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Lifestyle
【熟年セックス】何歳まで?熟年夫婦の夜の営みやいつまでも楽しむためのコツ
セックスレス夫婦が増えていますが、中年・熟年夫婦は何歳まで夫婦生活があるのか気になる人も多いはず。今回は、熟年夫婦の夜の営みはいつまであるのか、熟年夫婦の性生活について解説します。あわせて、夫婦がセックスを卒業する理由や熟年セックスをするメリット、いつまでも夫婦生活を楽しむためのコツなども紹介します。
何歳まで?熟年夫婦のセックスはいつまでする?
「夫婦生活の平均は何歳までなんだろう?」と気になる人も多いでしょう。
日本性科学会セクシュアリティ研究会の調査では、実際に夫婦生活がなくなる平均年齢は、男性52.9歳、女性50.6歳という結果が出ています。
また、街コンや婚活パーティーなどのイベントを主催する「e-venz」が行った、夫婦に関するアンケートの結果によると、50代で夫婦の営みがあると答えたのは93名、なしと答えたのは250名でした。60代においても同様にセックスをしないと答える割合が高くなっています。
しかし、夫婦の営みに関して、「毎日忙しくて早く寝たいから30代までで十分」という考えがある一方で、「50代でもしたい」という意見も意外と多いようです。
夫婦の夜の営みに何歳までという明確な決まりなどなく、中高年以降の夫婦生活はそれぞれの夫婦の関係で異なるものだといえます。
出典:e-venz|夫婦の営みの頻度は?何歳まで?気になる夫婦事情
出典:メディカルトリビューン|中高年夫婦の7割がセックスレス
【夫側の理由】 熟年夫婦がセックスを卒業する理由
近年では夫婦間のセックスレスが話題となっていますが、熟年夫婦がセックスを卒業する理由は何なのでしょうか。まずは、夫側の理由を見てみましょう。
<夫がセックスを卒業する理由>
- 子作りが終わったから
- 妻に色気を感じなくなったから
- 中年・中高年になって体力が衰えたから
- 断られるのが嫌で誘わなくなったから
それぞれ詳しく紹介します。
・子作りが終わったから
子作りが終われば妻を抱く義務はなくなると考える夫もいるのだとか。「子どもができたことで、これまで妻のタイミングに合わせた義務感のあるセックスがなくなってホッとしています」(44歳・男性)と思う夫もいるようです。
・妻に色気を感じなくなったから
年齢を重ねるにつれ、妻を性の対象として見られなくなり、セックスがなくなることも。
夫の意見として「昔は妻が魅力的だったけど、マンネリが進んだせいかドキドキしなくなり自然にセックスがなくなった」(49歳・男性)、「セックスするなら妻みたいな熟女よりも若い子がいい」(61歳・男性)などがあるようです。妻を女性としてではなく家族としてとらえる時間が長くなり、色気を感じなくなるという人もいます。
・中年・中高年になって体力が衰えたから
40~50代の中年になると、体力の衰えやED(勃起不全・勃起障害)が原因でセックスに積極的になれず、自然と卒業する人もいます。
「EDを妻に打ち明けられないまま何度か適当に断ったことで、妻が傷つき、そこからセックスがなくなった」(65歳・男性)という声もありました。
・断られるのが嫌で誘わなくなったから
妻にセックスを断られたことがトラウマとなり、そこからセックスに誘えずいつの間にか卒業することも。
「妻を誘ったらとても嫌な顔で断られたのが地味に傷つきました。そこからもう傷つきたくなくて一度もエッチはしていません」(44歳・男性)という声も。
夫婦間のセックスに対する考え方の違いもセックスの卒業に関係しているようです。
【妻側の理由 】熟年夫婦がセックスを卒業する理由
続いて、妻側のセックスを卒業する理由を見ていきましょう。
<妻がセックスを卒業する理由>
- セックスが心地よくなくなったから
- 夫を男性として見られなくなったから
- 自分の時間を大切にしたいから
- セックスに興味がなくなったから
