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【ワーママ1日密着】自社の絵本で娘ちゃんも料理に挑戦!クックパッドママ
■大好きなものづくりを一生の仕事に!子育てを楽しむ小宇根さんとは?
・小宇根佳奈さん(クックパッド株式会社・39歳)2019年7月8日時点で7歳の女の子のママ・建築士の勉強に励む同志から夫へ ~結婚から出産まで~
・建築士の勉強に励む同志から夫へ ~結婚から出産まで~
就職のタイミングで関西から上京してきた小宇根さん。ほとんど知り合いがいない状況を見兼ねた大学時代の友人が連れて行ってくれた建築・不動産系の仲間が集まる飲み会で旦那さまと出会いました。「私は友人もいない、仕事も忙しい、という状況だったので、明るくて友だちが多く色々な人と引き合わせてくれる主人と飲みに行く時間はとても楽しくリフレッシュになっていました。しばらくは、過酷な建築士の試験勉強を一緒に戦う同志という関係だったのですが、いつの間にか結婚することに(笑)。今でも同志という関係性が強いと思います」
・マーケティングが天職!一度は夢破れるも転職で運命の出会い ~大学卒業から就職まで~
「小さい頃からデザイナーになることが夢だった」という小宇根さんは、大学&大学院で建築を学びました。「就職は建築設計に進むか、インテリアデザインの内装設計に進むか非常に悩み、より人の生活に距離感の近い内装設計を選びました。今思うと、この時から日常の生活に密着したものに興味があったのだろうなと思っています」しかし、夢であったデザイナー職に就いたものの、いざプロの集団の中で働いてみると、自身の才能に限界を感じたそうです。「ずっと夢だったデザイナーの仕事に行き詰まり、かなり悩み苦しい時期もありましたが、結婚をきっかけに『生活も仕事も一新しよう!』と気持ちを切り替え、デザイナーはきっぱり諦めました」転職先はアサヒグループ食品株式会社での美容系商材のBtoCマーケティング、商品開発等の担当。小宇根さんの根底にある「ものづくりが大好き」という気持ちを、マーケティング、商品開発職で生かすことにしました。「実際この職種に就いて、マーケティングの思考は、建築で学んできた思考ととても似ているということに気づき、『これだ!』という感覚を得ました。そこから『私はマーケティングでやっていくんだ!』と決めて今に至ります」
現在はクックパッド株式会社へ転職し、マーケティング、新規事業立案などを担当。今年5月には食育絵本の定期購読サービス「おりょうりえほん」を立ち上げました。
・仕事のアイデアから今日の献立まで…1冊のノートで頭をスッキリ ~育休から復帰まで~
産休は出産の約1カ月前から、育休は約1年半取得しましたが、その1年半の間には一時保育を利用して職場復帰のための勉強をしていました。「保育園の申請書にはその際の領収書と、なぜ利用していたのかという理由を書き添えて提出しました。ポイント加算には直接的には関係しませんし、それに効力があったのかはわかりませんが、なんとか第2希望の認可に入ることができたので、少しでもアピールすることは重要かなと思います」職場復帰にあたって一番大変だったことは「育児中にOFFになっていた仕事脳が、自分の納得できる元の状態に戻るまでにとても時間がかかったこと」だそうです。「その上、復帰後に有無を言わさずに『マルチタスク力を求められる生活』が始まり、脳の処理が追いつかない状況でした」
そこで、小宇根さんは「なんでも書く1冊のノート」を用意しました。「考えておきたいこと、ふと思いついたことなど仕事に関することから、今週の献立、夏休みの計画などプライベートで考えなければいけないことなど、公私分けずに1冊のノートになんでも書き込むようにしました。そのノートさえ持ち歩いていれば、とりあえず私は今どういうことを考えていて、それはどこまで進んでいるのかが把握できるからです。また、思考を書き出すという作業は脳をONに戻してくれただけでなく、今では、私にとってアイデアを生むための重要なアクションになっています」
現在のお仕事で新規事業として立ち上げた『おりょうりえほん』に関するアイデアもこのノートから生まれたものがたくさんあるそうです。「今見返すと、かなりのページ数を使って色々書き込まれていて、アイデアとアイデアを線で繋いでいたり、大きくバツと書かれていたり、思考を重ねていたんだなと改めて思います。無性にノートに色々書き出したくなる日があるので、月に1回は雰囲気のいいカフェで気分を上げて、インプットしたものや、そこから思いついたことなどをダーーっと書き出す日を設けて思考の発散をしています。これがなかなか快感です(笑)」
■小宇根さんの1日のスケジュールを紹介!
