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【ワーママ1日密着】キャリアを重ねる、アビームコンサルティング広報ママ

育児も仕事も頑張りながら、トレンドにも敏感なママに1日密着する今週のワーキングママガール企画。第41回はアビームコンサルティング株式会社で働く樺澤わかなさんの1日についてうかがいました。事務職からキャリアをスタートさせた樺澤さんですが、現在は目標としていた広報職に。その過程で得たものは?また、働く樺澤さん流ストレスを減らす掃除法を教えていただきました。樺澤さんの24時間をチェックしていきましょう!


■様々な職種を経て広報職に!家事も計画的に行う樺澤さんとは?

・樺澤わかなさん
(アビームコンサルティング株式会社 経営企画グループ コーポレート・コミュニケーションユニット 
シニアマネージャー・41歳)
2019年10月21日時点で4歳の男の子のママ


・キャリアと子育ての両立に悩むも
 「授かった時がタイミング!」
 ~結婚から出産まで~

33歳の時に仕事関係で知り合った旦那さまと結婚。
「夫は3歳年下です。初めて付き合った年下の男性でした。夫の姉が私と同い年なので先方のご両親が嫌がるのでは…と心配していたのを覚えています。実際はそんな心配はなく、お義父さんが大阪出身ということもあり、家族の公用語は関西弁で笑いの絶えない温かい家族でとても安心しました」

結婚から間もなくして妊娠が分かりましたが、初期流産に。息子くんを妊娠したのはそれから3年後でした。しかし、息子くんを妊娠した時に喜びのほかに複雑な気持ちもあったそうです。「子どもを授かるという大変ありがたい状況を前提に置いた上でこういうと不謹慎ですが『仕事はどうしよう?妊娠・出産すると今までのような時間の使い方ができなくなる』でした。回りの友人は私よりずっと若い頃に子どもを産んで育てている人や、独身でご自分のキャリアや人生を満喫している人など様々で、実はずっと『産み時』について悩んでいたためです。その点については夫と何度も話をしましたが、正しい『産み時』などなく、また今考えても『授かった時がタイミング』でしかないのですが、そういうことをずっと当時の私は悩んでいました」

しかし実際には授かった瞬間から強度のつわりに襲われ、「つわりXX週、終わる」を半泣き状態で検索する日々。悩むどころではなかったんだとか。「そうこうしている間にお腹が段々大きくなり、それにつれて気持ちも徐々に準備が整っていったという状況でした」

出産は、仕事の事、実家が地方にあることを考えて帰省はせずに出産。分娩台に乗って20分という超スピード出産だったそうです!

・「職業人として自立したい」
 1冊の本との出会いから転職を決意
 ~大学卒業から就職&転職まで~

大学卒業後は記者を志していたこともありましたが、結果、大手ゼネコンの事務職として社会人としてキャリアをスタート。
「ただ、ゼネコンで女性が活躍するのは中々難しい時代でした。『職業人として自立したい』という思いが高まる中、当時ベネトンジャパン取締役であった渡辺教子さんの著書に出会い、彼女の職業人としての姿勢や働き方に感銘を受け、記者志望であったことを思い出し、自分の強みや興味範囲、職業としての意義や将来を自分なりに考え合わせ、広報職種を目指すことにしました。ただゼネコンの事務職からいきなり企業の広報やPR専業会社のアカウント担当に転じるのは難しく、1社挟んだ後、PR未経験でも可としてくれたPR代理店に入社しPRパーソンとしてのキャリアをスタートしました」

PR代理店に入社してからはお客様企業の日々の広報業務のサポートから、記者発表会、製品プロモーション、取材、広告営業代行といった企業のコミュニケーション分野にまつわる様々な個別案件の支援から、新規顧客開拓営業まで幅広い業務に携わりました。
「週末はイベントや競合製品のリサーチ活動、平日も帰宅後にトレンド把握のためにひたすら溜まったTV録画と新聞・雑誌を見るという日々。朝から晩まで平日から休日までひたすら働いていた記憶があり、途中心身の調子が良くないことも数多くありました」

