FacebookInstagramYouTube
初詣はいつまでに行く?何日までならOK?期間や起源、神社での作法も紹介

出典:PIXTA

Lifestyle

初詣はいつまでに行く?何日までならOK?期間や起源、神社での作法も紹介

初詣はいつまでに行けばいいのだろう、と疑問に思う方もいるでしょう。参拝する期間や初詣の起源、人に聞けない作法まで詳しく紹介します。初詣はお正月の一大行事。毎年参拝場所が決まっている方も、多いかもしれません。今回は、初詣にいつまでに行けばいいのか、お作法は?お寺に行ってもいいのか、など初詣の気になるあれこれを解説します。神社ごとの気になるコロナ対策も紹介するので、初詣に行く予定の方は必見です。

■そもそも初詣とは?初詣に含まれる意味と歴史

出典:PIXTA

まずは初詣の基礎知識を身につけましょう!歴史や、その由来について説明します。

・そもそも初詣にはどんな意味があるの?

初詣とは、氏神様や菩提寺など自分に所縁のある場所へ新年のご挨拶に行くことです。現在では、お正月のお参りとして知られていますが、本来は年神様をお迎えし、氏神様へ挨拶するための行事。神社仏閣を参拝する、というよりは日頃お世話になっている氏神様へ挨拶するのが習わしです。

・初詣の起源は平安時代!今の初詣が確立したのは明治時代になってから

初詣の起源は、平安時代の年籠りという習慣だそう。年籠りとは、村の長や家長が、氏神様が祀られる社寺で大晦日から元日の朝まで、寝ずの番をすること。絶対に寝てはいけないという年籠りでうっかり寝てしまった場合、白髪やシワが増えるとも言い伝えられるほど、厳しい行事だったようです。
時代の変遷とともに年籠りは除夜詣と元日詣に分かれ、江戸時代には恵方詣として年始のお参りが習慣されるようになりました。恵方詣では、その年の縁起のいい方向に位置する神社にお参りをするため、決まった場所おにお参りするというわけではなかったようです。

恵方詣が初詣に移行するきっかけとなったのは、明治神宮。東京の中心部に位置し、恵方の方角にこだわらずに参拝できるようになりました。その後メディアの影響などもあり「初詣はどこかの社寺へお参りをするもの」というスタイルが定着します。人々の暮らしや生活の変化に伴い、確立されたのが今の初詣なのです。

■初詣はいつからいつまで?行くべき期間をチェック

出典:photoAC

初詣とは、いつからいつまでを指すのでしょうか。ここでは、いつ行くのが正解なのか確認しておきましょう。

・初詣の正しい参拝期間とは

お正月は本来、年神様と呼ばれる新年の神様を家に迎える行事を指します。つまり初詣は、年神様が社寺にいらっしゃる松の内に行くのが通例。門松を立てておく松の内に、お参りするのが本来の考え方です。松の内は、地域によって期間が異なります。関東地方は1月1日から7日まで、京都・滋賀といった関西地方では1月15日までの小正月が松の内です。
初詣は三が日に参拝するケースが多いですが、もし松の内を過ぎたとしても、2月3日の節分までに済ませておけばいいようです。とはいえ、行ってはいけない日はないので、自分のタイミングで参拝するといいでしょう。

・初詣は年末の大晦日から参拝しても大丈夫◎

大晦日から、新年のご挨拶に行く場合もあるでしょう。もちろん、大晦日から参拝しても問題はありません。大晦日から元日にまたがって行うお参りのことを二年参りと言います。かつて平安時代の年籠りが大晦日から行われていたことを考えると、大晦日からお参りするのはある意味正しい参拝方法なのかもしれませんね。

・屋台はいつまで出ている?

初詣に行ったときに、思わず寄りたくなるのが屋台や露店。いつまで出ているか気になるところです。人気の社寺であれば1月4日以降も出ていますが、一般的には三が日が中心となっています。特にコロナ禍の初詣では、そもそも出店していない、というケースも。もし、屋台や露店を楽しみにしているなら、人気の社寺に三が日を目安として参拝するといいかもしれませんね。

■初詣は神社とお寺どちらに行けばいい?おすすめの参拝先とは

出典:PIXTA

初詣は神社とお寺どちらに行けばいいのだろう?と悩む方もいるのではないでしょうか。もしくは、両方行きたいと考える方もいるかもしれませんね。
初詣の参拝先に、明確な決まりはありません。日本古来の考え方では、地域の神様である氏神様に参拝するのが一般的ですが、現代の初詣は神社とお寺どちらに行っても構いません。もちろん複数参拝するのもアリ。ご利益別に参拝するのも楽しいでしょう。もしお寺に行く場合は、自分の干支である守護本尊が祀られているお寺に行くと縁起がいいそう。参拝先に迷っている場合は、候補にしてみてくださいね。

SHAREFacebook
POST
LINELINE