなのは、風通しがよく直射日光の当たらない場所。陰干しできる場所がない！というときは、タオルなどで周囲を囲むように干し、直射日光が当たらないように工夫が必要です。

風がない日や早く乾かしたい場合には、室内で扇風機やエアコンの風を当てて乾かすのもおすすめ。比較的早く乾かすことができますよ。熱に弱いため、ドライヤーやアイロンの使用はNGです。



 

■【番外編】プールバッグのお手入れはどうする？

水着とあわせて使用するプールバッグの洗濯方法も気になるところ。特に子供用に多いビニール製のバッグの場合、どう洗濯したらいいのか悩みますよね。プールバッグのお手入れ方法も確認しておきましょう。

まず、濡らして絞ったタオルなどで表面を拭き、布用の消臭スプレーなどをバッグの内側にスプレーします。スプレーする量は軽くしたたる程度。その後、風通しのよい場所でしっかりと乾かせばOKです。