そんな中、現在働くアビームコンサルティング株式会社の広報職に32歳の時に転職。はじめは広報業務のみに従事しましたが、現在はPR、販促、マーケティング、ブランディングまでコミュニケーション全般を担当。10人をまとめるマネージャーに。樺澤さんが入社当初のアビームコンサルティングの社員数は約2800人でしたが、10年後の今は約6000人になったそう。日本が本社でグローバル展開をしている総合コンサルティングファームです。

「コミュニケーション領域からいかにして企業のブランド向上に貢献するか、といったより広義で難易度は高いものの、やり甲斐もあるミッションに取り組むようになりました。PR代理店時代は『なんでPR専業の会社のはずなのに広報業務以外のクライアントサービスが多いんだ!』と思っていましたが、PR代理店時代に何でもやったことが結果として活きることになりました。広報やPR業務だけを経験してきている人は、なかなか他のセクションの方々の日常を肌感で想像するのが難しい部分もあるかと思いますが、私は事務や営業など様々な業務を経験した後にこの分野に携わるようになったので、人より遅いスタートではありましたが、違う世界を知っているということが意思決定において良い判断をもたらすこともあるのではないかと、今は思っています」

樺澤さんがまとめるグループのメンバーたちと打ち合わせ。ざっくばらんに話せるアットホームな雰囲気です

・仕事の優先順位をより意識
 育休前後で働き方に変化が!
 ~育休から復帰まで~

出産から約4ヵ月で仕事に時短復帰をした樺澤さん。
息子くんは保育園ではなく、ベビーシッターさんに預けることがスタートでした。「出産前に近くの認可保育園・認証保育園を夫婦で数件見に行ったのですが、住んでいる地域は例に漏れず待機児童がたくさんいる激戦区。保育園の申込を行う時点でどこかに預けて点数を稼がないと入園は厳しいと考え、住んでいる区が子育てサポートとして使っているベビーシッター会社を利用しました。運よく素晴らしいシッターさんに出会え、3か月間はこの方々に自宅で預かって頂き、その後4月からは無事に家の近くの認証保育園に預けることができました」

ただ4月は「慣らし保育」期間。また会社が期首にあたるため社員向けの大きなイベントを企画・準備している時期と重なり、不慣れと多忙により体調的に厳しい時期となってしまったそうです。「これはひとえにそれまでと同じように仕事をしようとする自分自身の見通しの甘さが原因でした。限られた時間や体力の中で、これまでと何を変えるべきなのかという点が当時の私は良くわかっていなかったと思います」

そこで、樺澤さんは改めて自分の今の仕事や将来の目標について考え、仕事の優先順位をより意識するようにしたそう。「諦めの悪い性格なので時間に自由度の高い方と比べて『もう少しこういうことができたら…』『ここまで出来ればこういう貢献ができるかもしれない』と思うことや焦りも未だにありますが現実的にそうはいかないこともさすがに年齢もありわかってきました。子どもを持つ女性は優先順位を決めて、『そういう時期もあるんだ』という気持ちで自分ができる貢献を考えるのが大切だと思っています」

たくさんのタスクを同時進行で進める樺澤さんに、仕事やプライベートのタスク管理方法を聞きました。「昔はたくさんのことを覚えられていたんですが、今は仕事のスケジュールやTo doはOutlook一本で管理しています。締め切りがあるものもスケジュールとして該当する日に入れることで、自分にリマインドがかかるように設定しています。プライベートはGoogle Keepを使っています。




■樺澤さんの1日のスケジュールを紹介!