【7:00】起床「夕食の準備&洗濯&娘の朝食です。朝の準備は主人の担当なので、私はゆっくりさせてもらっています。主人は朝、食器洗い、お風呂掃除も担当。夕食は朝のこの時間にほとんどの調理を済ませてしまい、帰宅後は温めるだけですぐ食べられるようにしておきます」
【8:00】朝食、身支度「私は胃腸が弱いので朝食はドリンクやフルーツとヨーグルトのみ。ズボラな性格なのでヘアセットとメイクで10分位です」【9:00】通勤「通勤中はネットで食料品、日用品の買い物を済ませます。買い物の無い日は本を読んで過ごすことが多いです。今ハマっているのは『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』。今年読んだ中で一番ハマっている書籍。基本的に本はKinbleで読んでいます。荷物をとにかく軽くしたいのと、気になった箇所に気軽にマーカーが引けるので。この本はマーカー部分を何度も読み返しています」
【9:30】出社【10:00】自分の作業時間「プロジェクトマネージャーという職務上、プロジェクトに関わる打ち合わせにはほとんど参加しており、自分の作業時間をいかに確保するかが毎日の課題。1人で作業に集中したい時は景色のいい場所へ移動して、立って仕事をしています」
【11:00】打ち合わせ「『おりょうりえほん』のコンテンツに関する打合せがほとんどです」【12:00】ランチ「自席でランチを食べつつ自分の作業時間を確保しています。30分ほどで済ませることがほとんど。たまに一人で美味しいランチを食べに出られる日があると、とても幸せな気持ちになります」【15:00】外出「『おりょうりえほん』の認知拡大のため、営業活動も行っています。そのまま直帰できるよう夕方に往訪を入れる工夫をしています」【17:00】外部のカフェなどで自分の作業時間「娘のピックアップの時間まで、学童保育の近くのカフェで仕事をします。外出先でも絵本の構成ができるようiPadを常に持ち歩いています」【18:30】娘ちゃんのお迎え【19:00】夕食「朝準備した夕食を温めて、1品は娘に『おりょうりえほん』を見つつ作ってもらうこともあります。戦力として成長中!写真は父の日の夕食に娘と一緒に作った主人の好物の『薫製鯖と実山椒のパエリア』と『とうもろこしとココナッツのハーブサラダ』」
【20:00】入浴「主人のいない夜は娘と入浴。主人のいる夜は、主人にお任せしてジムへ行きます」【21:00】ジムでトレーニング「主人のいる夜はジムへ」
【22:00】就寝「ジムの無い日は少し仕事をして22時過ぎには寝てしまいます」【23:00】ジムから帰宅して入浴「入浴中にメールチェックや翌日の仕事の整理等を行います」【0:00】ひとり時間「ジム、入浴と済んだら、お酒を飲みつつ、雑誌や漫画を読んだり、TVを観たりと、ひとり時間を楽しんでリラックスしています」
【翌1:00】就寝
■小宇根さんのとっておきのマル秘テクニック
・夕食は2日分をまとめて準備
「平日料理をするのは週2日のみと決めています。月曜に月火分、水曜に水木分を作って、金曜が外食です。そうすることで火曜と木曜は他の家事に時間をあてられたり、ゆっくり寝られたりするので(笑)、気持ち的にも体力的にもとても楽です」
・食材が会社から無償で提供!ランチはチームで手作り
「食材が無償で会社から提供され、それを使って社員が好きに料理してランチとして食べるというまかない制度があります。『おりょうりえほん』チームは少数かつ全員パパママなので、基本的には個人のペースで業務を進めることがほとんどです。そこで、まかない制度を使って、ランチを一緒に作って食べることで、メンバーとのコミュニケーションを取り、チームワークを構築する機会を設けています。実際にとてもいいチームなんじゃないかと思っています(笑)」
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