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金木犀の育て方!初心者でも簡単♡正しい方法や知っておくべきこと

出典:「美夜子のtokidoki日暮し綴り Powered by Ameba」

Lifestyle

金木犀の育て方!初心者でも簡単♡正しい方法や知っておくべきこと

オレンジ色の小さな花をたくさん咲かせ、辺りにその香りを漂わせる金木犀(きんもくせい)。金木犀の甘く芳醇な香りで、秋の訪れに気づかされることもあるのではないでしょうか。日本では、庭木としても人気が高く、シンボルツリーとして庭に金木犀を植えている家も少なくありません。今回は、人々を優しい気持ちにさせる樹木、金木犀の育て方を紹介していきます。

さっそく、金木犀の特徴や選び方、植え方から見ていきましょう。
 

■懐かしい香りがする!金木犀ってどんな樹木?

出典:photoAC

金木犀とは、オレンジ色の花を咲かせる小高木樹です。大きくなると10mほどにもなるようですが、日本では公園や庭先などに観賞用として栽培されています。
学校帰りなどに道を歩いていると、金木犀の香りが漂っていたという記憶がある方もいるかもしれませんね。

開花時期は9月中旬~10月下旬ころ。9月に一度花が咲き、散ったかと思うともう一度咲く二分咲きなどもあります。その香りに魅せられる人も多くいますが、金木犀の開花時期はわずか一週間ほど。短い期間にも関わらず、人々の心を強くとらえているのは、その香りの芳醇さゆえですね。
 

■金木犀の選び方と植え方は?

出典:photoAC

金木犀は、購入先としてホームセンターや園芸店など、身近なお店で購入できる樹木です。ここからは、金木犀の選び方と植え方について見ていきましょう。
 

・金木犀の苗の選び方

金木犀は、まだ若いうちは花をつけません。金木犀の苗を選ぶ際は、開花できる樹齢の苗木を選ぶのがポイントです。おすすめは、高さが50~120cm、幹の太さが1.5~2cmほどの苗を選びましょう。鉢植えにする場合にも、この高さが最適です。
 

・植える時期

金木犀を植える時期は、夏と冬を避けた3~4月もしくは10~12月がおすすめです。金木犀は寒さが苦手な樹木なので、秋に購入した苗は本格的に寒くなる前に植えましょう。
 

・金木犀を植えるのに準備するもの

鉢植えにする場合は、苗木より一回り以上大きな鉢(8号以上)を用意しましょう。

鉢の底にしくネット
底石
赤玉土
腐葉土
元肥

も必要です。
地植えにする場合も、土壌に養分をプラスするため堆肥や腐葉土の用意をおすすめします。
 

・植え方(地植え)

丈夫で育てやすい植物として人気の金木犀は、水はけのよい酸性の土で元気に育ちます。地植えでも鉢植えでも育てることができるので、植えたい場所によって育て方を変えましょう。

地植えで育てるなら、苗木の植えつけは夏と冬を避け、春か秋に行うのがベスト。

まず、日当たりの良い場所を選び、有機肥料と腐葉土を混ぜ合わせ土を作ります。
苗よりも一回り大きな穴を掘り、苗を植えたら周りを土で埋めます。
水やりをしたら土を固めながら苗を固定しましょう。

肥料は、有機肥料や草木灰などを2~3月頃に与えると効果的です。
 

・植え方(鉢植え)

ベランダなどで気軽に小さく育てたいなら、鉢植えがおすすめです。鉢植えにすることで、大きくなりすぎず、木がまだ小ぶりなうちから花が楽しめるというメリットがあります。

金木犀を鉢植えにする際には、小さな鉢ではすぐに根がいっぱいになってしまうため、8号以上の植木鉢を用意しましょう。

まず、鉢の底に鉢底石を敷き詰め、赤玉土と腐葉土を7:3ほどの比率で混ぜ合わせた土を半分ほど入れます。
苗を植えたら水やりをし、足りない土を足しましょう。
苗をしっかり固定するのもお忘れなく。

肥料は、2月・5月と開花前の8月~9月に、有機肥料や化成肥料を与えると効果的です。
 

・育ってきたら剪定も必要、その時期とやり方について

金木犀は、大きく育ってから一気に剪定すると木が弱ってしまうこともあるよう。育つスピードが速いため、こまめに剪定してあげるのがおすすめです。
剪定は、秋の開花時期から冬の間を避け、春の新芽が出る前の3月頃行います。剪定することで光が入りやすくなり、すっきりとした枝ぶりを楽しめるでしょう。
 

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