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キッチンリフォーム成功のポイントは?使いやすさのコツや費用、事例も紹介

出典:@myplace.renovationさん

Lifestyle

キッチンリフォーム成功のポイントは?使いやすさのコツや費用、事例も紹介

■費用が追加されるポイントって?

出典:photoAC

キッチンのリフォームは、今あるキッチンを撤去して新しく交換するもの。新築と違って意外な部分に費用がかかる場合があります。では、実際にどんなケースがあるのか見ていきましょう。

・【ケース1】キッチンの移動

壁側に設置しているタイプのキッチン。移動させて対面型のキッチンにリフォームするケースは多いですよね。この場合、排水管や排気用ダクト、電気配線などの工事も追加で必要となります。マンションの場合は特に、排水管やダクトの移動に制限があるので心得ておくと良いでしょう。

・【ケース2】キッチンを小さくする

キッチンをひと回り小さくしてダイニングスペースを広くしたい、というケースの場合。本来キッチンがあった場所に空間ができるため、床や壁紙にも隙間ができてしまいます。その場合、内装工事が追加され費用がアップしてしまいます。

・【ケース3】古いキッチンで傷みが激しい

リフォームは工事前の段階である程度の状態が分かるものの、工事が始まってみると追加工事が必要になる場合もあります。よくあるケースが、古いキッチンを撤去してみたら壁や床下などが傷んでいて補修しなければならないというもの。
ここでやむを得ず追加費用が発生してしまいますが、予算ギリギリで契約すると追加費用が払えないという事態にも…。

・【ケース4】2階にキッチンを増設

親世帯と同居することになり、2階にキッチンを増設することになったケース。この場合、新しいキッチンの設置費用だけでなく、給排水用の配管工事もプラスされます。増設する場所によって10~25万円と上下するため、現場調査の段階でキッチンを設置する位置を確認しておくと良いですね。

■使いやすいキッチンって?

費用について分かったら、次は使いやすいキッチンについて考えてみましょう。驚くほど使いやすくなる秘密を教えますよ☆

・「ワークトライアングル」を意識したレイアウトに

快適なレイアウトのキッチンにするには、動線や寸法がカギとなります。このときに活躍するのが「ワークトライアングル」という理論。

【シンク】【コンロ】【冷蔵庫】の3点を結ぶとできる三角形は、正三角形に近いほど作業効率が格段にUPすると言われています。

出典:筆者作成

さらに、この3辺の合計が3.6~6.0mの範囲になるように設計するとキッチンは使いやすくなりますが、この範囲を超えてしまうとムダな動きが出てしまいます。逆に、距離が短くても配膳などの作業スペースが狭くなるため、家事の効率が悪くなる原因に。

ちなみに、右利きの人は「冷蔵庫→シンク→調理台→コンロ」を右回りに、左利きの人はその逆に配置すると良いですよ☆

・身長に合った高さに

キッチンの高さを考えるとき、基準となるのが身長です。身長に対して高さが低すぎると、特にシンクで前かがみ作業が増えてしまい、腰痛の原因に。また、身長に対して逆に高すぎると包丁を使うシーンで力が入りにくく、肩凝りやケガにつながる恐れもあります。

そこで、自分の身長に合ったキッチンを数式で求めてみましょう! 
『身長(cm)÷2+5cm=最適な高さ』
システムキッチンは、80~95cmまで5cm刻みに定められているので、一番自分に合った高さを選ぶと良いですね。ショールームで実際に立ってみても分かりやすいですよ◎

・移動時間を最小限にした収納に

出典:筆者撮影

キッチンにおいて、最適な収納とはズバリ!移動時間が最小限であること。もしくは移動なしで手が届く収納です。これを徹底するだけで、かなりキッチンでのストレスが軽減されます。
また、よく使う調味料や計量カップなどは腰から上に、フライパンやお鍋は腰より下に収納すると良いです。さらに言うと、フライパンはコンロ下に、お鍋はシンク下に収納しておけばより作業効率がUP!

キッチンのスペースをいかに有効利用させるかというアイデアも大事。筆者は縦のスペースを使って、必要なものをコンロ前に集合させてますよ☆

■マネしたい!キッチンリフォーム事例3選

ここからは、キッチンリフォーム事例をご紹介します!「この手があったか!」というようなアイデアが詰まった設計になっているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

・アイランドキッチン×ストレートダイニング

出典:@myplace.renovationさん

回遊性のある「アイランドキッチン」に、レイアウトはキッチンからダイニングテーブルまで一直線につながった「ストレートダイニング」を採用。
配膳や片づけがしやすいというメリットを持つストレートダイニングですが、キッチンに入り込むまでの距離が長くなってしまうデメリットも。しかし、アイランドキッチンは逆側からも出入りができるため、見事にデメリットが解消され快適なキッチンができあがっています!

・在宅ワークママ必見!書斎とつながるキッチン

出典:@myplace.renovationさん

在宅ワーカーが増えた今、ごはんの準備の間に、ちょっとした作業のできるデスクがあるととっても便利!壁に向かったレイアウトだと、しっかりと集中もできます。ごはんの準備と仕事場との移動距離がほとんど無いなんて夢のようですよね☆

コミュニケーションの場となるリビングやダイニングは集中しづらいですが、キッチン横は意外と一人の世界に入り込めます。“ワークスペースの穴場”ともいえる場所なんだそうですよ!

・オープンな収納でアクションがシンプルに!

出典:@myplace.renovationさん

ブラックのアイアンフレームと木目の組み合わせがおしゃれなキッチン。収納部分はほぼオープンになっているので扉の開閉が不要に!アクションがシンプルになると時短になり、料理中のストレスも軽減できるので、これはマネしたいですね。自分なりにアレンジができるなど、自由度が高いのもメリットです。安い価格でリフォームをしたい場合、システムキッチンではなく造作というのも手かもしれません。

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