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【卒業式・卒園式】コサージュの使い方!マナーやおすすめ商品も解説
卒園式や卒業式は胸にコサージュをつけるイメージがありますよね。コサージュは必ずつけなくてはいけないの?つけてはいけないコサージュってある?ダサいコサージュはつけたくない! 今回はそんな方に向けて、コサージュのつけ方やおすすめのコサージュを紹介していきます。
やってはいけないマナーも解説していきますので、最後までチェックしてくださいね。
■コサージュとはどんなもの?

コサージュとは、女性や衣服につける花飾りのことを指します。主に慶事の際の服装を華やかに引き立たせるために使われるため、フォーマルな服装に合わせることが多いですが、デザインによっては普段着にも合わせて使うことができます。
■コサージュは必ずつけないといけない?
卒業式や卒園式で必ずコサージュをつけないといけないという決まりはありません。しかし、お祝いの気持ちを花で表現するという意味合いもあるので、喜ばしい気持ちを相手に伝えるひとつの手段として取り入れるとステキですね。 また、卒業式や卒園式ではシックな装いが主流なため、暗くなりがちな服装を華やかにするためにも有効です。コサージュではなくても、代わりの小物を使って服装をワンランクおしゃれに格上げすることもできますよ。
■コサージュの代わりに使える小物【ブローチ】
コサージュの代わりに使える小物のひとつが、ブローチです。ブローチをつける際に注意したい点は、あまり大げさなデザインのものを選ばないこと。派手すぎるブローチはかえって悪目立ちをしてしまう可能性があるので、スワロフスキーのワンポイントのものなど上品なデザインを選ぶと良いでしょう。
■コサージュの代わりに使える小物【スカーフ】
もうひとつコサージュの代わりに使える小物がスカーフ。スカーフは男性でいうネクタイと同等のアイテムなので、慶事にも使えます。コサージュはフェミニンで苦手だという方やネックレスはアレルギーでつけられないという方、ノーカラージャケットなど服のデザインによって首元が寒いという方にもおすすめです。
■コサージュの代わりに使える小物【ネックレス】

慶事に使う小物と言えばパールのネックレス。卒業式や卒園式でももちろん活躍してくれます。2重のネックレスは喜びが重なるという意味合いもあるので、門出を祝う卒業式にぴったり。 本物のパールがおすすめですが、コットンパールでも上品な装いになりますよ。コットンパールであれば普段使いもできるので、ひとつ持っておくと良いかもしれません。
■要注意!卒業式や卒園式にNGなコサージュ<色編>
卒業式や卒園式は黒っぽいシックな服が主流です。そのため赤、オレンジ、濃いピンクなど派手な色のものは目立ちすぎるのでNG。あくまでも卒業式や卒園式は子どもが主役ということを念頭に置きましょう。 反対に服装に合わせて黒っぽいカラーのコサージュをつけてしまうと、今度はお祝いではなく弔事の雰囲気になってしまうため、こちらも避けましょう。濃い色でも紫に淡いピンクを合わせたデザインなど、上品な組み合わせであればOKです。
■要注意!卒業式や卒園式にNGなコサージュ<デザイン編>
卒業式や卒園式には向かないデザインのコサージュについてもチェックしておきましょう。
・飾りが多いもの
飾りの多い派手なコサージュは、主張が強すぎるのでやめておくのが無難です。いくら華やかでも、度が過ぎると浮いてしまいます。 華やかという点でラメが入ったデザインのものがステキだと思う方もいるかもしれませんが、黒や紺といったシックな服装に合わせると、下品な印象になってしまうことも。こちらも卒業式では着用を避けましょう。
・フェルト地のコサージュ
フェルトの生地で作られたかわいらしいデザインのコサージュもありますが、フェルトのようなあたたかみのある素材はカジュアルな印象になってしまいます。 卒業式や卒園式で着用するとチープな仕上がりになってしまうので、フェルト生地のコサージュは普段使いにするのが良いでしょう。
・デニム地のコサージュ
フェルトの生地を使ったものと同様に、デニム生地を使ったコサージュもカジュアルになってしまうので着用は避けましょう。フォーマルな場所でデニムパンツがNGとされているように、コサージュもデニム生地のものは相応しくありません。
■卒業式・卒園式のコサージュの種類【生花】

フォーマル度が高く、特別感もあるのが生花を使ったコサージュです。本物のお花を使っているので、見た目の美しさはもちろん、生花ならではの香りも楽しめます。花屋さんに依頼して作ってもらうのが一般的ですが、手間がかかるため取り扱っていないお店もあるので事前に確認しておきましょう。また、ほとんどのお店が当日直接行って作れるわけではないので、必ず予約をしておく必要があります。式の開始時間とお店の開店時間が合わないと受け取りができないので、こちらも注意が必要です。直接花屋さんまで足を運ぶ時間がない!という人には、通販での購入もおすすめ。通販の場合は前日に届くように手配し、翌日まで枯らさないよう丁重に保管しましょう。その日のみしか着用することができませんが、その分美しく特別な装いになりますよ。
■卒業式・卒園式のコサージュの種類【造花(アートフラワー)】

