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アボカドの変色を防ぐには?仕組みや保存方法を知って映えるアボカド料理に

アボカドは栄養と美容効果が高いことで知られており、サラダや幅広い料理にして食べられる人気の食材です。しかし、そのまま調理すると、きれいな黄緑色が、“これって腐ってるの?”と思うほど、黒っぽく変色し、傷んだように見えてしまいます。
今回は、アボカドをきれいな色のまま食べるにはどうしたら良いか、アボカドの変色にスポットを当てて解説します。

アボカドは、“森のバター”とも呼ばれ、濃厚な味わいと栄養価の高さが人気です。ただ、調理の段階で黒く変色してしまうのが難点ではないでしょうか。今回は、変色が起こる仕組みから、変色を防ぐテクニックまでご紹介します。
これをマスターして、彩りきれいなアボカド料理を作ってみてくださいね。

■アボカドが変色するしくみを知ろう!

なぜアボカドが変色するのか、まずは仕組みについてご説明しますね。

・アボカドが変色する理由

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アボカドをカットしてから少し時間が経つと、黒っぽく変色してしまうことがありますよね。これは「ポリフェノールオキシターゼ」という酵素によるもの。この酵素が空気にふれると、空気中の酸素と結びついて酸化という作用が起こります。
酸化の影響でアボカドの色素成分とポリフェノールオキシターゼが反応し、メラニン色素が作られた結果、黒や茶色のシミのように変色してしまうのだそうです。

・アボカドは変色しても食べれるの?


アボカドが変色しても、腐ったり、傷んだりして体に害を及ぼす、というわけではありません。ただ、見た目がおいしそうに見えないため、せっかく作った料理も食べる気になれないと思うことがあるかもしれませんね。
料理はおいしそうな見た目も大切。しっかり変色防止の対策をしておくことが肝心と言えますね。

・変色を防ぐにはどうしたらいい?

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変色を防ぐにはふたつのポイントがあります。
ひとつ目は、できるだけ空気にふれないようにすること。そうすることで、酸化による変色を防ぐことができます。
ふたつ目は、ポリフェノールオキシターゼの働きを抑えること。この酵素が働かなくなることで、酸化が起こりにくくなり、変色を防ぐことができるのです。

■変色を防ぐ方法とは?今すぐできる7つの方法をご紹介

アボカドの変色を防ぐには、“レモン汁”が効果的ということはよく知られていますが、ここでは、変色を防ぐ方法を7つご紹介します。レモン以外にも身近なものを使った方法が登場するので、ぜひ試してみてくださいね!

・ラップをして保存する

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皮つきのまま半分にカットしたアボカドの断面にラップを密着させて冷蔵庫で保存します。できるだけ空気にふれないようにすることがポイント。ただし、時間が経つとラップ内に残った空気の影響で少しずつ変色し始めてしまうため、調理の下ごしらえや食べる直前など、短時間保存する場合だけにしておきましょう。

・酢を活用する

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酢に含まれる酢酸という成分には、アボカドの酸化を抑え、変色を防ぐ効果があるとされています。酢を使ったメニューで活用すれば、味つけにもなり、料理もきれいな色の状態で保つことができますよ。

・オリーブオイルでコーティングする

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オリーブオイルには、オレイン酸という酸化を防ぐ成分が多く含まれています。パスタなどでは使う機会が多いオイルですよね!アボカドを使ったパスタやサラダなど、オリーブオイルといっしょに調理すれば、黒く変色するのを予防できるためおすすめです。

・玉ねぎといっしょに保存する

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スライスした玉ねぎとアボカドをいっしょに保存すると、玉ねぎに含まれる硫黄成分が酸化を防ぐため、アボカドの変色を抑えてくれるそうです。蓋つきの容器にいっしょに入れると効果的なのだとか。

・レモン汁を活用する

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変色を防ぐのにレモン汁を活用するのは、よく知られた方法でもありますよね!アボカドをカットした断面にレモン汁をつけると、レモン汁に含まれるビタミンCが作用して変色を防いでくれるのだそう。
ビタミンCは美容にも良いとされる成分なので、アボカドと組み合わせた料理にも使いたいですね。

・電子レンジを活用する

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カットしたアボカドを、電子レンジで10~20秒位加熱すると、ポリフェノールオキシターゼが破壊され、変色を抑えることができるようです。加熱するだけという手軽さは、画期的な方法ですよね!