それぞれ詳しく紹介します。
・セックスが心地よくなくなったから
女性の場合も、加齢にともなう体の変化が卒業の原因のひとつにあげられます。「濡れにくくなったからか、気持ちいいと思わなくなり、何回か断るうちに誘われなくなりました」(49歳・女性)との声も。
若いときよりも濡れにくくなったり、性交痛を感じたりとセックスに心地よさを感じなくなる人は少なくないようです。
・夫を男性として見られなくなったから
妻も、結婚生活が長くなると夫に性的魅力を感じなくなるようです。夫の容姿や体型が変わったことだけでなく、夫を性的対象として見るのが恥ずかしくなり、セックスがなくなることも。
「だらしない体型になった夫にはドキドキしないし、抱かれたいと思いません」(57歳・女性)という意見もありました。
・自分の時間を大切にしたいから
セックスを卒業する理由に、セックスよりも自分の時間を大切にしたいという思いもあります。「これまで家事育児はほぼ1人でがんばってきたので、夫とセックスするくらいなら自分の時間に使いたいです」(54歳・女性)など、これまでの夫婦関係が影響している人もいるようです。
・セックスに興味がなくなったから
年齢とともにセックスに興味がなくなることもあります。「夫のことは好きだけど、家事育児、仕事と忙しくしていたらだんだんセックスに興味がなくなり、いつの間にか夫婦生活もなくなりました」(56歳・女性)という声も。
熟年夫婦の夜の営みはいいこと満載!熟年セックスのメリット
しかし、熟年夫婦だからといってセックスをしないのはもったいない!熟年夫婦にもセックスで得られる大きなメリットがあるのです。ここからは、熟年夫婦がセックスをするメリットを解説します。
<熟年夫婦がセックスをするメリット>
- いつまでも愛情を感じられる
- 相手の温もりを感じることで安心する
- コミュニケーションがとれる
- 気分がすっきりする
それぞれ見ていきましょう。
・いつまでも愛情を感じられる
「日常的に感謝の言葉はくれますが、セックス中にくれる言葉が一番愛を感じます」(51歳・女性)との声があるように、セックス中の愛の言葉やスキンシップがあってこそ、愛情を感じられると思う夫婦は多いでしょう。
中高年になると挿入や射精、絶頂に達することが難しくなる人も増えます。形だけにとらわれず、じっくりと抱き合いながら気持ちを通わせていけたらいいですね。
・相手の温もりを感じることで安心する
肌同士がふれあうセックスは、相手の温もりを感じて安心できるもの。セックスをすると、愛情ホルモンといわれるオキシトシンが分泌されます。また、ストレスホルモンの一種のコルチゾール値も下げる効果があり、精神的な安定につながるのです。
「熟年夫婦になると、体の衰えから最後までエッチできないことも増えたけれど、夫と抱き合って温もりを感じるだけで心が満たされます」(61歳・女性)という声もありました。
・コミュニケーションがとれる
セックスが日常的にある夫婦は、会話や2人で過ごす時間が多いので、いい関係が続くようです。「これまでは4~5カ月に1回くらいのセックスだったのが、子どもが巣立ってからセックスが増えました。そのせいか、前よりも夫婦仲がいい気がします」(52歳・男性)との声も。
子どもがいるうちは、セックスの時間をとるのが難しいこともあり、コミュニケーション不足になる夫婦も。しかし、子どもが独立した熟年夫婦なら、周りを気にせずセックスできる環境になっている人も多いでしょう。
・気分がすっきりする
人間の三大欲求は、食欲、性欲、睡眠欲です。これらは、シニア世代であっても満たされないとストレスがたまります。セックスは性欲の発散だけでなく、適度な疲労感から睡眠の質の向上にもつながるので、翌朝の体や気分をすっきりさせるのに効果的です。
「仕事であった嫌なことも妻と愛し合うことで忘れられ、気持ちが前向きになります。その後の寝つきもいいので、心身ともにすっきりできている気がします」(55歳・男性)との声もありました。
熟年夫婦のセックスの楽しみ方って?
