出典:@ aomoriagariさん
Lifestyle
役目を終えたランドセルを寄付してみない?支援団体や方法をご紹介
まずは寄付の仕組みを見てみましょう。
■ランドセルの寄付ってなに?どこへ送られるの?
ランドセルはどうやって寄付されてどこへ送られているのでしょうか?
・どんな仕組み?なぜ役立つの?
団体によって仕組みは異なります。主にランドセルの寄付を受けつけている企業などを通して団体が発展途上国へ届けることで、経済的な理由で通学かばんを買えない子どものために役立っているのです。日本のランドセルは耐久性に優れており、6年間使ったものでもまだまだ使えるため喜ばれるのだとか。
・どこに送られる?
主に寄付されたランドセルはアフガニスタンやカンボジア、その他東南・中東アジア、アフリカなどの教育を受けるチャンスに恵まれない発展途上国などに送られます。支援団体により届け先が変わるので寄付先の確認をしましょう。
■ランドセルの寄付を受けつけている団体
次にランドセルの寄付をしている支援団体をいくつか紹介していきます。
・NGOジョイセフ
『JOICFP(ジョイセフ)』とは、女性の命と健康を守るために支援活動している日本発祥の国際協力NGO団体です。「思い出のランドセルギフト」というプロジェクトでは主にアフガニスタンの教育を受けるチャンスが中々ない子どもたち、特に女の子へランドセルを送っています。妊娠や出産が早いアフガニスタンの女の子は学習をする機会が少ないようです。
<ランドセルの寄付方法>
1.ランドセルの確認・準備
ランドセルの色や年数はなんでもOK!破損が激しいものや豚革製のものは現地へ届けることができないことがあるため注意です。
2.海外輸送経費の振り込み
アフガニスタンへランドセルを届ける輸送経費として、ランドセル1個ごとに1,800円の寄付が必要です。寄付の方法はクレジットカードやコンビニ支払いなど。現金での寄付の代わりに書き損じはがきで支払うこともできるそうですよ。
3.ランドセルを指定の倉庫に送る
紙袋やビニール袋などで包んだランドセルを宅配便などで横浜の指定倉庫まで送って完了!倉庫までの輸送料は発送者負担です。
鉛筆やノートなど未使用品の学用品をランドセルの中にいっしょに入れて送ることもできます。ただし、ハサミやカッターなどの刃物、液体のりなど未使用品でも送れないものもあるため、公式HPでチェックしてくださいね。
・セカンドライフ
『セカンドライフ』では寄付したランドセルを選別して、ほぼ100パーセントリユースしています。寄付活動と共に募金活動も行っています。送ったランドセルの箱数に応じてポリオのワクチンが募金される仕組みで、ランドセルを寄付することで募金行為にもつながっているのです。
<ランドセルの寄付方法>
1.ランドセルを送る前にHPや電話で申し込み
2.集荷専用伝票がメール便で自宅に届くまで待つ
この間に段ボールに荷物を詰めたり準備をしておくとスムーズに進みます。集荷伝票は着払いのため配送時には料金はかかりません。
3.集荷伝票が届いたら段ボールに貼りつけて集荷依頼をし、荷物を渡す
ランドセル以外に文房具や絵本、おもちゃなど不用品などもいっしょに送ることができます。輸送時にランドセルの破損を防ぐため、段ボールにはなるべく隙間がないように詰めてくださいね。
ランドセルの寄付に必要な料金は、配送料+ゆうパック料金+ワクチン募金がセットになったコミコミ価格!段ボールの3辺合計が120サイズ以下の箱は2,100円。3辺合計160サイズ以下の箱なら2,600円で寄付することができますよ。
・ECO Trading
『ECO Trading (エコトレーディング)』では、国内の不用品などをアジアの発展途上国のリサイクル店で販売し、現地の人々の生活に役立てています。その売上の一部が現地の孤児院や国内のNPO団体の寄付として使われています。
さらにエコトレーディングのスタッフが直接現地へ物資を届けたり、NPO法人を通して、子どもたちに手渡しすることもあるようです。
<ランドセルの寄付方法>
1.事前の連絡は不要、ランドセルや寄付品を段ボールに詰め、送り状を用意
2.集荷依頼をするか、コンビニ、郵便局などに直接持ち込む
寄付にかかる料金は送料のみ!依頼する配送業者ごとに送料が異なるため公式HPなどで確認してくださいね。