・アボカドの種を活用する

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アボカドをカットした後の種をとっておき、カットしたアボカドといっしょに容器に入れておくだけで、変色が予防できます。サラダなど生で使う場合に、盛りつけの前まで、いっしょに入れて保存しておけば、面倒な手間もかからず簡単に実践できそうですね。

■色止めや変色したアボカドで作れるおすすめレシピ

アボカドの変色を防止する方法をいくつかご紹介しましたが、それでも変色してしまった…という場合もあるでしょう。ここでは、変色してしまったアボカドの見た目も気にならず、おいしい料理に変わる救済レシピもご紹介します。

・【アボカド×酢】アボカドとトマトの酢醤油和え

出典:photoAC ※写真はイメージです

ひと口大にカットしたアボカドと、くし切りにしたトマトを、酢、醤油、砂糖を混ぜた調味液で和え、冷蔵庫で冷やします。食べる直前に白ごまをトッピングすればOK!醤油の茶色でアボカドの変色が目立たなくなりますよ。

・【アボカド×オリーブオイル】混ぜるだけのジェノベーゼパスタ

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アボカドの断面にオリーブオイルをつけた状態なら、パスタにしてしまいましょう!おすすめは、ジェノベーゼパスタ。にんにくやバジル、松の味などから作られるジェノバソースは、オリーブオイルがベース。
大きめにスライスしたアボカドと茹でた海老やブロッコリー、パスタをジェノバソースで和えるだけで簡単にできあがります。市販のジェノバソースでも◎

・【アボカド×玉ねぎ】刻んで混ぜるアボカドディップ

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フォークでなめらかになるまで潰したアボカドと、みじん切りにした玉ねぎ、レモン汁に塩こしょうを加えれば、アボカドディップが完成します。お好みの野菜スティックやバゲット、クラッカーを添えればお酒にあうおつまみにも最適。
ディップにしてしまうことで、色味も気にならなくなりますよ。

・【アボカド×レモン汁】卵とアボカドのマヨサラダ

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サイコロ状にカットしたアボカドと、ひと口サイズにカットしたゆで卵を、レモン汁、マヨネーズ、塩こしょうで和えたシンプルなサラダです。マヨネーズのまろやかさにレモン汁の酸味でスッキリとした味わいになります。
朝ごはんに添えたり、サンドイッチの具にしたり、作っておけばいろいろな料理にアレンジできるのもおすすめのポイントです。

■アボカドの食べごろの見極め方を知りたい!

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食べころを見極めるには、以下の3つのポイントをチェックすることが大切です。

・ポイント1.固さ


皮を触ったときに、固いものはまだ熟していません。そっと押してみて、程よい弾力があるものが食べごろのアボカドなのだそうです。

・ポイント2.色


鮮やかな緑色はまだ熟していない状態。濃い緑色で少し黒っぽいものが食べごろと言われています。反対に、真っ黒すぎると熟しすぎている可能性も。色の見極めは重要なポイントです。

・ポイント3.形


皮の表面にツヤとハリがあり、ふっくらとした涙型のものを選びましょう。また、ヘタと皮の間に隙間がなく、ぎっしり詰まったものがおいしいアボカドです。反対に、ヘタが無かったり、ヘタと皮の間に隙間があるものは、水分が抜けてしまったおいしくないアボカドなのだそう。

■知っておきたい!アボカドの簡単な切り方をチェック

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アボカドの簡単な切り方を確認しておきましょう。まず、縦半分に包丁を入れて、種にそってぐるっと一周切れ目をつけます。切れ目の部分を中心に両手で持ち、ひねって実を半分に分けましょう。

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包丁の角を種に差し込み、ひねるように動かすと簡単に種が外れます。

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実から皮を外し、切り分ければ完了です。ダイスカットにしたり、スライスにしたり、料理の用途に合わせてカットしてみてくださいね。

■アボカドの変色対策をして彩り良くおいしい料理を作ろう!

今回は、アボカドが変色する仕組みや、変色を防ぐ簡単なテクニックもご紹介しました。変色を防ぐ方法は、食材の組み合わせや料理の内容によって使い分けることで、味つけにも違和感なく食べることができますよ。
ぜひ変色防止のテクニックを覚えて、栄養豊富なアボカドを彩り良く料理に取り入れてみてくださいね。

hinataka

お菓子とパンをこよなく愛する育児中のママです。食に携わる仕事を経て、独学で製菓衛生士免許を取得。現在は6歳と3歳の兄妹の育児に奮闘しながらも、自己流のお菓子作りを楽しんでいます。
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