アボカドの保存方法の正解は？食べ頃の見極めや冷凍保存、変色の防ぎ方まで

■アボカドの変色を防ぐにはどうすればいいの？

アボカドは皮をむいて放置していると、黒く変色してしまいます。見た目が悪くなって料理の仕上がりにも影響するので、変色を防ぐ方法を知っておいて損はないはずです。そこで、アボカドの変色を防ぐ方法を3つご紹介しておきます。実はとっても簡単なんですよ！
 

・レモン果汁をかけて変色防止に

アボカドは切ったらすぐに変色が始まりますが、前述の通りレモン果汁をかけることで阻止できます。実の部分全体にレモン果汁をかけ、ラップで包んでください。このとき極力空気が入らないように包むのがコツです。
 

・変色を防ぐにはお酢も有効

レモンがない場合は、お酢も変色を防ぐのに使えるんです。ただし、お酢を使うと独特の匂いが残るので注意！使い方はレモンのときと同じでOKです。果実の切り口にかけてできるだけ空気が入らないようにラップをし、冷蔵庫の野菜室または冷凍庫で保存します。
 

・オリーブオイルもおすすめ

変色防止にはオリーブオイルもおすすめ。オリーブオイルを使ったアボカド料理をするなら、保存するときの変色防止にもオリーブオイルを塗ると◎料理の味に影響しないのでおすすめです。また、アボカドとオリーブオイルとの相性は抜群なので、積極的にオリーブオイルを使ってみるといいかも！

■長期保存したいならコレ！アボカドは冷凍保存もできる

アボカドは冷蔵保存だけでなく、冷凍保存も可能です。長期保存や時短料理にも重宝するので、ぜひ試してみてください。具体的な冷凍方法と解凍方法をチェックしていきましょう。
 

・アボカドの冷凍保存方法をチェック

アボカドを冷凍保存する場合、まるごとの状態であればひとずつラップに包み、冷凍可能な密閉保存用袋に入れて空気が入らないよう口を閉めて冷凍すればOKです。
カットしたアボカドは、冷蔵保存同様にまんべんなくレモン汁などをまぶしてラップにくるみ、保存用袋に入れて冷凍します。ラップにくるむ際は、できるだけ平らに小分けにしておくと便利ですよ。また、フォークなどで潰してなめらかにした「アボカドディップ」も冷凍保存OK！アボカドを冷凍保存した場合は、1カ月程度保存可能なので保存食としても便利です。
 

・冷凍したアボカドの上手な解凍方法

アボカドをまるごと冷凍した場合は、常温で20分ほど自然解凍しましょう。半解凍状態になったタイミングを狙うと、キレイにカットしやすいですよ。カットしたアボカドも、自然解凍でOK。
冷凍保存したアボカドは衛生面を考慮して、加熱してから食べるようにしましょう。

■アボカドは正しく保存すれば鮮度を保てておいしく食べられる！

おいしくていろんな食材との相性抜群のアボカドは、熟してしまうと劣化が早い繊細な果物でもあります。切ったら切り口にレモン・お酢・オリーブオイルを塗ることで変色を防げます。また、低温に弱いので、保存する際は温度にも注意が必要です。正しく保存しておいしいアボカド料理を楽しみましょう！