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【加湿器の掃除の仕方】クエン酸で水垢もスッキリ!お手入れ手順や汚れ防止も

出典:PIXTA

Lifestyle

【加湿器の掃除の仕方】クエン酸で水垢もスッキリ!お手入れ手順や汚れ防止も

部屋の乾燥を防げる加湿器は、風邪やウイルス対策にも有効なアイテム。しかし、掃除を怠ると、水垢やカビが発生してしまう場合があります。そこで今回は、クエン酸を使った加湿器の掃除方法をピックアップしました。さらに、掃除をする上での詳しい手順や注意点、汚れを防止する加湿器の使用方法までご紹介します。

そもそもどうして汚れるの?加湿器の汚れの原因

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加湿器の汚れは、以下が主な原因です。

・水垢

加湿器はタンクに水を入れて使用しますが、ほとんどの製品が水道水を使うことを推奨されています。ミネラルウォーターや浄水とは違い、水道水には殺菌・消毒作用がある“カルキ”と呼ばれる塩素が含まれており、カビや雑菌の繁殖を抑えてくれるからです。
しかし、水道水はミネラル成分であるカルシウム・マグネシウムも含んでいます。加湿器を使うことで水分のみが蒸発し、カルキやミネラル成分が水垢に。この水垢が石化して、タンクやフィルターに白い塊が発生するのです。

・カビや細菌

加湿器は、タンクに水を張って使用するものなので、タンクやフィルター、トレイは常に湿った状態です。そのため、定期的に清掃しないと細菌やカビが発生する可能性大。
カビや細菌が発生すると、悪臭の原因につながります。

・ホコリ

フィルターはホコリがたまりやすい部分です。フィルターにたまったホコリをそのまま放っておくとカビが発生する場合もあるので、こまめにチェックしましょう。

危険!加湿器の汚れをそのままにしておくととどうなる?

加湿器の汚れをそのまま放っておくと、さまざまなリスクが生じます。まず、水垢がたまると部品間の隙間から漏水し、加湿器の電源を入れた際に火災につながる可能性があります。
さらに、ホコリなどの汚れを放置することで、水垢やカビ、細菌が発生し、健康を害しかねません。くしゃみや鼻水といったアレルギー症状、咳やぜん息、気管支炎、発熱や頭痛、下痢などを引き起こす可能性も。
これらは、汚れたままの加湿器を使用したときに発生する粒子を吸ってしまうことで、レジオネラ菌に感染して現れる症状です。レジオネラ菌は水温が20~50度前後の汚染された水で繁殖しやすい菌のため、こまめに掃除することでこれらのリスクを防げます。

加湿器の掃除にはクエン酸が有効!

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汚れ落としに便利なアイテムとして有名なクエン酸と重曹。「この汚れにはどっちを使ったらいいの?」と迷うこともあるでしょう。クエン酸はアルカリ性の汚れを落とすことが得意で、重曹は酸性の汚れ落としに適しています。
カルキが原因でできてしまった水垢はアルカリ性の汚れのため、クエン酸がぴったり。ドラッグストアなどで手軽に購入でき、濃度の調整もカンタンな点が魅力です。
自宅にクエン酸がないときは、洗浄力は落ちますが、お酢やレモン汁で代用することもできます。

それでは、ここからクエン酸を使った加湿器の掃除方法をみていきましょう。

【必要なもの】クエン酸を使った加湿器の掃除方法・お手入れ方法

クエン酸を使った加湿器の掃除の際に必要なアイテムは以下の通りです。

<クエン酸を使った加湿器の掃除に必要なもの>

  • ・クエン酸
  • ・ぬるま湯
  • ・バケツ
  • ・ブラシ
  • ・雑巾
  • ・掃除用手袋

上記の6アイテムについて、詳しくみていきましょう。

・クエン酸

スーパーやドラッグストアなどで売られている、粉末状のクエン酸を用意しましょう。

・ぬるま湯

加湿器のパーツを浸す水は、40度程度のぬるま湯がベター。冷たい水でも可能ですが、ぬるま湯のほうがクエン酸を溶かしやすく、汚れも落としやすいのです。

・バケツ

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加湿器の各部品を浸すバケツを用意します。各部品が浸るぐらいの大きめのバケツがおすすめです。

