【ムラシャンの使い方】紫シャンプーの頻度や順番、効果的なやり方や放置時間

今さら聞けない！ムラシャン＝紫シャンプーとはどんなもの？

そもそも、ムラシャンとはどんなものなのでしょう。
ムラシャンとは、「紫シャンプー」を略した言葉。その名の通り、紫の色素を配合したカラーシャンプーです。きれいな紫色をしているので、「髪が真紫になるんじゃないの？」と思う方もいるかもしれませんが、ヘアカラーのサポートをしてくれるアイテム。ムラシャンという名前であるものの、「紫髪にしたいから！」といって使うものではありません。 
カラーシャンプーのひとつですが、主にヘアカラーの色持ちをよくしたり、長持ちさせたりする効果があります。

「何色に使うといいの？」そんな疑問を持つ方もいるでしょう。特にムラシャンがおすすめなのがブリーチをしている髪。ブリーチ１回以上から、ムラシャン効果が期待できます。金髪やベージュ系、アッシュ系のカラーにも◎
日本人の髪には黄色い色素が多く含まれているので、ヘアカラーが抜けていくと黄ばんだ色みになってしまうことが多いです。でも、ムラシャンを使えば、髪が黄色っぽく退色してしまうのを防ぐことができます。インナーカラーなどの部分的なヘアカラーにも有効です。

こちらの＠unami_kitamiさんの写真のように、色落ちしてからムラシャンを使って紫色の色素を入れることで、髪の黄ばみを目立たなくさせることができます。まるで染めたてのようなヘアカラーに仕上げることができちゃいますよ。
＠unami_kitamiさんのインスタグラム投稿では、ムラシャンを使った際のビフォーアフター動画を見ることができます。こちらもぜひチェックしてみてください。

ちなみに、カラーをしていない黒髪にはムラシャンの効果はありません。逆に染料による負担で髪に負担がかかり、きしんでしまう原因にもなりますので、ヘアカラーをしていない方はムラシャンを使わないようにしましょう。

まずは基本から！ムラシャンの使い方と順番、タイミングをチェック

ここまで読んで、「気になる！」「使ってみたい！」と思った方もいるのでは？Yahoo!知恵袋でも「正しい使い方が知りたい」「いつ使うの？」「何分くらい置いたらいいの？」などの相談がされています。ここからは、ムラシャンの使い方を詳しく紹介していきますので、正しいやり方をマスターしてくださいね。

＜使い方＞

1. ぬるま湯で予洗いする
   
2. ムラシャンを泡立ててもみ洗いする
   
3. 放置して泡パックする
   
4. 洗い流す
   
5. トリートメントをつけて流す
   
6. しっかり乾燥させる

各工程をくわしくみていきましょう

1．ぬるま湯で予洗いする

まずはぬるま湯でしっかり予洗いします。ムラシャンの効果を得るために、頭皮や髪の汚れをしっかりと落としておくことが大切です。ここで、普通のシャンプーを使って洗ってもOKです。

2．ムラシャンを泡立ててもみ洗いする

次にムラシャンを手に取って、ぬるま湯を少量加えて泡立てていきます。泡が髪全体に行きわたったら、普通のシャンプーと同じ要領で、やさしく洗ってください。色素を入れるイメージでもみ込むように洗いましょう。泡立てずにいきなり髪に直塗りするのはNGです。

3．放置して泡パックする

泡をしっかりもみ込んだら、そのまま放置して泡パックします。泡を髪の毛につけたまま、5～10分程度放置すると色素が浸透しやすいです。

4．洗い流す

泡パックが終わったら、ムラシャンをしっかりと洗い流します。色移りを防止するためにも、十分すすいでください。

5．トリートメントをつけて流す

ムラシャン使用後は、いつものヘアケアと同じようにトリートメントをつけましょう。その後、洗い流します。

6．しっかり乾燥させる

まずタオルで水分を取り、そのあとドライヤーで髪を乾かします。タオルドライの際は、ゴシゴシと力を入れないように、ポンポンとたたくようにして水分を取ってくださいね。

ムラシャンの使い方を紹介している＠yuritsuzzy.artさんの動画も参考にしてみてください。

ムラシャンのさらに効果的な使い方が知りたい！

さきほどムラシャンの基本的な使い方を紹介しましたが、さらに効果的に使うためのポイントも紹介します。

<ムラシャンの効果的な使い方>

• 髪の水分をしっかりふき取ってから使用する
  
• たっぷり使用する
  
• 泡パックは必ずするのがおすすめ

それぞれみていきましょう。

・髪の水分をしっかりふき取ってから使用する

最初に予洗いをしますが、このとき濡れたままの状態でムラシャンを使うと、シャンプーが薄まってしまいます。予洗い後にタオルドライすることで、よりしっかりと色づきますよ。

・たっぷり使用する

ムラシャンは普通のシャンプーよりも多めに使用するのがおすすめ。いつもの2～3倍程度使うイメージです。

・泡パックは必ずするのがおすすめ

さきほど紹介したように、ムラシャンをしっかり泡立てたあとは5～10分程度放置して泡パックしましょう。「数分放置するのはめんどくさい…」と早めに流したくなる方もいるかもしれませんが、放置することで色素が浸透していくので、泡パックは必ず行いましょう。放置中にシャワーキャップをして湯船で温まるなどして、放置時間をキープしてもいいですね。