出典:@ mestinmaniaさん

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夏の風物詩「水ようかん」の魅力に迫る!

夏になると、和菓子屋さんなどでよく見かける水ようかん。どれも見ために変わりはなく、地味なイメージを持つ方もいるのでは?しかし、食べ比べてみると味や食感の違いに驚くはず!今回は都内の名店や、福井にまつわる水ようかんのエピソード、手作り水ようかんのレシピをご紹介します。

■水ようかんとようかんは何が違うの?材料?

出典:photoac

ようかんの材料は、小豆、砂糖、寒天のみ。水ようかんも同じ材料でできています。両者の違いは水分量です。名前の通り、水ようかんの方が水分を多く含みます。水ようかんは水分が多いだけあって、ようかんよりもカロリーが低いようです。
まったり濃厚なようかんは寒い時期、つるっと滑らかな水ようかんは暑い時期に食べるイメージがありますよね。しかし、元々水ようかんは冬の食べ物だったのです。
おせち用のデザートとして用いられることが多かったのですが、いつしか夏の食べ物となりました。今でも福井や京都など一部地域で冬に食べる習慣があります。

■夏の風物詩だが福井では冬に食べるのはなぜ?

一般的にはこたつにみかんですが、福井ではこたつに水ようかんが定番。なぜ冬に食べるのでしょうか。

・どうして福井では冬に?

ようかんに比べ、水ようかんは糖度が低く日持ちしにくいのが特徴。昔は冷蔵庫が普及していなかったため、夏場に水ようかんを食べるのは難しかったという背景があります。
福井は雪が降りますが水ようかんが凍るほど気温が下がらないため、保存しやすいのです。このような気候から、水ようかんが冬に作られるようになったと言われています。
冷蔵庫が普及した現在でも、福井では水ようかんは冬に食べるものとして定着。11月~3月にかけて水ようかんが製造・販売されています。それ以外の期間は販売されていないので、要注意!
お店ごとに食感や甘さが異なるため、食べ比べしてみるのも楽しいですね。また、水ようかんに付属のヘラもお店によって個性があるので、ぜひチェックしてみて♡

・福井の冬の名物「水ようかん」の名店

出典:@ fukusienneさん

福井県福井市にある『えがわ』の水羊かんは福井でも有名な水ようかんのひとつ。このお店が水ようかんの広告を出し始めると、他のお店も販売を始めるのだとか。パッケージに切り目が入っているので、ヘラですくうだけでOKです。
公式サイトから直接お取り寄せができるので、気になる方は注文してみて。また、全国各地で出張販売をすることもあるので、ホームページをチェックしてみてくださいね。

出典:@ to_kei_yumeさん

福井県福井市にある『久保田』の水羊かんは、注文を受けてから一釜ずつ丁寧に炊き上げています。そのスタイルは創業当初から変わらないのだとか。懐かしいおばあちゃんの味を思い出して、ふと食べたくなる人も少なくないようです。
こちらの水ようかんもそこに切り目がついているので、ヘラですくいましょう。公式サイトからお取り寄せOKです。通常のA4サイズだけでなく、食べきりサイズも販売されているので、気軽に試せますね!

出典:@ pigumon88さん

福井県越前市にある『栄雲堂』の丁稚羊かんは、数ある水ようかんの中でも高級な部類に入るのだとか。昔ながらの紙のパッケージに水ようかんが詰められています。
かなり柔らかく、くちどけも滑らか。販売を心待ちにしている人も多いようです。こちらのお店もお取り寄せが可能。ぜひ試してみて!

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