セックスは、お互いの思いやりが大切です。ここからは、熟年夫婦のセックスの楽しみ方を解説します。
<熟年夫婦のセックスの楽しみ方>
- お互いを思いやる
- きちんと会話をして思いを伝える
- 激しいセックスでなくてもOK
- シチュエーションを変えてみる
それぞれ見ていきましょう。
・お互いを思いやる
お互いの気持ちが大きく関わるセックスにおいて、思いやりはとても重要。「夫は私のタイミングを見極めるのが上手なので、いつもスムーズにセックスができています。」(48歳・女性)という声もあり、お互いの体調や都合などを配慮できる夫婦は、いつまでもセックスを楽しめているようです。
熟年夫婦だけでなくどの世代でも、夜の営みは気持ちがのらないと積極的にしたいと思えないもの。自分だけの欲を押しつけるのではなく、相手の気持ちやタイミングを大事にしながらセックスを楽しみましょう。
・きちんと会話をして思いを伝える
女性は年齢を重ねると性交痛が強くなる場合も。セックス中に痛みがないか、我慢していないかなどお互い思いを伝え合うことが大切です。
「性交痛があると素直に伝えたら夫が潤滑ゼリーを用意してくれました。おかげで、熟年夫婦でも無理なく性行為を楽しめています。」(59歳・女性)という声も。
挿入にこだわりすぎず、抱き合うだけでもお互いの愛は十分伝わるでしょう。
・激しいセックスでなくてもOK
雰囲気を盛り上げようと、激しいセックスにこだわる必要はありません。「熟年夫婦のエッチでは射精のことが気になりますが、スローセックスでもゆっくり愛を確かめ合えることがわかり、夫婦で満足しています」(64歳・男性)との声もありました。
高齢セックスには、挿入や射精にこだわらないスローセックスがおすすめです。体にも負担がかかりにくく、ゆっくりと愛を深められるでしょう。
・シチュエーションを変えてみる
セックスをマンネリ化させないためには、シチュエーションを変えてみるのがおすすめ。セクシーな下着にしたりラブグッズを使用したりするのもいいでしょう。
「エッチはほとんど自宅ですが、たまにラブホテルを利用しています。大胆になれるからかいつもより満足度が高いです。」(52歳・女性)という意見も多く、旅行先やラブホテルなど、普段と場所を変えてセックスを楽しんでいる夫婦もいるようです。
いつまでもセックスを楽しむために取り入れたいこと
セックスは、夫婦が納得すれば何歳になってもできるもの。ここからは、いつまでもセックスを楽しむために、中高年の夫婦生活で取り入れたいことを見ていきましょう。
<いつまでもセックスを楽しむために取り入れたいこと>
- スキンシップを欠かさない
- 自分磨きを怠らない
- 心に余裕をもつ
それぞれ解説していきます。
・スキンシップを欠かさない
普段からスキンシップがないのに、いきなりセックスするのは難しいもの。ハグをしたり手をつないだり、2人でゆっくり話す時間を作ったりするなど、普段からスキンシップを大切にしていれば、自然とセックスしたいと思える雰囲気につながるでしょう。
・自分磨きを怠らない
長年いっしょにいると、すっぴんばかりで、だらしない姿を見せてしまうことも多くなるかもしれません。しかし、パートナーにいつまでも異性として見てもらうためには、自分磨きもやはり大切。
パートナーに魅力的に思ってもらえるよう、無理のない範囲でダイエットをしたり、メイクやファッションを変えてみたりして、自分の魅力を高めましょう!
・心に余裕をもつ
心に余裕がなければセックスは楽しめません。いつも何かに追われていると私生活とのバランスが崩れて性欲がなくなってしまうことも。また、セックスに対して、どちらかだけが我慢している場合もストレスがたまってしまいます。
2人が楽しめて、満たされるセックスをするには、時間の使い方を考えたりお互いの気持ちを大切にしたりすることも考えてみましょう。
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2人の兄妹を育てる30代ママです。元気いっぱいな2人のおかげで、バタバタしつつも毎日楽しく過ごしています。趣味は野球観戦、甘いものを食べること、ゆるーく宅トレをすることです。