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Lifestyle
傘の捨て方!傘は何ゴミ?処分方法や廃棄場所、地域別の正しい捨て方を解説
■壊れた傘、折れた傘、不要な傘の処分方法

まずは、不要になった傘の処分方法についてお伝えします。捨て方がわからずそのままになっている傘を処分して、スッキリしましょう!
・自治体のルールにそって捨てる
傘はさまざまな素材で作られているため、捨て方がわかりにくいですよね。自治体によって分別方法は異なるため、傘の捨て方も住んでいる地域によって異なります。まずは、自治体のホームページや家庭に配られる分別表などを見て、何ゴミに分類されるのか確認しましょう。いくつかの自治体については、捨て方を後ほど紹介しますので、そちらも参考にしてみてください。
・買い取りサービスや寄付
まだ使える傘であれば、寄付やリサイクルに出せます。自治体によっては資源回収ボックスやリサイクルセンターが設置されている場合もあるので、利用するといいでしょう。もしブランド品の傘なら、買い取り業者に持ち込むのもアリ◎比較的新しいものや有名ブランドであれば、高額で買い取ってくれる可能性があります。出品の手間はありますが、フリマアプリで売ってしまうのもいいですね。
また、傘の寄付活動を行っているNPO法人などに寄付するという方法もあります。たとえば“ワールドギフト”は、海外途上国への支援物資として傘などの寄付活動を行っています。壊れた傘でも金属資源として再利用できるので寄付が可能ですよ。
・不要品回収業者にまとめて依頼

傘だけでなく他の不用品もまとめて処分したいなら、不用品回収業者に依頼するのもいいでしょう。業者によっては自宅まで回収しに来てくれますし、分別や分解の手間もかかりません。
ただし、見積もりを超える高額な支払いを要求されたり、処分予定のないものを勝手に持ち出されたりするといった事例もあります。事前に口コミなどで業者の評判をチェックして、トラブルに遭わないようにしましょう。
■基本の傘の捨て方をチェック!

続いて、基本の傘の捨て方を紹介します。
・不燃ゴミや粗大ゴミとして分別して捨てる
自治体ごとの傘の捨て方を調べたところ、燃えないゴミとして扱う自治体は少なくありませんでした。ただし、燃えるゴミとして扱う自治体や、ガラスや金属ゴミとして扱う地域もあります。住んでいる自治体のルールがわかったら、指定のゴミ袋に包んで処分すればOK。ゴミ袋に入らないような大きな傘は、粗大ゴミになることもあるので注意してくださいね。
・分解して捨てる
地域によっては傘を素材ごとに分解して捨てる必要があります。その場合は、柄などのプラスチック、骨などの金物類、ビニールまたは布など、素材ごとに分解します。詳しい分解の仕方はのちほどご紹介しますね。■地域別!傘の捨て方

