加湿器のカビに要注意！対処法をチェックして安全に使おう

■しまった！加湿器にカビが発生したときの対処法は？

対策は取っていても、知らないうちに繁殖してしまうのがカビの怖さ。加湿器の空気は家族がダイレクトに吸い込むものなので、カビキラーなどの強い薬剤を使うことは避けなければいけません。もし、カビが発生してしまったときは、どう対処すればいいのでしょうか。

・重曹やクエン酸を使って加湿器内をクリーニングする

ナチュラルクリーニング派の人におすすめなのが、重曹やクエン酸を使って掃除をする方法。加湿器のタンクや吹き出し口などのパーツを、クエン酸を溶かしたぬるま湯につけておくだけで、簡単にきれいにすることができます。はっきりと目に見てわかるカビが発生してしまっている場合には、重曹を溶かしたぬるま湯に30分ほどつけておくのがおすすめ。30分経過したら、歯ブラシなどを使ってやさしく汚れを落としましょう。つけ置きが完了したあとは、しっかりと水で洗い流して、加湿器本体にダメージを与えないように気をつけることが大切です。

・加湿器専用に開発された除菌商品を使って掃除する

日ごろからしっかりケアしておきたいという人には、加湿器専用に開発された除菌グッズを使用するのもおすすめ。

＠omatsu.houseさんが使っている『UYEKI（ウエキ）』の「除菌タイム加湿器用」は、加湿器愛好家たちからも大人気のお掃除アイテムです。

＠snow25.homeさんが『Francfranc（フランフラン）』のアウトレットショップで発見したという「AROMA WATER（アロマウォーター）」も、加湿器の除菌に使えるグッズ。加湿器を取り入れる家庭が増えたこともあり、加湿器のカビ対策に使えるアイテムもさまざまなものが発売されています。安全に加湿器を使いたいという人は、ぜひチェックしてみてください。

■カビが生えにくい加湿器がほしい！どのタイプを選べばいい？

加湿器には、“超音波式”や“スチーム式”などさまざまなタイプのものがあります。カビが発生しにくいのはどのタイプの加湿器なのか、チェックしていきましょう。

・清潔な状態を保ちやすい“スチーム式”の加湿器

タンク内の水を沸騰し、水蒸気化させて使うのがスチーム式加湿器の特徴。水を一度沸騰させてから蒸気として部屋に放出するので、他のタイプの加湿器よりも清潔さを保てるのが一番のメリットです。カビだけでなくレジオネラ菌などの雑菌も心配だという人には、特にスチーム式の加湿器がおすすめ。暖かい蒸気が放出されるので、冬の寒い時期に最適な加湿器だと言えます。

・静かな音で優しく加湿してくれる“気化式”の加湿器

常温の水から水蒸気を作って加湿するのが、気化式加湿器の特徴。水分を含んだフィルターへ風を当てて、水蒸気を部屋中に放出します。他のタイプに比べて音が静かで、熱も発生しないため安全に使用することができる加湿器です。消費電力も他のタイプの加湿器に比べて低いので、電気代が気になるという人にもおすすめ。ある程度使用年数が経過したら、フィルターごと交換して清潔さをキープしながら長い期間使うことができる加湿器です。

■こまめな掃除と定期的なメンテナンスで快適に加湿器を使おう

加湿器は水を使う家電であることから、こまめな掃除が必要となります。しかし、清潔を保ちながら使用すれば、乾燥から家族を守ることができる画期的なアイテムでもあるのです。最近はインテリアとしても使えるような、白や黒ベースのスタイリッシュなデザインも多く発売されています。日々の掃除と定期的なメンテナンスを行いながら、乾燥の気になる季節にはしっかりと加湿器を活用しましょう！