【6:00】
起床
「まず朝陽を浴びて水を飲みます。夫も大体同じ時間に起床。寝覚めが良ければその日の新聞と各社のニュースに目を通します。時間に余裕があればメールチェックをし、子どもが起きる前に自分の身支度も大体済ませます」

【6:45】
子ども起床
「寝起きは動きのよくないうちの子ども。10~15分ぐらいはソファの上でゴロゴロしています」

【7:00】
朝ごはん&晩ごはんの簡単な準備
「朝ごはんは家族揃って食べますが、子どもがちょうど色々なことに気が散る年齢なので食事に時間がかかります。そのため、子どもだけ先にスタートし大人が追いかける形になることも。また、お昼を会社で取る日はお弁当を作ります。その後晩ごはんの簡単な準備も」

【8:00】
旦那さまと子ども出勤・登園
「夜に予定のない方が朝に子どもを送ります。8対2の割合で朝の送りは夫。うちの夫はかなり子育て参加型だと思います。晩ごはんの準備さえある程度しておけば、私とほぼ同様のオペレーションが可能です(笑)。2人を送り出した後、部屋の片づけをしてルンバをセットし、自分も出勤します」

【9:00】
出社
「出社中にその日のスケジュール、およびタスクの見直しと大体のメールをチェックします。会社に出社することもあれば、イベント会場や展示会、メディアやパートナー企業に直行することもあり、その日の予定次第です」

【10:00】
業務
「ミーティングや取材、イベントや撮影のアテンドなど様々な業務を行います」

【12:00】
ランチ
「ランチの時間自体は業務都合によりバラバラです。お弁当持参の場合はデスクで各種媒体に目を通しながら15~20分ぐらいでサッと食べます。予めチームのメンバーや他部門の社員、メディアや社外関係者とランチの約束をしている場合も」

【13:00】
業務
「午前と同様に、業務を行います」

【17:30】
退社
「帰りはメール返信が中心ですが、余裕があればKindleで読書します」

【18:00】
帰宅
「一旦荷物を置いて子どもを迎えに行きます。野菜などその日にしか買えないものは購入して帰ります。自宅に帰ったら、まずは炊飯器のスイッチを入れて、冷凍ストックや朝準備した食材を使って可能な料理は済ませます。次にお風呂のお湯を入れて、洗濯機に洗剤を入れます」

【18:20】
子どものお迎え
「自転車で子どものお迎えへ。会社もしくは出先からそのまま迎えに行く日もあります」

【18:30】
帰宅&晩ごはん
「晩ごはんの仕上げをして、食べ始めます。保育園の洗濯物を洗濯機に入れ、翌日の保育園の持ち物をセットします」

【19:20】
子どもと遊ぶ
「電車や車で遊ぶことが多いですが、図鑑を読んだり文字・数字などお勉強をしたりすることも」

【19:40】
子どもとお風呂

【20:00】
子どものTV時間
「私が髪の毛を乾かしている間に、子どもはお勉強をした日は電車の動画や好きなアニメ『おしりたんてい』などを見ます」

【20:30】
子ども就寝
「今は、部屋まで送ったら1人で寝付く練習中。何度かリビングに理由をつけて舞い戻ってきますが、ぶつぶつ言いながら結局は一人で寝付けるようになってきました」

【21:00】
仕事再開
「昼に対応しきれなかった仕事やプランニングなどはこの時間に行います」

【22:30】
仕事終了&リラックス時間
「これ以降の時間はメールを見ません。ストレッチポールやボールを活用したストレッチをします。また、読書も好きなのでこの時間にします」

【23:00】
就寝
「たまに夫としゃべりすぎてもう少し遅くなってしまうことも…」


■樺澤さんのとっておきマル秘お掃除テクニック

・ルール①本格的な掃除機かけと床拭きは週末のみ

「平日ははルンバと汚れが目立つところをMAKITAのハンディ掃除機でさくっと掃除するのみ。毎日寝る前にその場に散らかっている書類やおもちゃなどは原則片づけることで溜めないようにしています」

・ルール②土日の掃除は木曜日から徐々にスタート

「土日に全部家事を溜めると気が重くなるので、木曜夜から徐々に週末家事をスタートしています。例えば、木曜夜に洗面台、金曜朝にキッチンの床を拭く、金曜の夜にトイレ掃除など。ただし、持ち帰りの仕事が多い時や会食や出張などがある際は、潔く諦めて週末にまとめるようにして『掃除できなかった』という無駄なストレスは溜めないようにしています」