・ブラシ

浸した加湿器の各部品をこすり洗いするときに使用します。部品を傷つけにくい柔らかい素材のブラシを選びましょう。また、細かい部品には歯ブラシもおすすめです。

・雑巾

つけ置きした部品を洗い流した後、拭きあげるための雑巾です。清潔なものがいいでしょう。

・掃除用手袋

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手荒れ防止のための手袋を用意しましょう。クエン酸は正しく利用すると安全なアイテムですが、皮膚のたんぱく質を破壊する作用もあるので、素手で扱うと手がガサガサになることがあります。
水を通さないゴム手袋がおすすめです。

【手順】クエン酸を使った加湿器の掃除方法・お手入れ方法

ここからは、加湿器の水垢の落とし方を順にご紹介します。軽い汚れのみの場合は、クエン酸を溶かしたぬるま湯や水で洗いましょう。汚れがひどいときは、以下のようなつけ置き洗いがおすすめです。

<クエン酸を使った加湿器の掃除の手順>

  1. ホコリを拭き取る
  2. タンクやフィルターを水洗いする
  3. クエン酸液をつくる
  4. クエン酸につけ置きする
  5. ブラシで汚れを落とす
  6. 水ですすぐ
  7. 乾拭きする
  8. しっかり乾かす

上記の8つの手順について詳しく説明します。

・1.ホコリを拭き取る

まず、感電防止や故障を防ぐために、加湿器の電源を切りましょう。そして、加湿器の周りについた汚れやホコリを軽く拭き取ります。特にフィルターはホコリがつきやすいので、水洗いする前に軽く取っておくとよいでしょう。

・2.タンクやフィルターを水洗いする

加湿器のタンクやフィルターなどの部品を本体から外し、水洗いをします。製品によって洗い方もさまざま。水洗いできない部品もあるので、必ず製品に付属している取扱説明書を読み、確認しましょう。

・3.クエン酸液をつくる

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バケツに張った40度程度のぬるま湯に、粉末のクエン酸を溶かしてクエン酸液をつくります。クエン酸液の濃度の目安は、ぬるま湯1Lに対し、クエン酸大さじ1です。

・4.クエン酸につけ置きする

バケツにクエン酸液を張り、タンクやフィルターなどの各部品を浸しましょう。つけ置き時間は、30分~2時間が目安です。

・5.ブラシで汚れを落とす

バケツから部品を取り出し、ブラシでこすり洗いをします。部品を傷つけないよう、力を入れすぎないのがポイント。フィルターや細かい部分は、歯ブラシを使ってこするようにしましょう。

・6.水ですすぐ

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ブラシでこすり洗いをした部品をよく水ですすぎます。クエン酸水が入ったまま加湿器を運転すると故障の原因にもなるので、クエン酸や汚れが部品に残らないよう丁寧に洗い流しましょう。

7.乾拭きする

しっかりと水洗いした後、濡れている部品を雑巾で乾拭きします。

8.しっかり乾かす

乾拭きだけでは、部品の細かな隙間に水滴が残っている可能性があるので注意が必要です。水滴が残ったままだと故障の原因になることも。乾拭きした部品を、風通しのよい場所でしっかり乾かしましょう。
また、日差しの強い日に直射日光の当たるところで乾かすと部品が変形することもあるので、日陰で乾かすようにしてください。

【保管方法】クエン酸を使った加湿器の掃除方法・お手入れ方法

出典:PIXTA

加湿器を使わないときのおすすめの保管方法をご紹介します。

<加湿器の保管方法>

  • ・水分が残ったまま保管はNG
  • ・ホコリが入らないよう密閉する
  • ・購入時の箱を利用する

次に使うときに困らないよう、以下で確認していきましょう。

・水分が残ったまま保管はNG

水分が残ったままの部品をそのまま加湿器に装着すると、カビや細菌が繁殖し、故障やサビの原因になってしまいます。せっかくお手入れしたのに水分が残っていると、次に使うときにまたカビや細菌が繁殖した加湿器を使うことになるかもしれません。

・ホコリが入らないよう密閉する

ポリ袋に入れてホコリが入らないように密閉し、湿気が少ないところに保管しましょう。手入れする手間が省け、次に使うときにスムーズです。

・購入時の箱を利用する

購入時の箱を利用するのもおすすめです。箱をみるだけで中身がわかるので、次に使うときに便利でしょう。

加湿器の掃除をクエン酸でするときに気をつけることは?

