シーリングスタンプもダイソーが使える！種類や売り場、活用アイデアをご紹介

■シーリングスタンプとは？どう使うのか知っておこう

シーリングスタンプとは、蝋を垂らしてスタンプで封をする文房具のことをいいます。もともとは中世ヨーロッパで重要書類や公的文書などを封印するために使用されていました。シーリングスタンプは一度剥がすと割れたりして元に戻せなくなるため、誰にも開けられていない公的な文書であることを証明するものだったのです。

蝋を使っていたため、日本では「封蝋」といいます。現代ではシーリングスタンプがもつ機密性だけでなく、独特な色味や高級感に注目が集まっており、ラッピングのリボン押さえやアクセサリーとして活用されたり、結婚式の招待状や席次表などの封として使われたりされています。

■ダイソーで本格的なシーリングスタンプが手に入る！

ひと手間で手紙や招待状をおしゃれにできるシーリングスタンプとシーリングワックス。ダイソーでは110円（税込）という低価格で本格的なシーリングスタンプを購入できますよ。

これから始めたい方、買い足しをしたい方など「セットでは売ってないの？」と探されている方がいるかもしれません。残念ながらダイソーではシーリングスタンプのセットは販売されていない状況です。『Seria（セリア）』や『東急ハンズ』などでも販売されていますので、自分の好きなスタンプやワックスを探して、シーリングスタンプを楽しみましょう。

・ダイソーで買えるシーリングスタンプは2種類！

2022年現在、ダイソーで販売されているシーリングスタンプの柄は「王冠」と「ゆり」の2種類があります。紋章の部分は真鍮、持ち手部分は木で作られた本格派アイテムです。本格的なシーリングスタンプが低価格で手に入るのはうれしいですね。

商品名：シーリングスタンプ
値段：110円（税込）
サイズ：1.8cm×2cm×5.4cm

・本格的な色味が出せる！ダイソーのシーリングワックス

ダイソーで販売されているシーリングワックスは、銅色と赤色の2色です。スティックタイプのため火がつけやすく、ピンポイントで垂らせます。初めてシーリングスタンプをする方におすすめですよ。

商品名：シーリングワックス
値段：110円（税込）
サイズ：（本体）11.5×6×3cm 61g （nストラップ）18×0.6×0.4cm 0.7g

■初心者向け！ダイソーのシーリングスタンプの使い方【基本編】

では基本となるシーリングスタンプの使い方をみていきましょう。

＜用意するもの＞

• ・シーリングスタンプ（ダイソー）
• ・シーリングワックス（ダイソー）
• ・スプーン（熱に強い金属製が望ましい）
• ・ライター又はキャンドル

＜使い方の手順＞
1．シーリングスタンプを冷やしておく

作業を始める前にシーリングスタンプを保冷材などで冷やしておくことをおすすめします。冷やしておくと、スタンプした後に離しやすくなり、乾く時間も早くなります。スタンプする面に水分がつかないよう、ティッシュやタオルでカバーすると良いでしょう。

2．熱しながら、シーリングワックスを溶かす

ライター又はキャンドルの火を使います。スプーンにシーリングワックスを擦りつけながら溶かし、全部溶けきるまで火にあてながら待ちます。

3．溶かしたシーリングワックスを垂らす

シーリングワックスを溶かした後、一呼吸おいて封筒など封をしたい場所にゆっくり垂らします。直接垂らすのが不安な方はクッキングシートの上で行う方法がおすすめです。円をかくように垂らすと上手くまとまります。

4．ゆっくりスタンプを押す

垂らしたシーリングワックスが乾ききらないうちに、スタンプを押しましょう。シーリングワックスの中心にゆっくり置くイメージです。

5．スタンプを静かに持ち上げる

スタンプをして4～5秒待ってから、スタンプを丁寧に持ち上げます。ワックスが封をしたい場所に固まっているのを確認したら、シーリングスタンプの完成です。