・ルール③洗濯は眠っている間に

「洗濯は乾燥機がかけられるものはすべて夜にスイッチを押し朝、洗濯・乾燥が終わっている状態に。朝はそれら一時保管カゴに入れ、朝の残り時間もしくは帰宅時に畳んでしまいます。乾燥機がかけられない衣類だけを週中の朝、大体水曜か木曜に洗濯し朝浴室に干すようにして、お迎え前お風呂を入れる前に取り込むようにしています」

・ルール④お風呂掃除は最後に入った人が行う

「お風呂掃除は最後に入った人が行い、次の日すぐにお湯が入れられる状態にしておきます」

ちなみに息子くんについてもしっかりルールを決めていました!

・子どもの習い事はバッグを決めて、習い事が終わった日にすべて次回に必要なものをセットしておく


・パジャマやパンツなど夜必要なものは朝リビングにセットしてから出社する


・子どもの保育園グッズは週末に5セット作っておき、平日は巾着に詰めれば良いだけにしておく


■樺澤さんのガールな時

「子どもが小さくて、自分の時間を持つのは難しいのが現実。移動時間および、寝る前のひと時が中心ですが、週末は夫婦で交代で体を動かす時間を持つと決め、健康維持とリフレッシュには気を遣っています。夫はジムへ、私はヨガやジム、最近はジャイロトニックに通っています。それ以外は家かカフェでのんびり読書をするのが本来好きなので、今は家中心で読書の時間を持つようにしています。最近読んだ本は仕事に関係があるものだと『DX実行戦略 デジタルで稼ぐ組織をつくる』『ディープテック 世界の未来を切り拓く「眠れる技術」』、仕事に直接関係がないものだと、ノンフィクションの『プラナカン 東南アジアを動かす謎の民』『牙 アフリカゾウの「密猟組織」を追って』です。いつも平行して数冊読んでいます」


■樺澤さんの通勤ファッションをチェック!

・明るい色のスカーフで顔うつりを良く

「昔はタイトスカートにピンヒールなど、少し尖った格好をしていましたが、年齢が上がるにつれて落ち着きました。今もヒールを履きますが、頻度は減ってフラットシューズが多くなりましたね。企業の『顔』というポジションなので、きちんとしたスタイルを心がけています。この日のジャケットはハイアリン、中に着たノースリーブはユニクロ、スカーフはエスニック柄のエルメス、パンツはセオリー、パンプスはジャンヴィト ロッシ、バッグはエルベシャプリエ。仕事着のまま子どものお迎えに行きますが、子ども自身もリュックを持っているので、私はなるべく荷物を減らすようにしています。時計と指輪はカルティエ、結婚指輪はブシュロンを身に着けています」


■子育てで不安を抱えていたころ、支えてくれたのはベビーシッターさん

お仕事も家事もその時に合わせてしっかり計画的に行っている樺澤さんですが、子育てはやはり別モノ。
ご実家が地方にあるがゆえに気軽に子育てについて相談できる相手がおらず、不安になることも。そんな時、支えになってくれたのが、ベビーシッターさんだったそう。

「ベビーシッターさんに、自宅で子どもを預けることには様々な意見があるかと思いますが、実家が遠く子育てについて全く知識がなかった私にとって、シッティング歴数十年のシッターさんたちは知識の宝庫で随分色々なことを教えていただきました。また、復帰後はこれまでと異なる就業環境の中で心身共に負担がかかるので、3か月間自宅で預かってもらえたことは、私にとってはかえってスムーズな復帰となりました。ベビーシッターさんにせよ保育園の先生にせよ、自分の子でもない子どもたちに愛情をかけ見守り続ける慈愛と献身に心から頭が下がります。働く女性は彼女・彼らに支えられていると心から思います」


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構成・文/まっしー

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