コサージュの種類の中でも最も多いのが造花(アートフラワー)のコサージュです。造花は布などを花に似せて形成したものですが、中でもアーティフィシャルフラワーと呼ばれるものは、本物の花と見間違えるほど精巧に作られています。 生花のような美しさでありながら、造花なので何度も繰り返し使えるのがメリットです。安価な造花はやはりそれなりの見た目ですので、卒業式や卒園式のコサージュはできれば直接目で見て、作りをきちんと確認してから購入したいところです。
■卒業式・卒園式のコサージュの種類【プリザーブドフラワー】
プリザーブドフラワーとは、生花を特殊な溶液で加工したものを指します。ドライフラワーの一種なのですが、一般的なドライフラワーとは異なり、生花の美しさを残した状態で保存されたものです。枯れない花として人気のプリザーブドフラワーですが、とても繊細なものなので衝撃を与えると花が割れたりとれてしまうことがあるため、プリザーブドフラワーのコサージュを着用する際には十分注意が必要です。また、湿気に弱いため保管する際も注意しましょう。ブリザーブドフラワー使ったコサージュはとても美しく繊細な雰囲気ですが、お値段は生花より少々高いのが一般的です。
■卒業式・卒園式におすすめのコサージュ2選
卒業式や卒園式におすすめのおしゃれなコサージュを紹介します。
・上品なアーティフィシャルフラワーのコサージュ

アーティフィシャルフラワーを使ったコサージュは、お花のハンドメイド作家@rock.n.flower_shopさんの作品。 藍色のベリーがアクセントになっていて、人を惹きつける上品な仕上がりになっています。シンプルな中にも、絶妙な組み合わせが光るデザインです。白地の服にも、黒地の服にも違和感なく合わせることができるでしょう。
・インテリアとしても飾りたくなるおしゃれなミニブーケ

ハンドメイド作家@le__petit__bonheurさんのコサージュは、プリザーブドフラワーを使用して作られています。木の実などと合わせてミニブーケ風に仕上がったコサージュは、さりげないながらも注目を集めるワンランク上のおしゃれを演出してくれるでしょう。 卒業式や卒園式に着用した後も、インテリアとして飾っておけるステキなデザインです。
■卒業式・卒園式のコサージュは手作りもOK
コサージュは手作りで気に入ったものを作るのもおすすめです。世界にひとつしかない特別なコサージュを作ってみましょう。
・手作りコサージュの注意点
手作りコサージュは、素材によってはカジュアルな印象になってしまうので注意が必要です。 ここではアクセサリー作家のchoco(@choco.petit.bijoux)さんにおしゃれなリネンコサージュの作り方を教えていただきましたので紹介していきたいと思います!
・用意するもの
- リネン生地(リネン混のコットン生地など)
- 水性木工用ボンド
- レース、ビーズなど
- フェルト
- コサージュ用のピン
・作り方
1. サイズを2~3種類用意した型紙を作り、布をカット。花びら部分に切れ込みを入れると仕上がりに動きが出ます。おすすめは厚めのリネン100%生地。切りっぱなしでほつれても問題なく、仕上がりに高級感が出ます。

2.水200ccに水性木工用ボンド小さじ1弱をよく溶かした液に裁断した布を浸し、よく絞ります。ボンド液が濃すぎる場合やダマが残っている場合、ベタつきの原因になるので注意!

3.絞った状態のまま完全に乾かします。(室内干し、天日干しのどちらでもOK)

5.花びらを縫いつけていきます。大きめの花びら2枚を重ね、その上に一回り小さい花びらを半分折りしたもの、3つ折り、4つ折りにしたものを好きなように中心部分だけを縫いつけてください。 平たい感じなら7~8枚を使用するといいですよ。ボンドによって立体感が出ているので、平らでも十分ボリュームが出ます。平たい方がおしゃれに仕上がるとのこと!

6.レースやビーズなどをアクセントに挟み込んだら、表は完成です。 7.円形や花形にカットしたフェルトにコサージュピンを縫いつけ、コサージュの裏側にボンドで縫い目を隠すように貼りつけたら完成!

chocoさんにお聞きした作り方の最大のポイントは、形は気にせず自由に楽しんで作ることだそう。花びらの縫いつけ方は迷うと思いますが、真ん中に重ねて縫いつけることだけ注意すれば、仕上がってみるととてもおしゃれで立派な完成品になるそうです。 2色使いやレースやビーズなしなど、好みのデザインで作ってみてください♡ また、大人のコサージュだけではなく手作りの子どものコサージュを合わせて作るのもおすすめです。大人とおそろいで作るのも良いですし、手作りアクセサリーで簡単と人気のロゼットなども子どもが喜ぶでしょう。
■おしゃれなコサージュで卒業式・卒園式コーデを格上げしよう
周りと差がつく卒業式・卒園式コーデにしたいなら、おしゃれなコサージュで格上げしましょう!今回紹介した手作りコサージュもぜひ作ってみてくださいね。
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