主な地域別に傘の捨て方をまとめました。みなさんがお住まいの地域を確認してみてください。
| 都道府県 | 市区町村 | 分別・品目名 | 注意点 |
| 北海道 | 札幌市 | 燃やせないごみ | 40Lの指定ゴミ袋から一部飛び出すものでも、大部分が指定ゴミ袋に入っていて、袋の口をしっかり縛ることができるなら指定ゴミ袋に入れてゴミステーションに出すことが可能 |
| 宮城県 | 仙台市 | 家庭ごみ | - |
| 新潟県 | 新潟市 | 燃やさないごみ | 指定袋からはみ出す場合は、なるべく折るなどの工夫をする |
| 都道府県 | 市区町村 | 分別・品目名 | 注意点 |
| 東京都 | 目黒区 | 不燃ごみ | - |
| 大田区 | 不燃ごみ | - | |
| 足立区 | 燃やさないごみ | 布やビニール部分は燃やすごみ | |
| 神奈川県 | 横浜市 | 骨組み(金属製)→ 小さな金属類 骨組み(金属以外)→ 燃やすごみ 布部分 → 燃やすごみ | 骨組みが金属製の場合は解体 |
| 川崎市 | 小物金属 | 30cmを超えてもOK | |
| 愛知県 | 名古屋市 | 不燃ごみ | 30㎝角を超える場合も不燃ごみ |
| 都道府県 | 市区町村 | 分別・品目名 | 注意点 |
| 大阪府 | 大阪市 | 普通ごみ | 1m以内の傘 |
| 堺市 | 不燃小物類 | 粗大ごみ受付センターへの申し込みが必要 | |
| 京都府 | 京都市 | 家庭ごみ | 1袋に2本まで |
| 兵庫県 | 西宮市 | もやすごみ | - |
↵
| 都道府県 | 市区町村 | 分別・品目名 | 注意点 |
| 岡山県 | 岡山市 | 粗大ごみ | 20Lの指定袋に入れば不燃 |
| 香川県 | 高松市 | 破砕ごみ(燃やせないごみ) | 指定収集袋に入れて出す(入らない場合は袋を貼りつける、もしくは巻きつける) |
| 福岡県 | 福岡市 | 燃えないごみ | 指定袋からはみだしてもOK |
これ以外の地域でも、インターネットで「傘 ゴミ 自治体名」などで検索すれば簡単に調べられますよ◎
■傘の分解の仕方を種類別に紹介

傘を分解して処分する必要がある場合の分解方法を、種類別に紹介します。傘の種類を問わず、素手で分解するとケガなどの事故が起こる可能性があるため、必ず軍手や道具を利用してください。また、無理はせず、安全に作業するようにしましょう。
・傘の分解に必要なもの
軍手ペンチ
はさみ
・【長傘】傘の分解の仕方
1.閉じた状態で傘の先端部の“石突き”を緩めて抜き取る
2.親骨の先端部の“露先”をすべて引き抜く

3.布の生地と親骨を結んでいる糸をはさみで切り離す
4.布を本体から引き抜いて外す
5.ペンチを使って持ち手を外す
部品が外れないときは無理をしないようにしましょう。
長傘とビニール傘の構造は基本的に同じですが、長傘は生地が布なので糸で骨組みに固定されています。また、持ち手の部分がグラスファイバーでできていることがありますが、これはガラス繊維の一種。資源ゴミになる可能性もあるので要注意です。
・【ビニール傘】傘の分解の仕方

1.露先をすべて外す
2.石突きを回して外す
手で外れない場合はペンチを使ってください。
3.ビニールをはさみで切って骨組みからはがす
4.ペンチを使って持ち手を外す
2と4の工程については、外れない場合は無理をせず次の工程に移りましょう。また、分解した骨は、広がらないようにひもで縛って出すと親切です。
・【折りたたみ傘】傘の分解の仕方

1.生地と親骨を結んでいる糸をはさみで切る
2.すべての糸が切れたら一度傘をたたむ
3.先端の石突きを回して抜き取る
4.露先を親骨からすべて外す
5.生地を骨から引き抜き、本体から外す
6.持ち手を外すのが難しい場合はそのままで
折りたたみ傘の場合は、開いた状態で分解作業を行わないとうまく生地が外れません。また、長傘やビニール傘を処分する際に分解が必要な自治体でも、折りたたみ傘はそのまま出してOKな場合もありますので、事前に確認しましょう。
■傘の捨て方をマスターして、正しく処分しよう!
傘の捨て方はちょっと面倒に感じるものの、分解する必要がない自治体では意外と簡単に処分できます。この機会に、他の溜まっていた不用品といっしょに処分してみませんか?気になっていたことが片づけば、気持ちもいっしょにスッキリするはずです!
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3歳元気すぎるボーイと1歳わがままガールを育てるアラフォーママ。広島で田舎暮らしを楽しみながら、家事育児と仕事の両立に奮闘中。毎日明るく前向きに過ごしています♪
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