ここからは、クエン酸で加湿器を掃除するときに注意したいポイントをピックアップしていきます。

<気をつけること>

  • ・取扱説明書を確認する
  • ・クエン酸液は濃くしすぎない
  • ・長くつけ置きしすぎない
  • ・汚れが落ちないときは頻度を高めて繰り返し行う
  • ・手荒れに注意

上記の5つのポイントを詳しく説明します。

・取扱説明書を確認する

まず、お手入れの際にクエン酸を使える加湿器かどうかを確認しましょう。加湿器によってはクエン酸を使えないこともあります。掃除を始める前に、製品に付属している説明書をよく読むことが大切です。

・クエン酸液は濃くしすぎない

水垢やカルキ汚れにはクエン酸が有効ですが、落ちない場合もあります。だからといってクエン酸液の濃度を濃くすると洗浄力は高まりますが、部品を傷める可能性も。汚れがひどくてもクエン酸の入れすぎは避けましょう。

・長くつけ置きしすぎない

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クエン酸液に長くつけすぎることも部品を傷める原因になります。必要以上につけ置きしないよう、時間に注意しましょう。

・汚れが落ちないときは頻度を高めて繰り返し行う

加湿器の水垢がひどく、1回のクエン酸洗浄で取れない場合は、繰り返し洗浄するのがおすすめ。特にフィルター部分は汚れがつきやすい部分。フィルター掃除を怠り、汚れが落ちない場合は、繰り返し行うことで徐々に汚れを落とすことができます。

・手荒れに注意

クエン酸は手軽に購入でき、安心して使用できるアイテムですが、皮膚に付着すると手がガサガサに荒れる可能性があります。手荒れ防止のために、ゴム手袋をはめましょう。

加湿器の汚れを防止する方法はある?

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最後に、加湿器をできるだけきれいに使用するために、汚れを防止する方法をご紹介します。

<汚れ防止法>

  • ・加湿には水道水を使う
  • ・毎日水を入れ替える
  • ・こまめに水洗いする

上記の3点について詳しく説明します。

・加湿には水道水を使う

加湿器には、浄水ではなく水道水を入れることがポイントです。水道水にはカルキが含まれており、殺菌や消毒などの作用があります。浄水するとカルキまで除去してしまうことになるため、浄水器を通さない水道水の使用がおすすめです。

・毎日水を入れ替える

タンクの水を入れ替えず使用すると、雑菌が繁殖し、カビが発生しやすい状態になります。タンクに残った水は捨て、毎日入れ替えるようにしましょう。
特にしずく型や丸型などに多い超音波加湿器は、熱ではなく振動で霧をつくるので、カビが発生しやすい環境。より頻繁に手入れを行うことが大切です。

・こまめに水洗いする

毎日新しい水をタンクに入れる前に、少量の水で洗ってぬめり取りを行いましょう。臭いが気になる場合は、過酸化ナトリウム(酸素系漂白剤)で除菌すると効果的です。

加湿器の掃除はクエン酸がおすすめ!スチーム式・気化式・超音波式・ハイブリッド式に使えてピカピカに!

今回とりあげたクエン酸を使った加湿器のお手入れ方法は、スチーム式、気化式、超音波式、ハイブリッド式に使えます。ドラッグストアで手軽に手に入れることができるクエン酸。加湿器のクエン酸清掃をマスターして、カビや細菌、ホコリによるリスクを気にしない快適な生活を手に入れましょう。

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男の子と女の子の双子を育てる2児ママです。ファッションやメイク、雑貨など、かわいくておしゃれなものが大好き!わくわくが続く日々を過ごすために、育児や趣味、仕事に励んでいます☆

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